8個別報酬

この章の内容は次のとおりです。

概要

通常の報酬サイクルとは別に、スポット賞与、教育費償還、車両手当など、個々の就業者に様々な報酬を授与できます。ライン・マネージャは、様々なビジネス・フローおよび作業領域で報酬を授与できます。報酬マネージャおよびHR担当者は、管理、監督およびトラブルシューティング目的で同じタスクを実行できます。

次のことができます。

  • アドホック賞与や手当などの報酬を授与できます。

  • 定期支払を開始および更新できます。

  • 就業者の報酬履歴を表示して、報酬に値するかどうかを判断し、過去の報酬額を参照できます。

個別報酬を管理するには、次の作業領域から開始します。

ロール 作業領域

ライン・マネージャ

「自分のダッシュボード」 - 「マネージャ・リソース」

報酬マネージャ

「自分のクライアント・グループ」-「報酬」

HR担当者

「自分のクライアント・グループ」-「個人管理」

次の例は、アプリケーションが平均年俸増加率および累計給与増加率を計算する方法を示しています。例では、3年および5年の期間にわたる計算を示します。この情報は報酬履歴および給与分析に表示されます。

シナリオ

次の表は、両方の例の給与変更情報を示しています。

開始給与 終了給与 年間増加率 3年間

2010

38,000

41,000

7.89

該当なし

2011

41,000

43,000

4.88

該当なし

2012

43,000

49,000

13.95

含められる

2013

49,000

54,000

10.20

含められる

2014

54,000

54,000

0.00

含められる

平均年間増加率

平均年間増加率は、毎年1月から12月の1年間の増加率合計の統計的平均です。この平均を計算するために、アプリケーションでは計算期間のすべての年度の年間増加率を合計した結果を年数で除算します。

次の表は、このシナリオのデータを使用した計算を示しています。

期間 平均年間増加率 計算

3年間

8.05

(13.95+10.20+0.00)/3 = 8.05

5年間

7.38

(7.89+4.88+13.95+10.20+0.00)/5 = 7.38

累計増加率

累計増加率は、一定期間の給与変更率の合計です。累計率を計算するために、アプリケーションでは次のことを実行します。

  1. 期間終了給与から期間開始給与を減算して、期間の給与増加額を決定します。

  2. 給与増加額を開始給与で除算して累計率を計算します。

次の表は、このシナリオのデータを使用した計算を示しています。

期間 累計増加率 計算

3年間

25.58

(54,000-43,000)/43,000 = 25.58

5年間

42.10

(54,000-38,000)/38,000 = 42.10

個別報酬に関するFAQ

「報酬の管理」ページの「前報酬」セクションには、就業者の過去5年間の完全な個別報酬履歴が表示されます。報酬履歴には、「報酬履歴の管理」ページに追加した給与エレメントに対する個別報酬のみが表示されます。

「報酬の管理」ページの「その他の報酬」セクションには、就業者の有効な報酬すべて(アクティブな固定処理プランも含む)が表示されます。有効な報酬とは、有効終了日が現在の日付以降である報酬です。

「前報酬」セクションには、最大5年間の以前の報酬が表示されます。固定処理報奨は、終了日が現在の日付より前である場合に、前報酬として表示されます。これらのプランは表示専用です。