この章の内容は次のとおりです。
Oracle Fusion Applicationsは、スクリーン・リーダーなどの支援技術製品をサポートし、マウスのかわりにキーボードを円滑に使用できるようにします。Oracle Fusion Applicationsで使用できる一般的なアクセシビリティ機能の詳細は、http://www.oracle.com/us/corporate/accessibility/assistive-tech-oracle-html-wp-163157.pdfを参照してください。
ここで説明する一部のアクセシビリティ機能は、次のとおりです。
ナビゲーション・リンクのスキップ
追加のロールおよび状態ラベル
独立表示
コンテンツ変更のお知らせ
ドラッグ・アンド・ドロップの代替
「コンテンツにスキップ」リンクを使用して、リージョン領域やローカル領域など、グローバル領域の直後にページのメイン・コンテンツにナビゲートできます。
スクリーン・リーダー・モードでページにアクセスすると、メニュー、リージョン領域、ローカル領域のペインなどの各種のユーザー・インタフェース・コンポーネントのラベルに、ロールおよび状態ラベルが追加されます。これらの追加のラベルには、項目の目的と現在の状態に関する情報が表示されます。いくつかの領域では、ロールおよび状態情報に、Web Accessibility Initiative - Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA)標準が利用されています。
スクリーン・リーダー・モードで開かれたメニューまたはダイアログ・ボックスは、閉じられるまで、開いているコンポーネント上で独立して表示されます。また、独立したダイアログ・ボックスでは、無効なデータが入力されたフィールドなど、エラーのあるユーザー・インタフェース要素が特定および表示されます。
スクリーン・リーダー・モードでは、WAI-ARIAのライブ・リージョンを使用してアプリケーションにおける変更点をお知らせします。たとえば、ダイアログ・ボックスを開閉したときに、部分的なコンテンツの表示、進行状況インジケータの進み具合、メニューやダイアログ・ボックスの状態の変化を聞くことができます。
ドラッグ・アンド・ドロップ操作が必要なページでは、別の操作方法もサポートしています。
Oracle Fusion Applicationsのアクセシビリティ・モードを選択するには、アクセシビリティのプリファレンスを使用します。グローバル領域で、「アクセシビリティ」アイコンをクリックするか、「プリファレンスの設定」→「アクセシビリティ」にナビゲートします。
使用できるプリファレンスは次のとおりです。
アクセシビリティ
カラー・コントラスト
フォント・サイズ
スクリーン・リーダー・モードでは、スクリーン・リーダーのユーザーとキーボードのみを使用するユーザーのために、ユーザー・インタフェース・コンポーネントを簡単に解釈できるようにします。
ハイ・コントラスト・モードは、ハイ・コントラスト対応のオペレーティング・システムやブラウザと互換性があります。たとえば、バックグラウンド画像とバックグラウンド・カラーの使用は、視覚的な情報が失われないように最適化されています。ただし、このモードは、ブラウザやオペレーティング・システムのハイ・コントラスト・モードを使用していないと効果を発揮できません。
大きいフォントのモードとともにハイ・コントラスト・モードも使用すると最も効果的です。
大きいフォントのモードは、大きいフォント・サイズをサポートするブラウザ、またはズーム機能を持つブラウザと互換性があります。大きいフォントのモードでは、テキストとユーザー・インタフェース・コンテナはサイズがスケーラブルです。
大きいフォントやブラウザのズーム機能を使用しない場合には、中フォントのモードを使用してください。テキストとユーザー・インタフェース・コンテナが一貫したサイズになり、明瞭な表示が得られます。
大きいフォントのモードとともにハイ・コントラスト・モードを使用すると最も効果的です。
キーボード・ショートカットにはアクセス・キーとアクセラレータ・キーがあり、これらを使用して処理を迅速に実行できます。たとえば、ショートカット・キーを使用して、ドキュメントの保存や、表内の次のレコード・セットへのフォーカスの移動を実行できます。これらのショートカットを使用すれば、マウスを使用せずに、該当するユーザー・インタフェース・コンポーネントに対するタスクを実行できます。
アクセス・キーは、特定のページで特定のユーザー・インタフェース・コンポーネントに割り当てられている文字です。たとえば英語で、「保存してクローズ」ボタンにはSの文字が割り当てられ、ボタン・テキストでは下線が表示されます。割当済コンポーネントに移動するには、割り当てられているアクセス・キーの他に少なくとも1つのキーを押す必要があります。押す必要があるキーの組合せはWebブラウザによって異なり、コンポーネントにフォーカスを移動するのみか、すぐに機能を実行するかによっても異なります。すべてのアクセス・キーは、デフォルト・モードでもスクリーン・リーダー・モードでも同じように動作します。
アクセラレータは、定義されたキーの組合せであり、使用しているブラウザとは無関係に移動や機能の実行に利用できます。一部のキーストロークは、デフォルト・モードまたはスクリーン・リーダー・モードに固有です。
Oracle Fusion Applicationsのアクセラレータは、次の場所で使用できます。
任意のページ
単純なユーザー・インタフェース・コンポーネント
表
ツリー
リッチ・テキスト・エディタ
カレンダ
次の表は、デフォルト・モードとスクリーン・リーダー・モードのどちらでも任意のページで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
ページでのフォーカス移動 |
|
ページのコンポーネント間でフォーカスを移動します。 |
コンポーネントでのフォーカス移動 |
矢印キー |
コンポーネントの項目間、たとえばメニューの項目間をナビゲートします。 |
項目のアクティブ化 |
|
フォーカスのある項目をアクティブ化します。たとえば、選択したボタンを押すか、リンクを開きます。 |
次の表は、各種の単純なユーザー・インタフェース・コンポーネントで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。説明で特記されている場合を除いて、アクセラレータが機能するには、対応するコンポーネントまたはサブコンポーネントにフォーカスがある必要があります。
コンポーネント | 機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|---|
アクティブなデータ |
アクティブなデータのダイアログ・ボックスを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [R] |
アクティブなデータがあるページで、スクリーン・リーダー・モードでのみ使用します。 |
選択リスト |
開く |
[Alt] + [↓] |
値リストを開きます。 |
選択リスト |
項目を選択 |
[Enter] |
値のリストでフォーカスのある項目を選択します。 |
選択リスト |
すべての項目を選択 |
[Ctrl] + [A] |
複数選択が許可されている場合に、値のリストですべての項目を選択します。 |
選択リスト |
最上位から現在位置までの項目を選択 |
[Ctrl] + [Shift] + [Home] |
複数選択が許可されている場合に、値リストで最上位からフォーカスがある位置まですべての項目を選択します。 |
選択リスト |
現在位置から最下位までの項目を選択 |
[Ctrl] + [Shift] + [End] |
複数選択が許可されている場合に、値リストでフォーカスがある位置から最下位まですべての項目を選択します。 |
コンテキスト・メニュー |
開く |
|
使用可能な場合に、たとえば表の行に対してコンテキスト・メニューを開きます。メニューには、選択した行に対して実行できる処理が表示されます。 |
ダイアログ・ボックス |
ダイアログ・ボックス間の切替え |
[Ctrl] + [Alt] + [W] |
開いているダイアログ・ボックス間でフォーカスを切り替えます。スクリーン・リーダー・モードで開くことができるのは一度に1つのダイアログ・ボックスのみであるため、スクリーン・リーダー・モードでは使用できません。 |
展開アイコン |
閉じているセクション、ペイン、領域を開く |
|
現在閉じている、または非表示になっているコンポーネントの一部、たとえばダッシュボードの領域や詳細セクションを開きます。 |
展開アイコン |
開いているセクション、ペイン、領域を開く |
|
現在開いているコンポーネントの一部、たとえばダッシュボードの領域や詳細セクションを開きます。 |
[Menu] |
連結解除したメニュー間の切替え |
[Ctrl] + [Shift] + [W] |
連結解除して開かれているメニュー間でフォーカスを切り替えます。メニューの連結解除は、スクリーン・リーダー・モードでは使用できません。 |
スプリッタ |
次のスプリッタにフォーカスを移動 |
[Ctrl] + [Alt] + [P] |
次のスプリッタにフォーカスを移動します。スプリッタは、ページ上の領域、たとえばリージョン領域とローカル領域の間の区切りです。 |
スプリッタ |
スプリッタを移動 |
矢印キー |
フォーカスのあるスプリッタを矢印キーの方向に移動します。たとえば、リージョン領域(左側)とローカル領域(右側)の間のスプリッタにフォーカスを置きます。次に、左矢印キーを使用すると区切りが左に移動し、ローカル領域のスペースが広くなります。 |
スプリッタ |
開く、閉じる |
[Enter] |
フォーカスのあるスプリッタに隣接している領域を開閉します。たとえば、リージョン領域とローカル領域の間のスプリッタを使用すると、リージョン領域の表示と非表示が切り替わります。 |
[Tab] |
削除 |
[Ctrl] + [Alt] + [F4] |
フォーカスのあるタブを削除します。ただし、タブの削除が許可されている場合です。 |
次の各キーボード・ショートカットは、特記されている場合を除いて標準の表にも、データが階層表示されるツリー表にも適用されます。
次の表は、デフォルト・モードのとき表の全体で使用できるキーボード・ショートカットのリストです。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
表のフォーカス |
[Tab] |
最初の列ヘッダー内に最初のフォーカスを置きます。 |
フィルタ |
[Enter] |
表の任意のフィルタ・セルにフォーカスがある状態で、現在の値に応じてフィルタを実行します。この機能は、ツリー表では使用できません。 |
すべての行を選択 |
[Ctrl] + [A] |
表の任意の場所にフォーカスがある状態で、表のすべての行を選択します。この機能は、表によっては使用できません。 |
次の表は、デフォルト・モードのとき列ヘッダーで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
フォーカスを移動 |
[←]、[→] |
列ヘッダー間でフォーカスを移動します。列グループが設定されている表の場合は、親の列から子の第1列に移動します。それ以降は、いずれかのキーを使用して子の列の間、またはグループが設定されていない次の列に移動します。 |
親と子の間を切替え |
[↑]、[↓] |
列グループで、親と子の列ヘッダー間を切り替えます。 |
ソート |
[Enter] |
ソート可能な列のヘッダーにフォーカスがある状態で、列を基準に表のデータをソートします。もう一度キーを押すと逆順でソートされます。 |
移動 |
[Ctrl] + [Shift] + [←]、[Ctrl] + [Shift] + [→] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列を左または右に移動します。 |
選択 |
[Space]キー |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列を選択します。以前に選択されていた列は選択を解除されます。 |
フォーカスを移動して選択対象に追加 |
[Shift] + [←]、[Shift] + [→] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、フォーカスを前の列または次の列に移動し、その列を現在の選択対象に追加します。 |
範囲選択 |
[Shift] + [Space]キー |
以前に選択していた列から現在フォーカスがある列ヘッダーの列まで、すべての列を選択します。 |
選択対象から追加または削除 |
[Ctrl] + [Space]キー |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、選択した列のグループから対応する列に追加、またはグループから列を削除します。 |
すべてを選択解除 |
[Esc] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、すべての列の選択を解除します。 |
フォーカスをデータに移動 |
[Tab] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、使用可能な最初のデータ・セルにフォーカスを移動します。そこで、ユーザー入力、たとえば選択リストやリンクがあるセルを使用できます。 |
コンテキスト・メニューを開く |
|
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列のコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
次の表は、デフォルト・モードのとき行ヘッダーで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。行ヘッダーとは、クリックして行を選択できる各行の前にあるセルです。行ヘッダーはテキストその他の内容を含まない場合もあり、また表によっては複数行の選択ができない、またはいずれの行も選択できない場合があります。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
フォーカスを移動 |
[↑]、[↓] |
行ヘッダー間でフォーカスを移動します。 |
選択 |
[Space]キー |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する行を選択します。以前に選択されていた行は選択を解除されます。 |
選択してフォーカスを移動 |
[←] |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する行を選択し、フォーカスをデータ・セルに移動します。 |
範囲選択 |
[Shift] + [Space]キー |
以前に選択していた行から現在フォーカスがある行ヘッダーの列まで、すべての行を選択します。 |
選択対象から追加または削除 |
[Ctrl] + [Space]キー |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、選択した行のグループから対応する列に追加、またはグループから行を削除します。 |
すべてを選択 |
[Ctrl] + [A] |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、すべての行を選択します。この機能は、表によっては使用できません。 |
すべてを選択解除 |
[Esc] |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、すべての行の選択を解除します。 |
ハイライト |
[→] |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する行をハイライトします。以前に選択されていた行は選択を解除されます。行は、左矢印キーを押すまでハイライトされたままの状態になります。行ヘッダーに対するキーボード・ショートカットのほとんどは、ハイライト・モードでは使用できません。 |
ハイライトされている行を選択 |
[←] |
現在ハイライトされている行を選択し、ハイライト・モードを終了します。以前に選択されていた行は選択を解除されます。 |
編集 |
[F2] |
行ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する行を編集可能にします。[Esc]を押すとフォーカスが行ヘッダーに戻り、行は読取り専用に設定されます。 |
次の表は、デフォルト・モードのときデータ・セルで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。表によっては、複数行の選択ができない、またはいずれの行も選択または編集できない場合があります。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
水平にスクロール |
[Alt] + [Page Up]、[Alt] + [Page Down] |
データ・セルにフォーカスがある状態で、右([Alt] + [Page Up])または左([Alt] + [Page Down])にスクロールします。 |
1行ずつスクロール |
[↑]、[↓] |
行を選択しない状態で、表を上下に1行ずつスクロールします。 |
1ページずつスクロール |
[Page Up]、[Page Down] |
行を選択しない状態で、表を上下に1ページずつスクロールします。たとえば、一度に10行ずつ表示される表の場合、[Page Down]を押すと11行目から20行目が表示されます。 |
複数の行を選択 |
[Shift] + [↑]、[Shift] + [↓] |
あらかじめ行を選択した状態で、選択した行の上または下に行を追加します。 |
次の行または前の行を選択 |
[↑]、[↓] |
あらかじめ行を選択した状態で、選択対象を前の行または次の行に移動します。 |
1ページ上または1ページ下の行を選択 |
[Page Up]、[Page Down] |
あらかじめ行を選択した状態で、選択対象を1ページ上の行または1ページ下の行に移動します。たとえば、一度に10行ずつ表示される表で行2を現在選択している場合、[Page Down]を押すと選択している行が2行目から12行目に移動します。 |
フォーカスを列ヘッダーに移動 |
[↑] |
最初の行を選択した状態で、フォーカスを最初の列ヘッダーに移動します。 |
フォーカスを次または前の入力セルに移動 |
[Tab]、[Shift] + [Tab] |
ユーザー入力が可能な次のデータ・セル([Tab])、または前のデータ・セル([Shift] + [Tab])にフォーカスを移動します。そこで、ユーザー入力、たとえば選択リストやリンクがあるセルを使用できます。 |
フォーカスを次または前の行の入力セルに移動 |
[Tab]、[Shift] + [Tab] |
行の最後の入力データ・セルにフォーカスがある状態で、フォーカスを次の行の最初の入力セルに移動します([Tab])。行の最初の入力データ・セルにフォーカスがある状態で、フォーカスを前の行の最後の入力セルに移動します([Shift] + [Tab])。 |
フォーカスを次の行の最初の入力セルに移動 |
[Enter] |
行の任意の入力セルにフォーカスがある状態で、フォーカスを次の行の最初の入力セルに移動します。 |
編集モードを終了 |
[Esc] |
行の任意の入力セルにフォーカスがある状態で、フォーカスを対応する行ヘッダーに戻し、読取り専用に設定します。 |
コンテキスト・メニューを開く |
|
データ・セルにフォーカスがある状態で、対応する行のコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
階層セレクタを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [^] |
最上位ノードの隣に表示される階層アイコンにフォーカスがある状態で、階層セレクタを開き、最上位ノードより上のレベルにナビゲートします。この機能は、ツリー表でのみ使用できます。 |
展開/縮小 |
[←]、[→] |
親ノードの展開アイコンにフォーカスがある状態で、子ノードを含む行を展開([→])または縮小([←])します。この機能は、ツリー表でのみ使用できます。 |
次の表は、スクリーン・リーダー・モードのとき表で使用できるキーボード・ショートカットのリストです。表によっては、説明されている機能がない、たとえば行ヘッダーまたは列選択がない場合があります。
表のコンポーネント | 機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|---|
フィルタ・セル |
フィルタ |
[Enter] |
表の任意のフィルタ・セルにフォーカスがある状態で、現在の値に応じてフィルタを実行します。この機能は、ツリー表では使用できません。 |
列ヘッダー |
すべての行を選択/選択解除 |
[Space]キー |
列ヘッダーの「選択」チェック・ボックスにフォーカスがある状態で、すべての行を選択または選択を解除します。このチェック・ボックスを使用できるのは、複数の行選択が可能な表のみです。 |
列ヘッダー |
列を選択 |
[Space]キー |
列ヘッダーのチェック・ボックスまたはオプションにフォーカスがある状態で、対応する列を選択します。以前に選択されていたチェック・ボックスまたはオプションは選択を解除されます。 |
列ヘッダー |
列を移動 |
[Ctrl] + [Shift] + [←]、[Ctrl] + [Shift] + [→] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列を左または右に移動します。 |
列ヘッダー |
列のサイズを変更 |
[Shift] + [←]、[Shift] + [→] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列の幅を25ピクセルずつ縮小([Shift] + [←])または拡大([Shift] + [→])します。 |
列ヘッダー |
データをソート |
[Enter] |
ソート可能な列のヘッダーにフォーカスがある状態で、列を基準に表のデータをソートします。もう一度キーを押すと逆順でソートされます。 |
列ヘッダー |
コンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
列ヘッダーにフォーカスがある状態で、対応する列のコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
行ヘッダー |
行を選択 |
[Space]キー |
行ヘッダーのチェック・ボックスまたはオプションにフォーカスがある状態で、対応する行を選択します。以前に選択されていたチェック・ボックスまたはオプションは選択を解除されます。 |
データ・セル |
行のコンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
データ・セルにフォーカスがある状態で、対応する行のコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
データ・セル |
本体のコンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [B] |
表の本体で行以外にフォーカスがある状態で、表本体に対するコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
データ・セル |
階層セレクタを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [^] |
最上位ノードの隣に表示される階層アイコンにフォーカスがある状態で、階層セレクタを開き、最上位ノードより上のレベルにナビゲートします。この機能は、ツリー表でのみ使用できます。 |
ツリーにはオブジェクトの階層リストが表示され、階層をナビゲートするコントロールが示されます。ツリーはツリー表と同じではありません。ツリー表は表示形式で、階層の各項目が行として示されます。
次の表は、デフォルト・モードのときツリーで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。ツリーによっては、複数選択ができない、またはいずれの選択も有効でない場合があります。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
ノードの展開/縮小 |
[←]、[→] |
親ノードの展開アイコンにフォーカスがある状態で、子ノードが表示または非表示になっているブランチを展開([→])または縮小([←])します。 |
フォーカスを移動して選択 |
[↑]、[↓] |
ノードにフォーカスがある状態で、フォーカスを前または次のノードに移動します。選択が有効な場合は、新しいノードも選択されます。 |
フォーカスを移動 |
[Ctrl] + [↑]、[Ctrl] + [↓] |
ノードにフォーカスがある状態で、フォーカスを前または次のノードに移動しますが、ノード選択は変化しません。 |
ノードを選択/選択解除 |
[Ctrl] + [Space]キー |
[Ctrl]と矢印キーを使用してツリーをナビゲートしているとき、フォーカスのあるノードの選択状態を切り替えます。 |
連続するノードを選択 |
[Shift] + [↑]、[Shift] + [↓] |
選択したノードまたは選択していないノードにフォーカスがある状態で、前または次のノードを選択対象に追加します。 |
連続しないノードを選択 |
|
[Ctrl]と矢印キーを使用してツリーをナビゲートしているとき、連続しないノードを選択対象に追加、または選択対象から削除します。 |
すべてのノードを選択 |
[Ctrl] + [A] |
ツリーにフォーカスがある状態で、すべてのノードを選択します。 |
コンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
ノードにフォーカスがある状態で、対応するノードのコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
階層セレクタを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [^] |
最上位ノードの隣に表示される階層アイコンにフォーカスがある状態で、階層セレクタを開き、最上位ノードより上のレベルにナビゲートします。 |
次の表は、スクリーン・リーダー・モードのときツリーで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。このモードでは、行単位でノードを選択するコントロールの列が追加されます。ツリーの次の列に、ツリー・ノード自体が含まれます。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
ノードの展開/縮小 |
[Enter] |
親ノードの展開アイコンにフォーカスがある状態で、子ノードが表示または非表示になっているブランチを展開または縮小します。 |
ノードを選択 |
[Space]キー |
選択のためのチェック・ボックスまたはオプションにフォーカスを移動し、[Space]キーを押すと、対応するノードが選択されます。 |
すべてのノードを選択 |
[Space]キー |
「選択」列ヘッダーのチェック・ボックスにフォーカスを移動し、[Space]キーを押します。 |
コンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
ノードにフォーカスがある状態で、対応するノードのコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
階層セレクタを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [^] |
最上位ノードの隣に表示される階層アイコンにフォーカスがある状態で、階層セレクタを開き、最上位ノードより上のレベルにナビゲートします。 |
個々で説明する機能とキーボード・ショートカットは、Oracle Fusion Applicationsの随所で使用される標準のリッチ・テキスト・エディタにのみ適用されます。アプリケーションによって、サードパーティ製のリッチ・テキスト・エディタを使用している場合には、動作が異なることもあります。
デフォルト・モードでは、すべてのツールバー・コントロールが編集領域の上部に表示されます。スクリーン・リーダー・モードでは、リッチ・テキスト・エディタを使用できるのはソース・コード・モードのときのみで、ツールバー・コントロールは表示されません。スクリーン・リーダー・モードのとき使用できるキーボード・ショートカットはありません。
次の表は、デフォルト・モードのときリッチ・テキスト・エディタで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。
機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|
フォーカスを移動 |
[Tab] |
フォーカスをリッチ・テキスト・エディタ自体に移動し、続いて有効なツールバー・コントロール、編集領域に移動します。 |
リッチ・テキスト・モード |
[Ctrl] + [Alt] + [R] |
モードを切り替え、リッチ・テキストの編集を有効にします。 |
ソース・コード・モード |
[Ctrl] + [Alt] + [C] |
モードを切り替え、ソース・コードの編集を有効にします。 |
元に戻す |
[Ctrl] + [Z] |
直前の操作を元に戻します。 |
やりなおし |
[Ctrl] + [Y] |
元に戻した直前の操作をやりなおします。 |
書式のクリア |
[Ctrl] + [Shift] + [S] |
選択したテキストに適用されている書式をすべてクリアします。 |
太字 |
[Ctrl] + [B] |
選択したテキストの太字の設定を切り替えます。 |
斜体 |
[Ctrl] + [I] |
選択したテキストの斜体の設定を切り替えます。 |
下線 |
[Ctrl] + [U] |
選択したテキストの下線の設定を切り替えます。 |
下付き文字 |
[Ctrl] + [Alt] + [-] |
選択したテキストの下付き文字設定を切り替えます。 |
上付き文字 |
[Ctrl] + [Alt] + [+] |
選択したテキストの上付き文字設定を切り替えます。 |
取消し線 |
[Ctrl] + [5] |
選択したテキストの取消し線設定を切り替えます。 |
左揃え |
[Ctrl] + [L] |
カーソルのある行を左揃えします。 |
中央揃え |
[Ctrl] + [E] |
カーソルのある行を中央揃えします。 |
右揃え |
[Ctrl] + [R] |
カーソルのある行を右揃えします。 |
両端揃え |
[Ctrl] + [J] |
カーソルのある行を両端揃えします。 |
箇条書きリスト |
[Ctrl] + [Shift] + [L] |
選択した行を箇条書きリストに変換します。 |
番号付きリスト |
[Ctrl] + [Alt] + [L] |
選択した行を番号付きリストに変換します。 |
インデント |
[Ctrl] + [M] |
カーソルのある行のインデントを増やします。 |
インデントの削減 |
[Ctrl] + [Shift] + [M] |
カーソルのある行のインデントを減らします。 |
リンクの追加 |
[Ctrl] + [H] |
選択したテキストにハイパーリンクを追加します。 |
リンクの削除 |
[Ctrl] + [Shift] + [H] |
選択したテキストからハイパーリンクを削除します。 |
カレンダには、日、週、月、年の各ビューがあります。カレンダ上でスケジュールされている各イベントが、アクティビティです。
次の表は、デフォルト・モードのときカレンダで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。リスト・ビューでは、表と同じキーボード・ショートカットを使用します。
カレンダのビュー | 機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|---|
すべて |
ナビゲーション・ツールバー |
[Tab]、[Shift] + [Tab] |
ツールバー・コントロールにフォーカスがある状態で、フォーカスを右([Tab])または左([Shift] + [Tab])に移動します。 |
すべて |
コンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
アクティビティまたは空の時間スロットにフォーカスがある状態で、対応する項目のコンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
日 |
フォーカスを移動 |
|
アクティビティにフォーカスがある状態で、フォーカスを別のアクティビティに移動します。[Tab]で左から右、上から下に移動し、[Shift] + [Tab]でその逆方向に移動します。 |
週 |
フォーカスを曜日に移動 |
|
曜日にフォーカスがある状態で、フォーカスを前の曜日([←]、[Shift] + [Tab])または次の曜日([→]、[Tab])に移動します。 |
週 |
フォーカスを前日または翌日の隣接したアクティビティに移動 |
[←]、[→] |
アクティビティにフォーカスがある状態で、フォーカスを前日または翌日の最も近い時間スロットにあるアクティビティに移動します。その日のどの時間帯にもアクティビティが存在しない場合、フォーカスは前週の同じ曜日に移動します。 |
週 |
フォーカスを各日のアクティビティ間で移動 |
[↑]、[↓] |
アクティビティにフォーカスがある状態で、フォーカスをその日の次または前のアクティビティに移動します。
|
月 |
フォーカスを日付に移動 |
[Tab]、[Shift] + [Tab] |
日付にフォーカスがある状態で、フォーカスを前日([Shift] + [Tab])または翌日([Tab])のノードに移動します。週の最後の日にフォーカスがある場合、[Tab]を押すとフォーカスは翌週の最初の日に移動します。 |
月 |
フォーカスを日付、アクティビティ、または指定の日数後リンクに移動します。 |
[↑]、[↓] |
日付、アクティビティ、または指定の日数後リンクにフォーカスがある状態で、フォーカスを対応する方向で任意のタイプの次の項目に移動します。たとえば、次のようになります。
全日のアクティビティにフォーカスが当たるのは、矢印キーを使用して、全日アクティビティが始まる日のアクティビティ間をナビゲートするときのみです。それ以外の場合、全日アクティビティはスキップされます。 |
月 |
フォーカスを日付の間、アクティビティ、または指定の日数後リンクに移動します。 |
[←]、[→] |
日付、アクティビティ、または指定の日数後リンクにフォーカスがある状態で、フォーカスを対応する方向で最も類似した項目に移動します。たとえば、1つのアクティビティを時間スロットで最も類似している次のアクティビティに移動します。 月の第1週の最後の日にフォーカスがある場合、[→]を押すとフォーカスはその月の第2週の最初の日に移動します。 |
次の表は、スクリーン・リーダー・モードのときカレンダで使用できるキーボード・ショートカットのリストです。指定したカレンダ・コンポーネントが現在のフォーカスにある項目になります。スクリーン・リーダー・モードで使用できるのは、リスト・ビューのみです。
カレンダのコンポーネント | 機能 | キーストローク | 説明 |
---|---|---|---|
アクティビティ |
コンテキスト・メニューを開く |
[Ctrl] + [Alt] + [M] |
アクティビティにフォーカスがある状態で、コンテキスト・メニューを開きます(その機能がある場合)。 |
アクティビティ |
フォーカスを今日に移動 |
[←] |
アクティビティにフォーカスがある状態で、フォーカスを今日の日付に移動します。 |
アクティビティ |
フォーカスを前または次のアクティビティに移動 |
|
アクティビティにフォーカスがある状態で、[↑]または[↓]を押すと次または前のアクティビティにフォーカスが移動します。
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日付 |
フォーカスを前または次の日付に移動 |
[↑]、[↓] |
日付にフォーカスがある状態で、フォーカスを別の日付に移動します。 |
日付 |
フォーカスを現在の日付の最初のアクティビティに移動 |
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日付にフォーカスがある状態で、フォーカスを現在の日付の最初のアクティビティに移動します。 |
日付 |
フォーカスを前の日付の最後のアクティビティに移動 |
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日付にフォーカスがある状態で、フォーカスを前の日付の最後のアクティビティに移動します。 |
ソーシャル・ネットワークには独自のキーボード・ショートカットがあり、キーボード・ナビゲーションがサポートされています。これらが機能するためには、アプリケーション内のソーシャル・ネットワーク領域にフォーカスがある必要があります。ショートカットのリストを見るには、キーボードの[?]キーを押します。
キーボード・ショートカットは次のタイプのアクションで使用できます。
アプリケーション: これらのショートカットは、アプリケーション内で適用可能なすべての場所で使用できます。たとえば、[ESC]はメニュー内またはダイアログ内以外では機能しません。また、リスト以外の場所で[j]または[k]を押しても機能しません。
ジャンプ: これらのショートカットはアプリケーション内のどこでも使用できます。別のビューへ移動したり、現在のビュー内でナビゲートすることができます。
リスト・アクション: これらのショートカットは、現在フォーカスがあるリスト項目に対して使用します。
会話/ウォール・アクション: これらのショートカットは、会話内およびウォールに対して使用します。
一部のショートカットは現在のフォーカスとは関係なく機能します([t]、[b]、[o]、[u]など)。
一部のショートカットは、現在のフォーカスによってその機能が異なります([m]や[v]など)。
会話内では、これらのショートカットはそれぞれ、すべてのメッセージを既読としてマークし、会話をお気に入りとしてマーク/マーク解除します。
フォーカスがメッセージにある場合、これらのショートカットはそれぞれ、当該メッセージを既読としてマークし、当該メッセージをお気に入りとしてマーク/マーク解除します。
一部のショートカットは会話に対して機能しますがウォールに対しては機能しません。また、一部のショートカットはその逆です。
メッセージ・アクション: これらのショートカットは、現在フォーカスがあるメッセージに対して使用します。
投稿および返信入力アクション: これらのショートカットは、投稿領域および返信入力領域で使用します。
役立つ情報を次に示します。
ソーシャル・オブジェクトの詳細ページからウォールを開いた場合は「メニュー」ボタンが表示されませんが、他の場所から開いた場合はウォールに「メニュー」ボタンが表示されます。
[↑]キーと[↓]キーを使用して、リスト項目とメッセージの間を移動できます。
[Shift] + [Enter]を押すと、会話メッセージの場合と同様に、リスト項目の要素へナビゲートできます。
アクセシビリティ機能につていは、次のような既知の問題があります。
「メンバーの管理」ダイアログで、スクリーン・リーダーが検索結果内でのナビゲーションを認識できないことがあります。たとえば、[↓]キーを使用して検索結果リスト内の誰かへナビゲートしても、スクリーン・リーダーがリスト内のその名前を読み上げない場合があります。さらに、検索結果から誰かを現行ユーザー・リストに追加しても、スクリーン・リーダーがそのできごとを検出できない場合があります。
スクリーン・リーダーは会話内またはウォール上の注釈メッセージを読み上げますが、そのメッセージがドキュメント・プレビュー内のどこにあるかを説明することはできません。注釈付きのドキュメント・プレビューは、基本的にはマーク付きのドキュメントのピクチャであり、スクリーン・リーダーはピクチャを読み取れないためです。