28福利厚生アラート
この章の内容は次のとおりです。
福利厚生アラートの構成および有効化方法
標準アラート機能を使用して、一部のイベントの福利厚生加入者に自動通知を送信できます。これはアラート・コンポーザ・ページから行います。
このページにアクセスするには、ナビゲータの「ツール」セクションで「アラート・コンポーザ」をクリックします。
福利厚生アラート
福利厚生アラート・コードはBENという語で始まります。アラート・ページにアラートの長いリストが表示されている場合は、「検索」ボックスでBENを検索して、関連する結果を表示できます。アラートを編集するには、「処理」をクリックし、「編集」をクリックします。
アラート | タイプ | 説明 |
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オープン登録(BEN_OPEN_NOTIFICATION) |
リソース |
近日中のオープン登録を適格な加入者に通知します。アラートの編集時に表示される「実行オプション」タブを使用して、このアラートをスケジュールする必要があります。たとえば、オープン登録開始の数週間前にEメールを送信し、1週間後にリマインダを送信するようにようアラートをスケジュールできます。 |
オープン登録時の選択の要約(BEN_ELECTIONS_SUMMARY) |
イベント |
オープン登録時の加入者選択の要約へのリンクを提供し、待ち状態の処理があることを加入者に通知します。加入者は、その選択の要約を含む通知を取得します。 また、通知には「待ち状態の処理」セルフサービス・ページへのリンクも記載されているため、加入者はそのページにすばやくアクセスして処理を完了できます。 |
オープン登録リマインダ |
リソース |
オープン登録のクローズ日に適格な加入者に通知します。アラートの編集時に、「実行オプション」タブを使用してこのアラートをスケジュールする必要があります。たとえば、オープン登録が終了する2週間前に通知を送信します。 |
文書が承認または否認済(BEN_DOCUMENT_APPROVAL) |
イベント |
アップロードされた文書が承認または否認されたことを加入者に通知します。文書が承認または否認されると、通知が送信されます。 |
アラートの構成方法
イベント・アラートを有効にして福利厚生ユーザーが使用できるようにするために必要な作業について概説します。
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「アラート」ページで使用するアラートを有効にします。
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編集するアラートを開き、言い回しや書式を変更する場合またはグラフィックやリンクを追加する場合は、「テンプレート」タブを使用します。
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イベント・アラートのスケジュールを定義し、提供されているランタイム設定を変更する場合は、「実行オプション」タブを使用します。
アラートのテンプレートの変更方法
メッセージ・テキストは、各アラートのテンプレートの一部として検索できます。たとえば、「オープン登録」アラートを検索して編集し、「テンプレート」タブをクリックします。次に、「編集」→「受信者およびメッセージの管理」をクリックします。
メッセージ・テキストを変更したり、書式を設定しなおすことができます。フォント、サイズ、スタイルなどのオプションを選択できます。グラフィックを追加したり、リンクを変更したりできます。カッコ内の値を追加または削除することもできます。
同じアラート・トリガー基準でさらにテンプレートを追加することもできます。
アラートを有効にする方法
「アラート」ページで、編集のために福利厚生アラートを開き、「使用可能」リストで「はい」を選択します。すべての福利厚生通知を有効にすることも、必要な福利厚生通知のみを有効にすることもできます。
オープン登録リソース・アラートを実行する前に
アラートを実行する前に、次の点を確認してください。
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「予定イベント加入の評価」プロセス(オープン・モード)を実行する必要があります。
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加入者には、「開始済」ステータスのオープン・ライフ・イベントおよび登録機会が必要です。
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「ライフ・イベント発生日」フィルタなど、アラート・フィルタを確認します。
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このリソース・アラートを実行する前に、「実行のシミュレーション」オプションを使用してテストします。
オープン登録リマインダ・リソース・アラートを実行する前に
アラートを実行する前に、次の点を確認してください。
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「予定イベント加入の評価」プロセス(オープン・モード)を実行する必要があります。
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オープン登録期間内にこのリソース・アラートを実行する必要があります。
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加入者には、「開始済」ステータスのオープン・ライフ・イベントおよび登録機会が必要です。
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「ライフ・イベント発生日」フィルタなど、アラート・フィルタを確認します。
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このリソース・アラートを実行する前に、「実行のシミュレーション」オプションを使用してテストします。
福利厚生リソースのアラートに対するフィルタの定義の例
RESTリソースにアクセスするために必要な権限を持っている場合は、リソース属性に対するフィルタを定義することで、通知のトリガー条件を変更できます。
フィルタを使用するには、「オープン登録」アラートなどのリソース・アラートを編集します。既存のフィルタは「フィルタ」タブで確認できます。新しいフィルタを追加することも、既存のフィルタを変更することもできます。
提供されている福利厚生フィルタ
オープン登録アラートおよびオープン登録リマインダ・アラートの両方に使用可能なフィルタのリストを次に示します。
フィルタ | 意味 |
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ライフ・イベント・タイプが「オープン」であることを示すフィルタ。 |
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ライフ・イベント発生日が2020年1月1日であることを示すフィルタ。 |
サンプル・フィルタ
独自のアラート基準の作成に使用できるサンプル・フィルタをいくつか次に示します。
基準 | フィルタ |
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登録ウィンドウが終了するまで10日間残っていることを加入者に通知します。 |
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まだ法的免責条項を受け入れていない加入者に通知します。 |
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アラートが複数回送信されるのを防止します |
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サンプルGroovy式
アラート・テンプレートで使用できるサンプルのGroovy式を次に示します。
基準 | Groovy式 |
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加入者の勤務先Eメール・アドレスを取得します。 |
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加入者の表示名を取得します。 |
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加入者の福利厚生担当者を取得します |
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Benefits Cloudのログイン・リンクを取得します。 |
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福利厚生セルフサービス従業員リソース・リンクを取得します。 |
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福利厚生アラートに関するFAQ
福利厚生アラート通知にディープ・リンクを使用できますか。
はい。福利厚生アラート・テンプレートを変更して、「連絡先をレビューして登録」ディープ・リンクを含めることができます。標準アラート・コンポーザ機能を使用して、テンプレートにディープ・リンクを含めます。これにより、加入者はEメールから直接、登録フローに入ることができます。