契約の概要

就業者のアサイメントには、一部の雇用主が求める契約情報を含めることができます。契約詳細は、情報目的専用であり、処理に対する影響はありません。

雇用主は、契約が雇用主レベルで使用可能になっており、次のいずれかの雇用モデルを使用できる場合のみ、契約を使用できます。

  • 2階層複数契約 - 単一アサイメント

  • 2階層単一契約 - 単一アサイメント

新規契約を作成するか既存の契約から選択して、契約をアサイメントに関連付けることができます。同じ雇用関係内のアサイメントでのみ、同じ契約を使用できます。

契約をサポートする雇用主の就業者に対して新しいアサイメントを作成し、契約詳細を入力しない場合でも、アプリケーションにはデフォルトの契約レコードが作成されます。

契約期間を延長し、「雇用契約」タスクを使用してその他の契約詳細を管理できます。HR担当者は、「クイック処理」の「自分のクライアント・グループ」タブからこのタスクにアクセスできます。ライン・マネージャは、「クイック処理」の「自分のチーム」タブからタスクにアクセスできます。従業員は、「雇用情報」ページで契約情報を表示できます。

「契約の管理」ビジネス・プロセスの承認を構成するには、「契約の管理」承認ルールを使用します。契約のタイプには、固定期間、フルタイムまたは季節的のいずれかを選択できます。「契約タイプ」フィールドの値は、ユーザー参照CONTRACT_TYPEによって移入されます。

「雇用データの移行」スケジュール済プロセスを実行することで、契約データをアサイメントから契約に移行できます。このプロセスは、「雇用契約」タスクを使用して契約を管理する前に1回のみ実行する必要があります。