個別報酬プラン
マネージャが通常の報酬サイクル以外の個人に報酬を授与可能にできます。たとえば、ライン・マネージャは他のユーザーにスポット・ボーナスを付与したり、株式を付与できます。報酬マネージャは、個人に学費を払い戻せます。また、個人が寄付プランや貯蓄プランへの自身の拠出金を管理できるようにもできます。これを行うには、「報酬」作業領域の「個別報酬プラン」タスクを使用して個別の報酬プランを作成します。
オプション
各プランには、少なくとも1つのオプションが必要です。非通貨オプション(株式付与など)または通貨オプションを設定できます。このオプションを作成する場合は、割付または拠出金を給与で処理できるように通知するための給与エレメントを選択する必要があります。報酬や拠出金を割り当てると、エレメントに対して構成された入力パラメータが個人に表示されます。
選択したエレメントが給与ベースにも使用されていないことを確認します。報酬オブジェクトをまたいで同じエレメントを使用すると、給与で競合が発生する可能性があります。また、給与や個別報酬が予期せず削除される場合もあります。
オプションで予算計画プールを選択すれば、マネージャがオフサイクルやオンサイクルの報酬を追跡できます。
支払日
標準日付ルールを使用して、プランの支払をいつ開始および終了するかを指定します。たとえば、報償を提示する個人が支払日を設定できます。車両手当などの定型支払には、終了日を設定するだけで十分です。
「開始または送信日」オプションを選択した場合、個人が処理中に開始日を設定できるときには、それが報奨または拠出金で使用されます。それ以外の場合は、処理が送信された日付が報奨または拠出金で使用されます。
適格
適格プロファイルを使用して、報酬プランまたはオプションに加入できる個人を決定します。適格プロファイルは、プラン、オプション、またはその両方に添付できます。たとえば、会社の車両プランには、営業およびフィールド・サービス部門のみを含む適格プロファイルを添付します。オプションには、移動距離の範囲で支払金額を制限する追加のプロファイルを添付します。
また、報酬適格評価では、エレメント適格レベルで定義された基準を使用して、ある個人が報酬プランに適格であるかどうかも決定します。適格性を制御するベスト・プラクティスでは、適格プロファイルまたはエレメント適格のいずれかを使用しますが、両方は使用できません。
複数のプロファイルを追加する場合は、少なくとも1つのプロファイルを必須としてマークする必要があります。
プラン・アクセス制限
個々の報酬授与を開始、更新または中止できるユーザーと、プラン・アクセスを制限する状況を管理します。たとえば、「個人拠出金の管理」を使用する個人のみが拠出金を開始、更新または中止できるようにプランを設定する場合があります。
プラン情報
プランやプランに参加する個人を報奨するマネージャを支援するために、オプションで、背景情報や指示を入力できます。関連するドキュメントやWebサイトへのリンクも含めることができます。プランを表示しているユーザーがプランを選択するときにこの情報を表示するか、「プラン情報の表示」をクリックした後に表示するかも指定できます。