9プロファイル・オプション

この章の内容は次のとおりです。

学習機能のプロファイル・オプション

「設定および保守」作業領域にある、事前定義されたプロファイル・オプションを使用すると、組織の必要に応じてオプションをレビューおよび設定できます。アプリケーション内の機能を無効にするには、対象のプロファイル・オプションの選択を解除します。

「設定および保守」作業領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、アプリケーションのプロファイル・オプションをレビューできます。

ノート: プロファイルの値に対する変更は、ユーザーが次回サインインするときに反映されます

次の表に、学習で使用されるプロファイル・オプションを示します。

機能 プロファイル・オプション・コード 説明 ノート

学習者選択基準

WLF_RBA_BI_FOLDER

学習者選択基準として使用する分析基準を検索するときに、Oracle Learning Cloudで参照する必要があるフォルダを構成できるようにします。

分析オブジェクトを構成するときは、「就業者」オブジェクトと「Person ID」フィールドを選択します。「Person ID」がレポート内にないと、学習割当を使用した分析が機能しません。「Person ID」属性は、一括割当処理で使用されます。

学習結果

WLF_ENABLE_LEARNING_OUTCOMES

コースと専門に対する学習結果を構成できます。

タレント・プロファイルの設定手順は、docs.oracle.comにある『Talent Management Cloud実装スタート・ガイド』の「プロファイルの実装」の章を参照してください。

学習評価

WLF_ENABLE_QUESTIONNAIRES

学習で質問リストを構成できます。

質問リストは、「学習」のサブスクライバで作成されます。

講義に対するデフォルトの質問リストを、「設定の管理」ページの「評価」タブでオプションを指定することで設定します。

SCORMコース・プレーヤ

WLF_SCORM_AUTO_COMMIT

SCORMコンテンツ詳細ページで「自動コミット」フィールドが「デフォルト」に設定されている場合は、このプロファイル・オプションにより、自動コミットをオンにするかどうかが決まります。

有効な値は、「いいえ」および「はい」です。

ノート: Oracleサポートから指示がないかぎり、この値は「はい」に設定する必要があります。

SCORMコース・プレーヤ

WLF_SCORM_COMMIT_INTERVAL_CNT

このオプションでは、コールをコミットする前のSCORM設定値コールの数を指定します。

ノート: Oracleサポートから指示された場合を除き、これらの値は変更しないでください。

SCORMコース・プレーヤ

WLF_SCORM_COMMIT_INTERVAL_SEC

このオプションでは、SCORM設定値コールをコミットする間隔の秒数を指定します。

ノート: Oracleサポートから指示された場合を除き、これらの値は変更しないでください。

SCORMコース・プレーヤ

WLF_LEARN_ELEARNING_FULLSCREEN_ENABLE

ノート: このプロファイル・オプションは引き続き表示されますが、使用されなくなりました。

SCORMコースのコンテンツを新しいブラウザ・ウィンドウで開くことができるようにします。

デフォルトでは、学習クラウドSCORMコンテンツ・プレーヤによって、同じナビゲーション・ウィンドウ(ページに埋め込まれている)でSCORMコンテンツが起動されます。このプロファイル・オプションは、学習クラウド・ページに埋め込むと使用しにくい大きなコンテンツ項目がある場合に役立ちます。

ノート: 選択した設定(埋込みまたは新規タブ/ウィンドウ)はすべてのSCORMコース・コンテンツに適用されます。学習者が新しいブラウザ・ウィンドウやタブを表示できるかどうかは、個々のブラウザの設定やバージョンによって異なります。

SCORMコース・プレーヤ完了ロールアップ

WLF_ROLLUP_FAILED_SCORM

このプロファイル・オプションは、APIによってユーザー・インタフェースでLearning Cloudにアップロードされるときの、SCORM/HACPコンテンツ項目ごとの「記録済試行」のデフォルト設定を決定するためにのみ使用されます。

「N」(デフォルト)に設定すると、新しく作成されるすべてのコンテンツ項目は、「記録済試行」が「制限なし」に設定されて作成されます。「Y」に設定すると、記録済試行設定が「単一」に設定されて作成されます。

記録済試行が「制限なし」に設定されている場合、学習者は、合格スコアを取得するために何度でもSCORM/HACP講義アクティビティを最初からやり直すことができます。単一試行に設定されている場合、最初の試行で合格スコアに満たない場合、Learning Cloudによりアサイメント・レコードが「不合格」に更新されます。