14 新規製品およびサービスの管理の概要: 市場への製品のリリース

この章の内容は次のとおりです。

品目ステータス: 説明

「品目ステータス」表で、関連する属性グループと属性、および制御情報を表示するためのステータス・コードを選択します。

品目ステータスは、品目の状態を定義するために使用され、品目標準運用属性のデフォルト値である状態に基づきます。

品目ステータスはシード済であり、その値は「アクティブ」および「非アクティブ」です。品目ステータスは、「品目ステータスの管理」ページで作成、編集または削除できます。

運用属性グループ、および選択した品目ステータスに対応する属性が「詳細」セクションに表示されます。

ステータスが品目に適用される場合、属性の値が変更される可能性があります。品目ステータス値に基づいて、属性値がどのように変化するかに対応する使用目的を選択します

  • デフォルト設定: 品目のインポート時および更新時に、値をオーバーライドできできます。

  • 継承: ステータス値の変更時に品目ステータス属性の値を設定します。この値はオーバーライドできません。

  • なし: 品目ステータス属性値は変更されません。

品目ステータスに対する変更は、既存の品目に自動的に適用されません。変更は、品目の編集時に品目ステータス値が変更されたときに適用されます。

各品目ステータスのステータス値により、品目に対して実行できる処理を制御します。ステータス属性には、「製造品」、「顧客オーダー可能」、「社内オーダー可能」などがあります。

「管理レベル」フィールドは編集できません。このフィールドの値は、「属性グループの管理」ページで設定した値が自動入力されます。

市場への製品のリリースに関するFAQ

どのようにして品目のステータスを変更しますか。

品目のステータスは、「品目の編集」ページで該当する品目ステータスを選択すると変更できます。ステータスの設定に基づいて、ステータス属性が継承されるか、デフォルト設定されます。

ステータスは、ルールで変更することもできます。たとえば、属性のライフサイクル・フェーズが「生産」の場合に品目ステータスをアクティブに変更できるルールを作成できます。

どのようにすると品目組織割当を変更できますか。

組織割当により、マスター組織に作成された品目が別の組織で使用できるようになり、組織の品目の表示/非表示を制御できるようになります。たとえば、特定の品目は、特定の組織では組立、販売または購買できないことがあります。品目の表示/非表示は、その品目を特定の組織に割り当てることで制御します。

同様に、特定の属性は組織レベルで制御できます。たとえば、ある品目は特定の組織(地域)で販売できますが、別の地域では販売が許可されていないとします。これは、この属性を組織レベルで制御することで実施できます。