29福利厚生プラン比較
この章の内容は次のとおりです。
福利厚生プラン比較の概要
加入者は、健康関連、眼科および歯科の福利厚生サービスを比較し、登録前に最適なプランを決定できます。コストやプラン固有の機能など、各プランの様々な側面を比較できます。プランを比較するには、加入者はホーム・ページの「自分」→「福利厚生」または「自分」→「詳細の表示」リンクに移動します。一度に最大3つのプランを比較できます。
企業の要件に従って加入者が健康関連、歯科および眼科のプランを比較できるようにします。そのため、加入者が歯科プランを比較できるようにする場合、関連するタイルとクイック処理を有効にして、ホーム・ページに表示する必要があります。デフォルトでは、タイルとクイック処理はいずれも有効になりません。
使用可能なタイルまたはクイック処理の数は、比較のために提供するプランのタイプの数によって異なります。比較のために提供する福利厚生タイプごとにタイルおよびクイック処理を有効にする必要があります。
加入者がプランの比較を開始する前に、複数の側面を構成する必要があります。
プラン比較コンポーネント
比較用に構成できるすべてのプラン・コンポーネントを示す図を次に示します。


構成可能なコンポーネントのリストを次に示します。
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プラン比較値
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テンプレート・タイプ
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テンプレート・タイプ・グループ名
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カテゴリ
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カテゴリ・グループ名
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オプション
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オプション・グループ名
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機能値
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機能値グループ名
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プラン比較テンプレート値
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国
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テンプレート・タイプ
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見積原価期間
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説明
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テンプレート名
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開始日と終了日
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機能の編成にグループを使用
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プラン・オプションの使用
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カテゴリの使用および機能の使用
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ハイライト
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機能グループ
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機能タイトル、摘要
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オプション
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カテゴリ
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脚注、短縮名
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プラン値
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プラン比較テンプレート
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プラン名
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開始日と終了日
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適格プロファイル
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保険プロバイダ・ロゴ
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オプションの見積原価
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ハイライト
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値
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脚注
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プラン比較設定のベスト・プラクティス
この機能を実装する前に、次の点を考慮してください。
側面 | ベスト・プラクティス |
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加入者が比較できる同じタイプのプランプランはいくつありますか? |
比較する同じタイプのプランが2つ以上ある場合にのみ、プラン比較機能を有効にすることをお薦めします。 |
複数の国でプランを提供しますか? |
それらの国すべてのテンプレートとプランを作成する必要があります。 |
適格を使用しますか? |
加入者がオープン登録期間外にプランを比較する場合、通常の適格チェックは適用されません。加入者には、テンプレートに設定されている国のみに適用されるプランが表示されます。 |
比較時に表示するプラン機能は何ですか? |
計画を慎重に検討し、提案する機能を明確化します。たとえば、医療プランには、共同保険、年間控除、処方薬を機能として含めることができます。これらの機能を事前に明確化すると、プラン比較の設定が容易になります。 |
機能をグループ化しますか? |
比較で機能を長いリストとして表示するか、グループ化するかを決定します。機能をグループ化すると、加入者は、その重要性に基づいてそれらのグループを展開したり非表示にしたりできるため、読みやすくなります。 グループを設定するときに、どのグループにも適合しない機能がある場合は、それらの機能を含めるための汎用グループを作成する必要があります。グループ化された機能とグループ化されていない機能を混在させることはできません。 |
いずれかの機能を加入者に紹介しますか? |
最初に加入者に表示するプランの主な機能を特定する必要があります。 たとえば、無料の予防医療や処方カバレージが含まれるとします。これらは、設定ページの「ハイライト」セクションに入力する必要があります。加入者がプランを比較する際、これらのハイライトが比較の上部に表示されます。 |
週次原価、月次原価または年次原価を表示しますか? |
見積原価期間(ORA_HRC_COMP_HD_TYPE)という名前の拡張可能な参照を、次の値で提供します。
別の期間を使用する場合は、プランを設定する前に参照を拡張する必要があります。 この参照は、「設定および保守」作業領域の「共通参照の管理」タスクの下にあります。 |
機能に、さらに分類する必要のある詳細はありますか? |
カテゴリを定義して、機能に属する追加の詳細をグループ化できます。たとえば、米国では、ネットワークと非ネットワークをこれに含めることができます。これらを1回設定すれば、すべての機能に含めることができます。 |
機能にプラン間で発生するオプションが含まれますか? |
たとえば、医療プランに「従業員のみ」オプションと「従業員と家族」オプションを含めることができます。これらを1回設定すれば、簡単に選択してすべての機能に含めることができます。 これらのオプションは、「プラン構成」作業領域で作成するものに関連付けられていません。プラン比較のみを目的としています。 |
プランまたは機能に脚注を表示しますか? |
必要に応じて、脚注を関連付ける特定のプランや機能を識別できます。プラン比較テンプレート設計時に脚注を指定できます。 |
比較するプランの検索時に加入者が「startsWith」基準を使用できるようにしますか? |
比較するプランを選択すると、デフォルトの検索では「次を含む」基準が使用されます。 検索で「startsWith」基準を使用する場合は、プロファイル・オプション「「福利厚生プラン比較」値リストの「次で始まる」による検索使用可能」をオンにします。 |
プラン比較の設定方法
加入者がセルフサービス・ランディング・ページからプラン比較を表示および開始できるようにするには、次の手順を実行する必要があります。
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プラン比較共通値を設定します。
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テンプレートを設定します。
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テンプレートにプランを追加します。
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必要なタイルとクイック処理を有効にします。
プラン比較コンポーネントを設定する順序を示す図を次に示します。

テンプレートとプランは、比較のためだけに作成します。実際のレートや適格などのコンポーネントは、プラン設計で設定されます。
次に、各プラン比較コンポーネントの詳細を示します。
コンポーネント | 詳細 |
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共通の値 |
テンプレート・タイプ、カテゴリ、プラン・オプション、機能値などのプラン比較値を定義します。これらの値は、プラン比較テンプレートの作成時に使用します。これらの値を各種比較テンプレートおよびプランで再利用できるため、加入者は比較時に一貫性のある値セットを表示できます。その後、値に加えた変更は、関連するテンプレートおよびプランに自動的に適用されます。 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」から「プラン比較値の構成」タスクを使用して、プラン比較値を定義します。 これらの値は1回のみ設定すれば、簡単に選択してすべての機能に含めることができます。また、それらが不要になれば、特定の機能から除外することもできます。これらの値の一部はオプションです。たとえば、カテゴリを作成する必要があるのは、それらをプランに含める場合のみです。 ここで作成するすべてのプラン比較値は国固有のものです。これにより、加入者が自分の国のみに適用可能なデータを参照できるように、正確な国固有の機能で比較プランを簡単に構成できます。組織が1つの国でのみプランを提供する場合でも、国固有の値とテンプレートを定義する必要があります。 |
プラン比較テンプレート |
テンプレートを作成して、医療プランなどの類似のプランを比較します。テンプレートでは、加入者がプランを比較するときに表示される基本比較構造を定義および編成します。プラン・ハイライトの紹介、表示順序の決定、機能の追加とグループ化、脚注の指定を行うことができます。 テンプレートを定義するには、「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」から「比較用の福利厚生プランの構成」タスクを開きます。 先日付のテンプレートを除き、作成した他のすべてのテンプレートは「プラン・テンプレート」リージョンに表示されます。テンプレートの有効日を変更して、先日付のテンプレートを検索できます。 |
比較するプラン |
プラン比較テンプレートを作成した後、関連するプランを追加します。 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」から「比較用の福利厚生プランの構成」タスクを使用して、プランを定義します。 |
クイック処理およびタイル |
セルフサービスに表示するプラン比較タイルとクイック処理を有効にします。 福利厚生プラン比較診断テスト・レポートからテンプレート名(ID)を取得する必要があります。IDを使用してクイック処理とタイルを設定できます。 |
プラン比較値の設定
プラン比較値の設定方法は次のとおりです。
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ホーム・ページで、「その他」→「設定および保守」をクリックします。
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「プラン比較値の構成」タスクを検索して開きます。
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「追加」をクリックします。
プラン比較値のフィールド参照
このトピックでは、プラン比較値の設定に使用するフィールドの詳細について説明します。この情報は、「設定および保守」作業領域の「プラン比較値の構成」ページのフィールドに適用されます。
プラン比較値 | 詳細 |
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テンプレート・タイプ |
組織では、医療、歯科、眼科など、異なるタイプのプランを提供できます。これらのプラン・タイプごとに、国固有のテンプレート・タイプを作成します。 たとえば、米国で提供される3つのプラン・タイプを比較するには、次のテンプレート・タイプを作成します。
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テンプレート・タイプ・グループ名 |
テンプレート・タイプ・グループは、関連する国固有のテンプレート・タイプをグループ化します。 次に例を示します。
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カテゴリ(オプション) |
カテゴリを使用すると、必要に応じて機能をさらに分類できるため、加入者は違いを理解できるようになります。たとえば、「一般診療」機能には次の2つのカテゴリを含めることができます。
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カテゴリ・グループ名(カテゴリがない場合はオプション) |
プラン比較テンプレートを設定するとき、カテゴリ・グループを選択して、そのカテゴリをそのテンプレートに自動的に含めます。 次に例を示します。
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オプション |
オプションは、比較ですべてのプランに共通する選択肢です。ここで作成するオプションは、プランの比較目的でのみ使用されます。プラン設計の一部として作成する実際のオプションとの関係はありません。 様々なオプションに対して異なるレートを提供するようにプランを設計し、プラン比較時にオプションを表示する場合は、通常、オプションを定義します。加入者は、「見積原価」値の横にある「情報」アイコンをクリックして、オプションの見積原価を表示できます。 提供する機能の一部がオプションによって異なる場合は、オプションも定義します。たとえば、「年間控除」機能を提供するとします。「従業員のみ」など、各オプションのネットワークと非ネットワークのレートを表示できます。 次に例を示します。
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オプション・グループ名 |
プラン比較テンプレートを設定するとき、オプション・グループを選択して、そのテンプレートにオプションを自動的に含めます。 次に例を示します。
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機能値 |
プランの比較時に、加入者は各プランが提供する様々な機能を比較できます。たとえば、機能名が「処方薬」である場合、「補償」や「補償外」などの値を持つことができます。 次に例を示します。
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機能値グループ名 |
プラン比較テンプレートを設定するとき、機能グループを選択して、その機能を自動的にそのテンプレートに含めます。 次に例を示します。
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プラン比較テンプレートの設定
プラン比較テンプレートの設定方法は次のとおりです:
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ホーム・ページで、「その他」→「設定および保守」をクリックします。
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「比較用の福利厚生プランの構成」タスクを検索して開きます。
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「追加」をクリックします。
プラン比較テンプレート値のフィールド参照
このトピックでは、プラン比較テンプレートの設定に使用するフィールドの詳細について説明します。この情報は、「設定および保守」作業領域の「比較用の福利厚生プランの構成」ページのフィールドに適用されます。
プラン比較テンプレート値 | 詳細 |
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テンプレート・タイプ |
選択した国に基づいて、以前に作成したテンプレート・タイプを選択します。 |
見積原価期間 |
プラン比較時の見積原価の表示方法を決定します。たとえば、加入者が見積原価の月次表現を表示できるようにする場合、ドロップダウン・リストから「見積月次原価」を選択します。 ドロップダウン・リストに新しい見積原価を表示する場合は、拡張可能な参照「見積原価期間」(ORA_HRC_COMP_HD_TYPE)に追加します。 |
テンプレート名 |
「US Medical 2021-2026」などのわかりやすい名前をテンプレートに指定します。数年にわたり複数のテンプレートを作成する場合は、日付を含むわかりやすい名前と説明を指定すると、後でテンプレートを識別しやすくなります。 |
開始日と終了日 |
テンプレートの有効期間を定義します。 通常、テンプレートは頻繁には変更されません。数年(5年など)にわたるテンプレートを作成することをお薦めします。 テンプレートに重要な変更がなく、引き続きテンプレートを使用する場合は、テンプレートの終了日を延長できます。 |
機能の編成にグループを使用 |
グループにプラン機能を表示する場合は、このチェック・ボックスを選択します。 |
プラン・オプションの使用 |
比較時に加入者にプラン・オプションを表示する場合、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択した場合は、オプションの名前を含む関連オプション・グループも選択する必要があります。 |
カテゴリの使用 |
比較時に加入者にプラン・カテゴリを表示する場合、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択した場合は、カテゴリの名前を含む関連カテゴリ・グループも選択する必要があります。 |
機能の使用 |
比較時に加入者にプラン機能を表示する場合、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択した場合は、機能の名前を含む関連機能グループも選択する必要があります。 |
「プラン・ハイライトの作成」セクション |
加入者が他の詳細を調べる前に、加入者にプランの主要機能を表示する場合は、プラン・ハイライトを作成します。たとえば、無料の予防医療などです。 「追加」をクリックして、さらにハイライトを追加します。プランには最大5つのハイライトを追加できます。「上に移動」および「下に移動」矢印を使用して、ハイライトを並べ替えることができます。ハイライトは、プランの比較時に同じ順序で表示されます。 |
機能グループ |
加入者の機能をグループ化する場合は、機能グループの名前と説明を入力します。グループを使用する場合、グループ外ではなく、グループ内にのみ機能を含めることができます。「基本詳細の入力」タブで「機能の編成にグループを使用」チェック・ボックスが選択されていることを確認し、機能グループを作成します。 プラン比較時に加入者に説明が表示されます。 「上に移動」および「下に移動」矢印を使用して、機能グループを並べ替えることができます。機能グループは、プランの比較時に同じ順序で表示されます。 |
機能タイトル、摘要 |
プランが提供する機能を作成します。機能は、提供されるプランのタイプや国などの要因によって異なります。 次に例を示します。
入力した説明は、比較時に加入者が「ヘルプ」をクリックすると表示されます。 「上に移動」および「下に移動」矢印を使用して、機能を並べ替えることができます。機能は、プラン比較時に同じ順序で表示されます。 また、比較時に機能を表示しない場合は、機能を非表示にできます。 |
オプション |
「基本詳細の入力」タブで「プラン・オプションの使用」チェック・ボックスを選択し、機能レベルでオプションを表示していることを確認します。 オプション名は、「比較用の福利厚生プランの構成」ページを使用してこのテンプレートにプランを追加した場合に表示されます。このページでは、オプションの値を追加できます。 |
カテゴリ |
特定の機能の詳細をさらに分類する場合は、「カテゴリ」チェック・ボックスを選択します。たとえば、カレンダ年控除の機能を作成し、「カテゴリ」を選択すると、このテンプレート内でプランを作成するときに、ネットワークや非ネットワークなどのカテゴリの値を入力できます。 「基本詳細の入力」タブで「カテゴリの使用」チェック・ボックスを選択して、機能レベルでカテゴリを表示していることを確認します。 オプションを使用する機能やカテゴリを持つ機能を定義できます。これは有効ですが、プランを比較するには、プラン間で個々の機能の定義が同じである必要があります。 たとえば、「カレンダ年控除」機能には、次のオプションを含めることができます。
共同保険機能には、次のオプションを含めることができます。
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脚注、短縮名 |
脚注を入力して、プラン比較時に加入者に追加情報を提供します。たとえば、すべてのプランで特定の機能に関する脚注が必要な場合や、1つの計画のみで必要な場合があります。 脚注のわかりやすいタイトルと短縮名を入力します。プランの追加時にこの脚注を関連機能にリンクするには、短縮名を使用します。 |
比較するプランの設定
比較するプランの設定方法は次のとおりです:
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ホーム・ページで、「その他」→「設定および保守」をクリックします。
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「比較用の福利厚生プランの構成」タスクを検索して開きます。
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「追加」をクリックします。
プラン値のフィールド参照
このトピックでは、比較テンプレートにプランを追加するために使用するフィールドの詳細について説明します。この情報は、「設定および保守」作業領域の「比較用の福利厚生プランの構成」ページのフィールドに適用されます。
プラン値 | 詳細 |
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プラン名 |
テンプレートに追加するプランの名前を選択します。通常のプラン設計で使用可能なプランのリストを表示できます。 プラン・タイプは選択したプラン名から継承されます。 |
開始日と終了日 |
開始日と終了日は必要に応じて変更できますが、テンプレートの日付内に維持する必要があります。 プランは頻繁には変更されないため、数年(5年など)にわたる計画を作成することをお薦めします。 テンプレートとプランは、比較のためだけに作成します。実際のレートや適格などのコンポーネントは、プラン設計で設定されます。 |
適格プロファイル |
加入者が自分のプランを比較する際に適格を使用する場合は、適格プロファイルを選択します。 加入者がオープン登録期間外にプランを比較する場合、通常の適格チェックは適用されません。加入者には、テンプレートに設定されている国のみに適用されるプランが表示されます。 ただし、要件に応じて、プラン比較の基本的な適格プロファイルを設定することもできます。特に、比較する計画を大量に提供する場合です。たとえば、加入者に、特定の地域または州(カリフォルニア州など)に適用されるプランのみを表示することができます。 |
保険プロバイダ・ロゴ |
.pngまたは.jpeg形式で保険プロバイダのロゴをアップロードします。 すでにプランのロゴがある場合は、リストからそのロゴを選択できます。 |
オプションの見積原価 |
選択した見積原価期間にあわせて、オプションの見積原価を入力します。たとえば、期間として「見積月次原価」を選択した場合は、月次値を入力します。 プラン比較ページの「見積原価値」の横にある「情報」アイコンをクリックすると、オプションの見積原価を表示できます。 |
ハイライト |
テンプレートの一部としてハイライトを定義すると、そのテンプレートに追加するすべてのプランにハイライトがすべて表示されます。プランに適用されるハイライト、および適用されないハイライトを選択する必要があります。プランの比較時に、加入者はプラン間の差異を簡単に確認できます。 |
機能値 |
以前に設定したオプションおよびカテゴリについては、値を指定する必要があります。これらの値に脚注をリンクして、加入者に追加情報を表示することもできます。 |
入力と選択を保存する前に、「プレビュー」をクリックしてテンプレートの外観を確認します。また、最大3つのプランを選択して「比較のプレビュー」をクリックすると、プランの比較時に加入者に表示される内容を確認できます。
プラン比較のクイック処理およびタイルの設定
設定を完了するには、次の手順を実行する必要があります。
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福利厚生プラン比較診断テスト・レポートからテンプレートIDを取得します。
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クイック処理およびタイルを有効にします。
福利厚生プラン比較診断テストを実行してテンプレートIDを取得
加入者のクイック処理およびタイルを設定するには、福利厚生プラン比較診断テスト・レポートからテンプレート名(ID)を取得する必要があります。この診断テストを実行する方法は次のとおりです。
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ログインしたユーザーのアイコンをクリックし、「トラブルシューティング」セクションの「診断テストの実行」をクリックします。
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診断ダッシュボード・ページで、「福利厚生プラン比較診断テスト」を検索して選択し、「実行に追加」をクリックします。
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「実行するテストの選択および入力の指定」セクションで、入力ステータス・アイコンをクリックして詳細を入力します。次のパラメータを構成して、レポートを実行します。
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テンプレート名(必須)
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言語コード(必須)
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プラン名
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「未使用のプラン比較イメージの削除(Y/N)」デフォルト-N
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「孤立したプラン比較データの削除(Y/N)」デフォルト-N
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「保存」をクリックし、テストの名前および表示名を入力します。
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「OK」をクリックします。
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「実行するテストの選択および入力の指定」セクションで「実行」をクリックします。
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診断テスト実行ステータス表で、「リフレッシュ」ボタンをクリックして最新のステータスを表示します。
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実行ステータスが「完了」の場合、「レポート」アイコンをクリックしてレポートを表示します。レポートからテンプレート名(ID)をメモできます。
福利厚生プラン比較ページを使用するためのクイック処理とタイルの設定
プラン比較用に指定する福利厚生タイプごとにクイック処理およびタイルを設定する必要があります。これは、加入者がセルフサービス・ランディング・ページおよびホーム・ページからプラン比較を開始するのに役立ちます。たとえば、医療、歯科および眼科プランのテンプレートとプランを設定した場合、3つのタイルを有効にする必要があります。タイルを有効にすると、ホーム・ページにクイック処理を表示することもできます。すでに事前定義済のタイルがあります。これをサンプルとして使用して独自のものを作成できます。これを複製し、テンプレートIDなどのパラメータ値を変更し、「表示」プロパティを「はい」に設定する必要があります。
要件に従って、サンプル・タイルを複製して追加のタイルを作成する方法を次に示します。
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「ホーム」ページで、「構成」→「構造」をクリックします。
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構造およびページ・コンポーザをツールとしてサンドボックスを作成します。
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サンドボックスを起動して入力します。
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「ツール」メニューから「構造」ページに移動し、「自分」をクリックします。
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「クイック処理」タブ、「福利厚生」の順に選択します。
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「福利厚生比較プラン」を選択します。
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「複製の作成」をクリックします。必要な各タイルおよびクイック処理を作成するには、提供されるサンプル処理を複製する必要があります。たとえば、医療および歯科プランのタイルやクイック処理を作成できます。
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クイック処理の名前を入力または変更します。たとえば、「医療プラン比較」と入力します。または、加入者が将来のプランを比較できるように日付を表示する場合は、「医療2022」のように入力します。
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ホーム・ページでクイック処理リンクとして追加を選択します。
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「表示」プロパティを「はい」に変更します。
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「モバイル使用可能」で「はい」を選択します。
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「ページ・パラメータ・リスト」のTemplateId値を、福利厚生プラン比較診断テスト・レポートからコピーした値で更新します。たとえば、TemplateId=300100565517943などです。特定の年のタイルを表示する場合は、テンプレートIDとともにYYYY-MM-DD形式で有効日も指定する必要があります。
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「保存して閉じる」をクリックします。
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有効にするタイルとクイック処理ごとにステップを繰り返します。
福利厚生プラン比較に関するFAQ
「プラン・テンプレート」リージョンに一部のテンプレートが表示されないのはなぜですか。
先日付のテンプレートを作成した可能性があります。先日付のテンプレートは、「プラン・テンプレート」リージョンには表示されません。テンプレートの有効日を変更して、先日付のテンプレートを検索できます。
テンプレートの構成時にオプションを設定するにはどうすればよいですか。
比較テンプレートの作成ページの「基本詳細の入力」タブで、「プラン・オプションの使用」チェック・ボックスを選択します。次に、機能に含めるオプションを選択します。
テンプレートの構成時にカテゴリを設定するにはどうすればよいですか。
比較テンプレートの作成ページの「基本詳細の入力」タブで、「カテゴリの使用」チェック・ボックスを選択します。次に、機能に含めるカテゴリを選択します。
プラン比較設定の問題を診断するにはどうすればよいですか。
福利厚生プラン比較診断テストを使用して、プラン比較機能の設定および使用中に発生する可能性のある問題に対処できます。このレポートは、プラン・インスタンスとインスタンス値、定義タイプと定義値、および未使用のプラン比較イメージの表示や削除に関する問題に対処するのに役立ちます。
福利厚生セルフサービス・ランディング・ページからタイルを削除するにはどうすればよいですか。
タイルの「表示」プロパティを「いいえ」に設定する必要があります。
要件に従って、サンプル・タイルを複製して追加のタイルを作成する方法を次に示します。
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ホーム・ページで、「構成」→「構造」をクリックします。
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構造およびページ・コンポーザをツールとしてサンドボックスを作成します。
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サンドボックスを起動して入力します。
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「ツール」メニューから「構造」ページに移動し、「自分」をクリックします。
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「クイック処理」タブ、「福利厚生」の順に選択します。
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削除するタイルのクイック処理を選択します。
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クイック処理の編集ページで「表示」プロパティを「いいえ」に変更します。
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「保存して閉じる」をクリックします。
福利厚生プランが毎年わずかに変わる場合はどうなりますか。
単にプランを更新できます。たとえば、原価の変更や機能の追加や削除が可能です。変更がより重要である場合は、プランをコピーして、そのコピーに変更を加えることができます。プロバイダの変更などの変更があり、プランが異なる場合は、テンプレートを作成してそのテンプレートにプランを追加できます。
比較のために紹介しているプラン詳細を変更できるのはいつですか。
これは、オープン登録イベントがいつスケジュールされるかによって異なります。オープン登録が11月1日に開始される予定の場合は、10月初旬に変更を行うことも、ただちに変更を行うこともできますが、2021年10月に先日付を設定して、福利厚生をその期間からロールアウトできるようにます。古い詳細は上書きされ、新しい登録の新しい詳細のみが加入者に表示されることに注意してください。