パフォーマンス文書での質問リストの使用方法

パフォーマンス文書に追加する質問リストを作成します。これらの質問リストは、直属のマネージャ以外の関係者からフィードバックを収集します。マネージャは、就業者を評価する際の参考としてフィードバックを利用できます。

パフォーマンス文書で質問リストを使用する目的は次のとおりです。

  • パフォーマンス文書でフィードバックを取得する

  • 就業者に関するコンピテンスと目標以外の情報を収集する

  • 特定の対象者および期間に対して質問を構成する

質問リストを作成するには、「自分のクライアント・グループ」「パフォーマンス」「質問リスト」に移動します。ここから質問と質問リスト・テンプレートを作成することもできます。

自分の質問を書くかわりに、すでに作成されている質問を確認できます。「質問ライブラリ」タスクに移動するには、「設定および処理」メニューから「設定および保守」作業領域に移動します。

  • オファリング: ワークフォース開発

  • 機能領域: 質問リスト

  • タスク: 質問ライブラリ

パフォーマンス文書でフィードバックを取得する

質問表を使用して、組織が複数のソースからフィードバックを取得できます。このようなソースは、評価対象の就業者、その就業者のマネージャ、同僚、他のマネージャ、内部顧客、または組織内の他のロールです。これにより、就業者のパフォーマンスの全体像を把握できます。マネージャは、パフォーマンス文書で就業者を評点付けするためにパフォーマンス文書で取得した関係者フィードバックを使用できませんが、マネージャが就業者を評点付けする際に使用できます。

マネージャまたは就業者(あるいはその両方)は、関係者フィードバックを管理し、関係者を選択してロールを割り当てます。これらのロールは、参加者が応答する質問リストを決定します。

パフォーマンス文書で使用される質問リストのスコア付け

パフォーマンス・テンプレートの構成時に、質問リストのスコア付けを有効にできます。質問リストを選択する場合は、次のオプションを使用して、「パフォーマンス・テンプレート」ページでスコア付けを構成します。

  • 「ロール別処理」セクションを使用して、スコアを表示できるロールを選択します。ロールのスコア付けを有効にすると、そのロールを持つ個人は質問リストでスコアおよびセクションの加重を表示できます。スコアは、保存時または評価の送信後にユーザーに表示されます。
  • 「加重調整」セクションの「セクションの加重使用可能」を選択して、質問リスト・セクションのセクションの加重を使用可能にします。総合要約評点の計算でセクションの加重が考慮される場合、合計スコアに適用するセクションの加重を割り当てます。セクションの加重をパフォーマンス文書より低く設定できないようにセクションの最小加重を割り当てることができます。
  • 「スコア付け」セクションの「総合要約計算に合計スコアを含める」を選択して、総合要約評点の計算に合計スコアを含めます。

就業者に関するコンピテンスと目標以外の情報の収集

質問リストを使用すると、就業者に関してコンピテンシおよび目標に限定されないデータを収集できるため、就業者のパフォーマンスや育成に関する情報の範囲が拡張されます。

たとえば、マネージャまたは就業者に次の処理を行うように依頼できます。

  • 就業者の強味、またはさらに育成が必要な分野を識別してください。

  • 前年中に就業者が行った上位3つの達成を説明してください。

  • 現在のロールにおける就業者の満足度について意見を述べてください。

特定の対象者および期間の質問の設定

一般対象者またはマネージャ、就業者、ピア、その他のロールなどの特定のグループをターゲットにして質問表を設定できます。質問表をパフォーマンス・テンプレート期間に関連付けて、質問表に応答するロールを割り当てる必要があります。これにより、特定の期間に集中した質問表または複数の期間にわたって使用可能な質問表を作成できます。