給与の提供ルール

これらの提供ルールを使用して、デフォルト値を設定し、給与フローで検証を追加できます。

提供ルール

説明

ジョブFLSAコードを使用した給与ベースのデフォルト設定

このルールでは、個人のジョブFSLAステータスに従って給与ベースがデフォルト設定されます。

  • FLSAステータスがEXEMPTの場合、年間給与ベースが設定されます

  • それ以外の場合は、時給ベースが設定されます

また、このルールでは、給与開始日の1年後の次回給与レビューの日付もデフォルト設定されます。このルールは、HCMデータ・ローダーやRESTサービスなどの特定の領域では実行されません。また、このルールでは、ジョブFLSAに対する有効日変更を検出できません。提供ルールのコピーを開始すると、給与ベース・フィールドは空になります。ご使用のバージョンのルールで値を構成する必要があります。

このオブジェクト・デフォルト・ルールは、初めて給与セクションを入力したときに実行されます。たとえば、昇格・昇進処理を開始し、アサイメント・セクションでジョブを設定します。給与セクションに到達すると、ルールに従って給与ベースがデフォルト設定されます。その後、アサイメント・セクションに戻り、ジョブを変更できます。新しいジョブであるため、ルール・ロジックによって、異なるベースがデフォルト設定される場合でも、デフォルト設定された給与ベースは給与セクションに戻っても変更されません。同様に、既存の給与を訂正している場合は、オブジェクトが存在し、現在訂正中であるため、その給与ベースは変更されません。

パート・タイマーの給与ベース周期が時給であることの検証

このルールでは、個人のアサイメントがフルタイムかパートタイムかに応じて給与ベース周期が検証されます。次のいずれかの条件に該当する場合、ルールでエラーが発生します。

  • フルタイムで勤務する個人には、時給ベースが割り付けられます

  • パートタイムで勤務する個人には、時給ベースは割り付けられません

このルールは、オファー、HRおよび報酬のフロー、プロセス、HCMデータ・ローダーおよびRESTサービスで利用可能です。

次回給与レビュー日の警告

このルールでは、次回給与レビューに設定された日付が、給与開始日の1年後よりも後であることが検証されます。日付が1年を超える場合は、警告が表示されます。ルールは、オファー、HRおよび報酬のフローのみに制限されます。

提示給与額が現在の給与額未満でないことの検証

このルールでは、昇格・昇進処理で、提示給与額が現在の給与未満でないことが検証されます。既存の給与レコードがあり、別のレコードを作成している場合は常に、このルールは、HRおよび報酬のフロー、プロセス、HCMデータ・ローダーおよびRESTサービスで利用可能です。

提示給与額がゼロでないことの検証

このルールでは、昇進・昇格処理で、提示給与額が0でないことが検証されます。このルールは、既存の給与があり、別のレコードを作成しているHRおよび報酬のフロー、プロセス、HCMデータ・ローダーおよびRESTサービスに制限されます。

既存の給与データもこのルールに違反していないことを確認してください。現在の給与額が0の場合でも、このルールによってエラーが発生する可能性があります。