ワークシート割当セグメントを構成するための基本プロセス

ここでは、報酬、詳細表のみ、パフォーマンスまたは昇格・昇進タスク・ワークシートに割当セグメントを含めるための基本プロセスを示します。タスクはすべて「報酬」作業領域にあります。

  1. 「外部データ」タスクを使用して、割当セグメントをロードします。

  2. ワークフォース報酬プランのすべての報酬サイクルがクローズされていることを確認します。一部のオプションはオープン・サイクルでは使用できないため、これにより、すべての構成オプションを使用できるようにします。

  3. 割当セグメントに使用する報酬コンポーネントを識別します。また、割当セグメントに使用する金額列も識別します。これは、「報酬額」列、またはコンポーネントの6つのその他のレート列のいずれかにすることができます。この列は、セグメント合計をワークシート要約ビューにフィードする方法となります。ワークシートの詳細表で、選択した列のデフォルト値として合計を使用することもできます。

  4. 割当セグメントに使用可能な5つの報酬コンポーネントのうち1つのみを構成します。「報酬コンポーネントの構成」タスクを使用します。給与レートにマップされておらず、マップされている給与レートもないコンポーネントを構成する必要があります。

  5. 「ワークシート表示の構成」タスクを使用して、詳細ワークシート表の「追加情報」グループの「割当セグメント」列を有効にします。

  6. 「割当セグメントの構成」タスクを使用して、割当セグメントを有効にし、構成します。水平スクロールを減らすには、有効にする列を10列以下にしてみてください。割当セグメント表のより堅牢なビューをマネージャに提供するには、「添付解除アイコンの表示」を選択します。

    すべてのワークシート列と同様に、わかりやすい表示名を設定し、デフォルト順序を変更できます。割当セグメント列のプロパティを設定することもできます。設定できる具体的なプロパティは、列によって異なります。

    • 一般(列シェード付け、端数処理ルール、小数点精度など)

      • 1つの数値セグメント列について、「合計に選択済」「はい」に設定する必要があります。

      • ワークシート監査証跡に含めるそれぞれのセグメント列について、「監査証跡に含む」を選択する必要があります。

    • 表示およびアクセス(ライン・マネージャは列データの読取りのみが可能であるが、報酬管理者はその読取りと編集が可能であるなど)

    • デフォルト値(特定の数値やテキスト、指定したFormulaや報酬導出要因、相互参照列から提供される値など)

      • 個人が変更を加えた後に「ワークフォース報酬データのリフレッシュ」プロセスで更新する必要があるそれぞれのセグメント列について、「リフレッシュの対象となるデフォルト値」を選択する必要があります。

    • 情報(セグメント列の金額やセグメント列データのソースを決定するために使用される計算や動的列条件など)

    多くのセグメント列について、按分係数を決定するためなどに、動的条件を構築することもできます。

    マネージャがワークシート監査証跡で割当セグメントに対する変更を表示できるようにするには、1つのセグメント列についてのみ「監査識別要素」を選択します。

    「割当セグメント使用可能」「いいえ」に変更すると、すべてのセグメント構成が削除されます。これを「はい」に戻しても、構成は復元されません。「いいえ」に変更しても、それを保存する前にページを離れた場合は、「割当セグメント使用可能」「いいえ」に設定する前に保存した任意の構成を復元できます。