9 製品およびサービス・データの管理: カタログの定義
この章の内容は次のとおりです。
カタログの作成
カタログ: 連携方法
カタログとは、品目の分類に使用するカテゴリの集合です。カテゴリは、タクソノミを表す階層に編成できます。新しいカテゴリは、カタログのコンテキストでのみ作成します。別のカタログから、またはソース・カタログからの共有カテゴリとして、既存のカテゴリを1つ以上のカタログに追加できます。カタログ内の品目とカテゴリの割当は、カタログ・コンテンツを管理することで管理できます。たとえば、「カタログの編集」ページで、「カタログ・コンテンツ」フィールドの値を「すべてのレベルの品目」に設定すると、品目はリーフ・レベルに限定されることなく、カテゴリ階層内の任意のレベルに割当てできるようになります。
この図は、カタログ・コンポーネント間の関係を示しています。

カタログ
カタログは、品目の分類を定義するために編成されるカテゴリの集合です。カタログの最上位レベルはカタログ・ルートです。カテゴリ階層内の第1レベルのカテゴリはすべて、カタログ・カテゴリ関連コンポーネントを通じてカタログ・ルートに関連付けられます。
カテゴリ
カテゴリとは、品目のセットを表すカタログのコンポーネントのことです。カタログ・カテゴリ関連を通じてカテゴリをカタログに関連付けることができます。共有カテゴリとネイティブ・カテゴリはどちらも、カタログ・カテゴリ関連を通じて関連付けられます。
カタログ・カテゴリ関連
カタログ・カテゴリ関連は、カタログとカテゴリ、または親カテゴリと子カテゴリの間の関係を表します。各カタログ・カテゴリ関連は、カタログとカテゴリの間の関係、または親カテゴリと子カテゴリの間の関係を表します。
品目カテゴリ割当
品目カテゴリ割当は、カタログ内のカテゴリへの品目の割当を表します。各品目カテゴリ割当は、カタログと品目の間の関係を表します。
品目
品目は、製品、サービス、テンプレートなどのオブジェクトを表します。品目は、品目カテゴリ割当コンポーネントを通じて割り当てられます。
添付またはイメージ
情報は、添付フレームワークを通じてカタログやカテゴリに関連付けられます。複数の添付がサポートされますが、UIに表示するために1つのカタログまたはカテゴリに関連付けられるのは、1つの添付または添付タイプ・イメージのみです。
カタログ詳細: 説明
カタログは、適切な権限が付与されているときに、「カタログの編集」ページで表示および編集できます。
次に示す「カタログの編集」ページの各部分には、カタログの管理および編集のための重要な機能が備わっています。
-
カタログ・ヘッダー・リージョン
-
カタログ詳細タブ
-
カテゴリ階層タブ
カタログ・ヘッダー・リージョン
「カタログの編集」ページのヘッダー・リージョンには、カタログの名前と説明、デフォルト・カテゴリの選択内容およびカタログの開始日と終了日が表示されます。
カタログのデフォルト・カテゴリは、そのカテゴリが品目の作成プロセスで使用されるように、品目の属性値に基づいて変更できます。デフォルト・カテゴリの選択は、その他のOracle Fusionアプリケーションでカテゴリに品目を割り当てる際にも使用できます。
カテゴリの開始日と終了日は、カタログを更新する際にカテゴリが使用される期間を管理するために変更できます。
カテゴリは、カテゴリ階層内で推移する関係を反映するように改訂または再分類できます。
カタログ詳細タブ
「詳細」タブの内容は次のとおりです。
-
カタログの構成属性。これにより、実行時のカタログの動作を制御します。
-
カタログの共有属性。これにより、共有に使用されるソース・カタログと共有できるコンテンツを制御します。
-
カタログの追加情報。これには、カタログ・メタデータをサポートする付加フレックスフィールドが含まれています。
「カテゴリ階層」タブ
「カテゴリ階層」タブには、カテゴリ階層を作成および保守できるカテゴリ階層リージョンが含まれています。さらに、品目の割当、別のカタログでのカテゴリの使用、およびカテゴリの属性とカタログ・カテゴリ関連の編集を実行できます。
カタログのフォーマット: 説明
カタログのフォーマットは、カタログの作成時に定義され、実行時のカタログの動作を制御します。
カタログをフォーマットするときに、レイアウトで3つのメイン・エリアを制御します。これには、次のタスクが含まれます。
-
カタログ構成
-
日付使用可能
-
カテゴリ共有
一部のフィールドは必須ですが、その他のフィールドはオプションです。
カタログ構成
カタログは構成可能です。この構成は、コンテンツの動作に影響を与えます。カタログ構成には、カタログ構成を定義する属性のセットが含まれています。これらの属性は、カタログの実行時の動作を定義する際に作用します。
構成の機能は次のとおりです。
-
カタログ・コード: 使用される一意の識別子。
-
管理レベル: 品目をカテゴリに割り当てる方法を制御します。これには、2つの値があります。最初の値はマスター・レベルです。これにより、マスター組織に関連付けられたすべての子組織への品目の自動割当が可能になります(現在のコンテキストがマスター組織の場合)。2番目の数値は組織レベルです。これにより、品目を現在のコンテキストの組織にのみ割り当てます。
-
デフォルト・カテゴリ: 新しく作成した品目は自動的にデフォルト・カテゴリに割り当てられます(特定の標準運用属性の値が、新しい品目に入力された場合)。自動割当は、機能領域によって管理されます。それぞれの管理領域には、標準運用属性の値が自動割当処理をトリガーするために使用される特定のルールがあります。たとえば、購買仕様がオンにされている場合や社内オーダー品目仕様が有効になっている場合、品目は「購買」と呼ばれる機能領域に割り当てられているカタログに割り当てられます。
-
リーフ・レベル・カテゴリのみへの品目の割当: 品目は、階層内で最下位のカテゴリにのみ割当可能になります。
-
カタログ・コンテンツ: カタログに追加可能なコンテンツと、コンテンツを追加可能な場所を管理します。
-
複数品目カテゴリ割当の許可: このオプションが選択されていると、品目をカタログ内の1つ以上のカテゴリに割当てできるようになります。デフォルトでは選択が解除されているため、各品目はカタログ内の1つのカテゴリにのみ割当てできます。
-
公開カタログ: 選択すると、このカタログが公開としてマークされます。カタログを表示するアクセス権を持つすべてのユーザーは、このカタログにアクセスできます。
カタログ日付使用可能
日付使用可能機能では、開始日属性と終了日属性を使用することで、カタログがアクティブ状態または非アクティブ状態になる時期を管理します。
カテゴリ共有
カテゴリ共有機能により、指定のソース・カタログのカテゴリを共有できます。
共有機能には、次の3つの属性があります。
-
参照により共有: 参照によって共有される、ターゲット・カタログ内の読取り専用のカタログ要素。このタイプの共有には、複数のソース・カタログを使用できます。
-
コピー: 別のカタログのコンテンツは、そのコンテンツのコピーを作成することで現在のカタログに追加できます。コピーしたコンテンツは、現在のカタログ内で編集できます。
-
子カテゴリを含める: カテゴリのコピーの際に子カテゴリをコピーするかどうかを示します。
-
品目カテゴリ割当のコピー: カテゴリに割り当てられた品目をカタログにコピーするかどうかを示します。
-
自動割当カタログ: 説明
自動割当カタログ機能により、カテゴリを手動でカタログに追加する必要がなくなるため、非階層カタログを簡単に作成できます。この機能は、ルート・レベルでカタログを追加するため、フラット・カタログと階層カタログのどちらでも動作します。
カタログと同じカテゴリ構成値を持つすべてのカテゴリは、カタログ・カテゴリ関連を作成するときに、カテゴリごとに自動的にカタログに割り当てられて関連付けされます。
自動割当
自動割当機能は、カタログの作成時にカテゴリ自動割当可能チェック・ボックスが選択されていると有効になります。自動割当カタログに表示されるカテゴリは、起動時と保存後にのみリフレッシュされます。
自動割当カタログと同じ構成値を持つ別のカタログでカテゴリを作成すると、そのカテゴリは自分のカタログにも追加される点に注意してください。自動割当カタログに表示されるカテゴリは、起動時と保存後にのみリフレッシュされます。
新しいカタログを開くと、そのカタログのカタログ構成値と同じカテゴリ構成値を持つすべてのカテゴリが、自動的にカタログに割り当てられます。
たとえば、「購買」は商品を表すカテゴリのすべてを含むマスター・カタログを維持できます。各商品チームは、チーム独自のカタログにチームの商品に対応するカテゴリを作成できます。
購買のマスター・カタログには、「購買」という名前が付けられ、カテゴリの自動割当をサポートするように作成時に構成されます。「購買」カタログの自動割当を有効化しているため、商品チームが作成したカテゴリは、カタログに自動的に追加されます。購買マネージャは、「購買」カタログでカテゴリとして表されるすべての商品のコレクションを表示できます。
カタログの管理
カタログ階層: 組み合せ方法
カテゴリをカタログに関連付けて品目の集合を整理および分類するには、カタログを使用します。分類を形成し、品目をカテゴリに割り当てるには、カテゴリを編成します。カテゴリをカタログに関連付けると、関連付けの関連を指定するカタログ・カテゴリ関連が作成されます。カタログ・カテゴリ関連は、2つのカテゴリ間の関係、たとえば親カテゴリと子カテゴリの間の関係を表すこともできます。
次の図は、カテゴリ階層コンポーネントの関係を示しています。

コンポーネント
カテゴリ階層のコンポーネントは次のとおりです。
-
カタログ・ルート: カタログと呼ばれるオブジェクトを表すカテゴリ階層内の最上位ノード。
-
カテゴリ: 分類構成を表すために使用されるカタログ・コンポーネント。
-
カタログ・カテゴリ関連: 図の線は、カタログとカテゴリの間、または親カテゴリと子カテゴリの間の関係を表します。
-
品目カテゴリ割当: 図の点線は、カテゴリと品目の間の関係を表します。
-
参照カテゴリ: この図のカテゴリC5は、ソース・カタログからの参照カテゴリとして共有されます。
-
リーフ・レベル・カテゴリ: カテゴリ階層内の最下位または下位レベルのカテゴリ。これをサポートするようにカタログを構成する場合、カテゴリ階層内のすべてのレベルに品目を割り当てることができます。
-
参照カテゴリ: この図のカテゴリC2は参照カテゴリです。参照カテゴリは、分類のためにカテゴリ階層に追加するカテゴリであり、品目は割り当てられません。
カテゴリ階層には、表示可能なレベル数の制限はありません。カテゴリ階層は、1つのカテゴリ階層内に複数の階層を持つことができます。
カテゴリとカタログの関係: 説明
カタログは、カテゴリをカタログに関連付けることで、品目の集合を整理および分類するために使用します。カテゴリは、タクソノミを形成するために編成され、品目はカテゴリに割り当てられます。カテゴリをカタログに関連付けると、関連の関係性を指定するカタログ・カテゴリ関連が作成されます。カタログ・カテゴリ関連は、2つのカテゴリ間の関係性、たとえば親カテゴリと子カテゴリの間の関係性を表すこともできます。
カタログ・カテゴリ関連
日付対応の属性値は、カタログ・カテゴリ関連にとって重要です。カタログ・カテゴリ関連は日付対応であり、カタログ・カテゴリ関連がカタログでアクティブになる時期と、カタログ・カテゴリ関連が非アクティブになる時期を管理します。カタログ・カテゴリ関連には、日付の有効化をサポートする2つの属性である開始日と終了日があります。開始日は、カタログ・カテゴリ関連がユーザーに対して使用可能(アクティブ)になる最初の日付の値です。終了日は、カタログ・カテゴリ関連が使用できる最後の日付であり、この日付を経過するとカタログ・カテゴリ関連は非アクティブになります。日付対応の属性値は、カタログ内のコンテンツの表示/非表示とカテゴリの動作の管理にも使用できます。カテゴリ関連が非アクティブの場合(終了日属性の値が現在の日付よりも前で終了日が過ぎている場合)は、カテゴリに品目を割り当てることができなくなります。
カタログ・カテゴリ関連は、カタログ・カテゴリ関連が参照するカテゴリが自動的に非アクティブ状態に設定されたときに非アクティブ状態になりますが、表示は自動的にはリフレッシュされません。
カテゴリ階層のインポート: 説明
カテゴリ階層はスプレッドシート・インタフェースで作成および保守できます。これにより、カタログの作成と保守にかかる時間を短縮できます。既存のカタログ・コンテンツはエクスポートすることで、カタログ・カテゴリ階層の別のカタログで使用できます。
カタログで使用するカテゴリ階層のインポートに関して重要な側面は次のとおりです。
-
スプレッドシート・インタフェース
-
カテゴリ階層のエクスポート
スプレッドシート・インタフェース
カタログ・カテゴリ階層は、ADFdiスプレッドシート・インタフェースを使用して管理できます。そのためには、「カタログの編集」ページの「カテゴリ階層」タブにある「スプレッドシートで編集」ボタンを選択して、既存のカタログ・コンテンツをダウンロードします。このコンテンツはスプレッドシート・インタフェースで変更して、カタログにコンテンツをアップロードして戻します。
スプレッドシートでは、ADFdiインタフェースが提供するユーザー定義のコントロールを使用して、既存の階層のダウンロード、新しいカテゴリの定義、カタログ階層の編集、直接またはカテゴリの参照によるカタログへのカテゴリの追加を実行できます。カタログのカテゴリ階層は、スプレッドシートでカテゴリの作成や追加を実行して定義できます。定義した階層は、カタログの作成時にアップロードします。既存の階層がある場合は、フラット化した階層を切り取って、スプレッドシートに貼り付けできます。
カテゴリ階層のエクスポート
カテゴリ階層は、その構成を製品パートナなどと共有する必要があるときにエクスポートできます。パートナは、ADFdiスプレッドシート・インタフェースを使用して、カタログ・ファイルをインポートできます。
カテゴリ階層は、パートナが使用できるようにするために、カタログからをエクスポートできます。「製品情報管理」作業領域で、パートナはカテゴリ階層をパートナのカタログに直接インポートできます。
カタログ・カテゴリ関連: 説明
カタログ・カテゴリ関連によって、カテゴリをカタログまたは親カテゴリに割り当てます。この関連を使用することで、カテゴリをカタログに割り当てる時期を管理できます。そのためには、関連の開始日と終了日を設定します。カタログ・カテゴリ関連は、「カタログの編集」ページ(カテゴリ階層タブ)でのみ編集できます。カタログ・カテゴリ関連の開始日属性と終了日属性は、詳細リージョンで編集できます。関連は、終了日を過ぎるまで削除できません。
カテゴリ・カタログ関連
編集するカタログ・カテゴリ関連のカテゴリ階層表でカテゴリを選択して、右側のパネルにカテゴリの詳細を表示します。編集可能なフィールドは、関連の開始日と終了日のみです。
変更後に、「保存」ボタンをクリックすると変更内容がデータベースに保存されますが、「カタログの編集」ページは閉じられません。「保存してクローズ」ボタンをクリックすると、変更内容がデータベースに保存され、「カタログの編集」ページが閉じられます。
カタログおよびカテゴリの日付使用可能: 説明
カタログ、カテゴリおよびカタログ・カテゴリ関連では、日付使用可能を使用して、開始日と終了日に基づいて指定したオブジェクトがアクティブか非アクティブかを決定します。日付使用可能の定義は次のとおりです。
-
アクティブ: 現在の日付が開始日の値以降であり、終了日の値以前の場合、オブジェクトはアクティブです。
-
非アクティブ: 現在の日付が終了日の日付よりも後の場合、オブジェクトは非アクティブです。
-
先日付: 現在の日付が開始日の値よりも前の場合、オブジェクトは将来の日付が設定されます。
設定した日付使用可能属性は、カタログ、カテゴリまたはカタログ・カテゴリ関連が使用される時期または表示される時期を決定するために使用します。
-
「カタログの管理」ページの表フィルタにより、どのカタログを表示するかを決定します。選択リストのデフォルト値は「アクティブ」です。これは、アクティブなカタログのみが表示されることを示します。値「すべて」を選択すると、アクティブと非アクティブの両方のカタログを表示できます。
-
カテゴリ階層タブの「カタログの編集」ページには、どのカテゴリとカタログ・カテゴリ関連を表示するかを決定する2つの表フィルタがあります。この2つの選択リストのデフォルト値は「アクティブ」です。これは、アクティブなカテゴリとアクティブなカタログ・カテゴリ関連のみが表示されることを示します。値「すべて」を選択すると、アクティブおよび非アクティブのカテゴリとカタログ・カテゴリ関連を表示できます。
-
その他のアプリケーションでも、日付使用可能属性を使用して、カタログのアプリケーション・プログラミング・インタフェースまたはサービスによって取得した情報にフィルタを適用できます。
次の図では、これらのオブジェクトの日付使用可能属性を示します。カタログ、カテゴリまたはカタログ・カテゴリ関連には、アクティブまたは非アクティブの内部状態があります。

カタログおよびカテゴリの日付使用可能に関しては、次の側面が重要です。
-
開始日
-
終了日
-
カタログおよびカテゴリのオブジェクト
-
カタログ・カテゴリ関連
-
カタログおよびカテゴリのルール
開始日
開始日は、オブジェクトをアクティブ化できる最初の日付として定義されます。開始日は、現在の日付よりも後の日付に値を設定することで、将来の日付に設定できます。カタログまたはカテゴリの作成時に日付を入力していない場合、開始日の値はシステム日付がデフォルトで設定されます。
終了日
終了日は、オブジェクトをアクティブ化できる最後の日付として定義されます。オブジェクトは、「終了日」の値で指定した日付の1秒後(つまり、翌日の午前12:00:01)に終了日を経過します。過去の終了日は設定できません。また、終了日の条件は、オブジェクトの終了が設定された時点から、システム日付以降の新しい日付に変更できます。このように変更すると、オブジェクトは非アクティブからアクティブになります。終了日の値は、カタログまたはカテゴリの作成時にオプションで指定します。
カタログおよびカテゴリのオブジェクト
カタログおよびカタログ・カテゴリ関連には、開始日と終了日が追加されました。カテゴリの非アクティブ日は、終了日という名前に変更され、開始日が追加されました。
カタログ・カテゴリ関連
カタログ・カテゴリ関連は、カタログとカテゴリの間の親と子の関係性と、カテゴリからカテゴリへの関係性を指定するために使用します。カタログ・カテゴリ関連の日付使用可能は、カテゴリの日付使用可能とは関係ありません。ただし、カテゴリの終了日を過ぎている場合を除きます(この場合、関連も自動的に終了されます)。カタログ・カテゴリ関連の日付は、カテゴリが関連付けられているカタログのカテゴリの状態を表します。
カタログおよびカテゴリのルール
カタログが非アクティブの場合は、次に示すルールが適用されます。
-
カタログに対する操作はすべて使用不可になり、カタログは編集できます。
-
カタログは、別のプロセスで使用できなくなります。
-
カタログは、「カタログの管理」ページでフィルタの値を「すべて」に設定している場合に表示のみ可能になります(この設定では、アクティブと非アクティブのカタログが表示可能になります)。
カテゴリが非アクティブの場合は、次に示すルールが適用されます。
-
カテゴリに対する操作はすべて使用不可になり、カテゴリは編集できなくなります。
-
カテゴリは別のカタログに追加できなくなります。
-
カテゴリは、「カタログの編集」ページでフィルタの値を「すべて」に設定している場合に表示のみ可能になります(この設定では、アクティブと非アクティブのカタログが表示可能になります)。
-
アプリケーションは、非アクティブ・カテゴリのカタログ・カテゴリ関連を非アクティブに設定します。
カタログ・カテゴリ関連が非アクティブの場合は、次に示すルールが適用されます。
-
カテゴリは、非アクティブまたはアクティブのどちらかになり、カテゴリがアクティブな場合は編集できます。
-
カタログ・カテゴリ関連および関連カテゴリは、「カタログの編集」ページで関連フィルタの値を「すべて」に設定している場合に表示のみ可能になります(この設定では、アクティブと非アクティブのカタログが表示可能になります)。
カタログが将来の日付に設定されている場合は、次に示すルールが適用されます。
-
カタログの操作はすべて使用可能であり、カタログは編集できます。
-
カタログは別のプロセスで使用できます(許可されている場合)。
-
カタログは、「カタログの管理」ページでフィルタの値を「すべて」に設定している場合に表示のみ可能になります。
カテゴリ: 説明
カテゴリは、「カタログの編集」ページの「カテゴリ階層」タブで、カタログのコンテキスト内で作成できます。カテゴリ階層表の「作成」アイコンを選択すると、「カテゴリの作成」ダイアログが表示されます。
「カテゴリの作成」ダイアログ
名前を入力してフィールドから移動すると、カテゴリ・コードが自動的に入力されます。この値は、必要に応じて更新できます。カテゴリのわかりやすい摘要を入力します。オプションで、このカテゴリにイメージと添付を追加できます。
日付使用可能により、オブジェクトがアクティブと非アクティブのどちらであるかが開始日と終了日に基づいて決定されます。カテゴリの作成時、デフォルトの開始日の値は現在の日付になります。カテゴリの開始日は、カテゴリ内で現在の日付から将来の日付に移動できます。終了日の値はオプションです。
「カテゴリを品目割当のみに制限」チェック・ボックスは、カテゴリに品目のみを追加する場合に選択します。
カタログの必須フィールドへの入力後、「OK」をクリックすると、データベースにカテゴリが作成され、そのカテゴリがカテゴリ階層の選択ポイントに追加され、ダイアログが閉じられます。
カテゴリへの品目の割当: 説明
品目は、「カタログの編集」ページ(カテゴリ詳細品目タブのカテゴリ階層タブ)でカテゴリに割当てできます品目は、アクティブなカテゴリにのみ割当てできます。さらに、「カタログの作成」ページの「複数品目カテゴリ割当の許可」チェック・ボックスを選択することで、カタログ内での品目のカタログへの割当を制御するようにカタログを構成できます。この設定により、品目はカテゴリ階層のすべてのレベルに追加できるようになります。
開始するには、品目区分を選択し、「品目ID」、「品目摘要」または「キーワード」のいずれかのフィールドに検索情報を入力して、「検索」ボタンをクリックします。選択リストから品目を選択して、カテゴリに追加します。
品目割当の管理
「カタログの編集」ページで「管理レベル」チェック・ボックスの値を選択することで、品目割当も管理します。「マスター・レベル」値を選択したときに、組織コンテキストがマスター組織の場合、割当品目は、マスター組織に関連付けられたすべての子組織に自動的に割り当てられます。追加された品目も、マスター組織の下に作成されるすべての子組織に割り当てられます。これは、品目がマスター管理カタログに割り当てられた後であっても行われます。
カタログの編集: 説明
「カタログの編集」ページは、表示と構成の2つのモードがある共有ページです。表示モードでは、選択したカタログが読取り専用ファイルで表示されます。更新モードでは、選択したカタログが編集可能ファイルで表示されます。更新モードでカタログにアクセスするには、カタログ編集の権限が必要になります。編集可能なカタログは、アクティブなカタログまたは将来の日付が設定されたカタログのみです。
カタログで編集可能なフィールドは次のとおりです。
-
カタログ名
-
摘要
-
開始日
-
終了日
-
デフォルト・カテゴリ
-
複数品目カテゴリ割当の許可
-
追加情報
-
カテゴリ階層
-
カテゴリ詳細
-
カテゴリに割り当てられた品目
デフォルト・カテゴリ
このフィールドは、品目作成の際のデフォルト・カテゴリとして別のカテゴリを選択する際に編集できます。デフォルト・カテゴリの指定が必要な機能領域にカタログが割り当てられている場合は、デフォルト・カテゴリを削除できません。
複数品目カテゴリ割当の許可
このチェック・ボックスは、カタログのカテゴリに品目を割り当てるまでは編集可能です。
追加情報
付加フレックスフィールドの値は編集可能です。
変更後に、「保存」ボタンをクリックすると変更内容はデータベースに保存されますが、「カタログの編集」ページは閉じられません。「保存してクローズ」ボタンをクリックすると、変更内容がデータベースに保存され、「カタログの編集」ページが閉じられます。
カテゴリ詳細: 説明
カテゴリ詳細は、「カタログの編集」ページのカテゴリ階層表でカテゴリの行を選択すると確認できます。カテゴリ詳細は、右側のパネルに表示されます。ネイティブ・カテゴリの詳細を編集できます。カテゴリ詳細リージョンには、カタログに関連付けられたカテゴリに関する情報が示されます。また、関連の開始日と終了日も示されます。
カタログは、カタログを管理する権限があるときに、カテゴリ詳細タブで表示および編集できます。
「カテゴリ階層」タブの次の各部分には、カテゴリ詳細の管理と編集のための重要な機能が備わっています。
-
「詳細」サブタブ
-
「品目」サブタブ
-
「添付」サブタブ
「詳細」サブタブ
詳細タブには、カタログに関連付けられているカテゴリに関する情報が示されます。カテゴリは1つ以上のカタログに関連付けできるため、この情報はすべてのカタログで表示されます。詳細タブには、カテゴリの構成、カテゴリの日付使用可能、関連の日付使用可能およびカテゴリの追加属性が含まれています。
詳細タブには、カテゴリを定義する属性が含まれています。非構造化情報は、添付によって追加されます。カテゴリに追加されているイメージは、カテゴリ詳細タブに表示されます。
「品目」サブタブ
「品目」サブタブには、カテゴリが関連付けられたカタログにローカルな品目割当が示されます。品目割当は追加および削除できます。
「添付」サブタブ
「添付」サブタブには、カテゴリが関連付けられている添付のリストが示されます。
カテゴリの編集: 説明
カテゴリは、「カタログの編集」ページ内の「カテゴリ階層」タブでのみ編集できます。カテゴリを編集するには、カタログに関連付けられたカテゴリのツリーを展開または検索して、カテゴリ階層表でカテゴリの行を選択し、カテゴリの「詳細」パネルでカテゴリの属性を編集します。カテゴリは、そのカテゴリがアクティブであり、そのカテゴリに関連するカタログがアクティブまたは将来の日付が設定されている場合にのみ編集できます。カテゴリが直接共有される場合、複数のカタログで同じカテゴリの編集が可能になります。ただし、編集中のカタログにローカルな品目割当を除きます。
カテゴリ情報は、「詳細」サブタブと「品目」サブタブの両方で編集できます。
「詳細」タブと「品目」タブ
カテゴリで編集可能なフィールドは次のとおりです。
-
カテゴリ名
-
摘要
-
添付
-
カテゴリ開始日
-
カテゴリ終了日
-
カテゴリに割り当てられた品目
変更の実行後、「保存」ボタンにより、「カタログの編集」ページを閉じずに、変更内容を保存します。「保存してクローズ」ボタンにより、変更内容をデータベースに保存して、「カタログの編集」ページを閉じます。
カタログまたはカテゴリの添付: 説明
カタログとカテゴリは、添付をサポートしていて、添付コンテンツの管理に共通のコンポーネントを使用します。添付は、「カタログの作成」ページと「カタログの編集」ページのどちらでも追加できます。
添付コンポーネントには、プラス記号アイコンが表示されます。このアイコンは、オブジェクトに使用可能な添付がないことを表します。このプラス記号アイコンをクリックすると、「添付」ダイアログが表示されます。添付を定義するには、添付タイプ、ファイル名またはURL (Uniform Resource Locator)、タイトル、摘要を選択して、その添付が他のオブジェクトと共有できるかどうかを指定します。添付を定義して「OK」ボタンをクリックすると、その添付のタイトルがXアイコンとともにページの添付コンポーネント・リージョンに表示されます。このアイコンをクリックすると、添付を削除できます。
添付ファイルのタイプは次のとおりです。
-
ファイル
-
リポジトリ・ファイルまたはフォルダ
-
テキスト
-
URL
ファイル
ファイルにタイトルを指定して、添付の摘要を作成する必要があります。アップロードするファイルをデスクトップから選択します。
リポジトリ・ファイルまたはフォルダ
「参照」ボタンをクリックして、ドキュメント・リポジトリのリポジトリ・ファイルまたはフォルダをカタログに添付します。添付リポジトリには、既存の添付が含まれていてます。このリポジトリは、フォルダのセットとして編成されています。「参照」ボタンで添付リポジトリ・ダイアログ開くことで、添付を選択できます。リポジトリ・ファイルまたはフォルダにタイトルを指定して、添付の摘要を作成する必要があります。
テキスト
添付として表示されるテキスト文字列をフィールドに入力します。テキストにタイトルを指定して、テキスト添付の摘要を作成する必要があります
URL
カタログに添付するWebページへのURLアドレスを入力します。URL添付にタイトルを指定して、その摘要を作成する必要があります。
「共有」チェック・ボックスにより、添付を追加したことと、タスクを実行した日付についてのアラートをユーザーに送信します。
カテゴリの移動: 説明
カテゴリの移動機能は、「カタログの編集」ページのカテゴリ・ツリー表リージョンで使用します。これは、表の行の処理です。カタログ内でアクティブまたは将来の日付に設定されたカテゴリを選択してから、この処理を選択すると、ダイアログが表示されます。
新しい親の識別
ダイアログには、現在のカテゴリの親が示されます。このダイアログでは、新しいカテゴリの親を選択できます。正当なカテゴリの親のみが、選択リストに表示されます。
「新規の親」選択リスト内のカテゴリ・リストは、次に示すルールのセットに基づいたフィルタが適用されます。
-
新しい親カテゴリは、アクティブまたは将来の日付に設定されたカテゴリであることが必要です(カテゴリの終了日が現在のシステム日付よりも後になっている必要があります)。
-
新しい親カテゴリのカテゴリ・コンテンツの値は、選択したカテゴリに追加できる必要があります(正当な値は、品目とカテゴリおよびカテゴリのみです)。
-
選択したカテゴリがルート・カテゴリのカテゴリより低いレベルのカタログに関連付けられている場合、そのカテゴリはカタログのルートに移動できます。
-
新しい親カテゴリのカタログ・カテゴリ関連は、アクティブであることが必要です(カタログ・カテゴリ関連の終了日の値が現在のシステム日付よりも後になっている必要があります)。
カテゴリの共有: 説明
カテゴリの共有により、カテゴリまたはカタログ全体のカテゴリ階層の再使用が可能になります。たとえば、春期および秋期の製品カタログを作成した場合、製品の多くは両方のカタログに表示されると考えられます。両方のカタログに存在する製品は、カタログ間で共有される1つ以上のカテゴリに割り当てられることになります。複数のカタログでカテゴリが共有できることで、カタログ・コンテンツを再利用できるようになり、カテゴリの複数のコピーを保守するために必要な手間を省けます。参照によるカテゴリ共有の場合、ソース・カタログ内のカテゴリ構成はネイティブ・カタログの構成とは異なる可能性があります。
カテゴリは2つの方法を使用して共有できます
-
直接共有
-
参照による共有
直接共有
直接共有とは、カテゴリをカタログに直接的に関連付けることです。直接共有により、カテゴリは複数のカタログ内に複数のインスタンスを保持できます。カテゴリ属性の多くは、カテゴリが共有されているすべてのカタログで編集できます。また、カテゴリへの品目割当は、カテゴリが追加されたカタログに対して一意になります。直接共有されたカテゴリはカタログに追加され、そのカタログまたはカテゴリが関連付けられたカタログで編集できます。カテゴリに割り当てられた品目は共有されませんが、その品目はカテゴリが関連付けられたカタログのコンテキストでカテゴリに割り当てられます。たとえば、あるカタログでカテゴリ名または摘要が変更された場合、その変更はカテゴリが関連付けられたすべてのカタログに反映されますが、品目がカテゴリに割り当てられる場合、割当はその1つのカタログにのみ対応します。たとえば、あるカタログでカテゴリ名または摘要が変更された場合、その変更はカテゴリが関連付けられたすべてのカタログに反映されます。品目がカテゴリに割り当てられる場合、割当はその1つのカタログにのみ対応します。直接共有は、常にカタログに対して有効化されています。
参照による共有
参照による共有とは、参照によってカテゴリをカタログに追加することです。参照による共有では、カテゴリとそのカテゴリに割り当てられた品目を1つ以上のカタログに追加できます。カテゴリが親カテゴリの場合、そのカテゴリの完全な階層が共有されます。共有されるカテゴリと割り当てられた品目は、それらが追加されたカタログ内で読取り専用になります。カタログの作成時に、参照による共有に使用する1つのソース・カタログを指定し、ソース・カタログから共有するコンテンツを制御するように共有コンテンツの値を設定することで、共有を有効にできます。参照による共有を使用する利点は、ソース・カタログ・コンテンツを複数のカタログで共有し、1箇所(ソース・カタログ)で保持できることです。さらに、参照されるコンテンツは複数のカテゴリで構成できます。たとえば、完全なカテゴリ階層と共有コンテンツのカテゴリに割り当てられた品目は、カタログ内でも参照できます。
カタログの「カテゴリ階層」タブでは、階層内の各カテゴリが、折りたたみ可能な表内の行で表されます。カテゴリの名前の横にあるアイコンの形状は、どのようにカテゴリが共有されているかを示します。直接共有されたカテゴリには、フォルダ・アイコンのマークが付きます。参照によって共有されたカテゴリには、「カテゴリの共有」コントロールに使用されるアイコンのマークが付きます。参照によって共有されているカテゴリは、ソース・カタログでのみ編集可能です。また、カテゴリと品目は、それらが共有されているターゲット・カタログ内では読取り専用になります。カテゴリまたは完全なカテゴリ階層(品目割当を含む)は、参照によって共有できます。
デフォルト・カタログ割当: 説明
カタログは、「購買」などの機能領域に割当てできます。カタログが機能領域に割り当てられていると、カタログは、その機能領域に対して定義したルールに基づいて動作します。機能領域に割当てできるデフォルト・カタログは1つのみです。品目の作成時に、特定の標準運用属性に特定の値が設定されていると、作成される品目は機能領域に割り当てたカタログに割り当てられてから、カタログのデフォルト・カテゴリに割り当てられます。
デフォルト・カタログをマップするには:
-
機能領域のルールに基づいてカタログを作成します。
-
カテゴリを作成して、このカタログのデフォルト・カテゴリとして割り当てます。
-
選択した機能領域にカタログを割り当てます。「設定および保守」作業領域で、「デフォルト・カタログの管理」タスクを選択してから、カタログ名を選択します。
-
それぞれの機能領域には、カタログが準拠する必要のある特定のルールが設定されているため、その機能領域のルールをカタログが満たしていないと、割当プロセスが失敗することがあります。
-
一部の機能領域では、その領域に割り当てたカタログを変更できなくなります。
-
一部の機能領域では、カタログ内のカテゴリに割り当てられた品目がない場合のみ、カタログを変更できるようになります。
-
たとえば、標準運用属性の「購買」と「社内転送可」の値が「はい」に設定されている場合、作成される品目は、「購買」機能領域に関連付けられたカタログのデフォルト・カテゴリに割り当てられます。
カタログ・レポートの公開: 説明
カタログ・コンテンツをエクスポートすると、別のアプリケーションでカタログ・データを使用できます。たとえば、特定のカタログに割り当てられたすべての品目に関する月次レポートとして、カタログ・コンテンツのエクスポートが必要になることがあります。HTML (Hyper Text Markup Language)で提供される、デフォルトの公開テンプレートを使用できます。カタログ情報のコンテンツとレイアウトを指定できます。カタログが公開されている場合は、フォーマットを選択して、ファイルでのコンテンツの作成を開始します。
カタログの公開
「カタログの管理」ページからカタログを検索して、発行するカタログに対応する行を選択し、「公開」処理を選択します。アプリケーションにより、デフォルト・テンプレートに基づいたレポートがHTML形式で生成されます。レポート・ウィンドウから新しいテンプレートまたは形式を選択できます。品目、カテゴリ、カタログ・カテゴリおよびカタログのコンテンツの表示は、公開テンプレートに基づきます。シード済テンプレートは、「カタログ・リスト」と呼ばれます。テンプレートにより、レポートに含めるデータとその形式を制御します。
公開可能なカタログ・コンテンツのタイプ
デフォルトのカタログ発行テンプレートを使用すると、カタログ・ヘッダー詳細、カテゴリ階層、カタログ詳細およびカテゴリ品目割当の公開が可能になります。公開されたレポートは、カタログ・ヘッダーとカタログ・カテゴリ詳細の順に始まります。カテゴリに子関係がある場合、子カテゴリのカタログ・カテゴリ関連詳細が続きます。子カテゴリに階層がある場合、そのカテゴリ以下の完全な階層が、カタログ・カテゴリ関連詳細とカテゴリ詳細とともに公開されます。
カタログの管理に関するFAQ
どのようにするとカテゴリ階層を定義できますか。
カテゴリは、分類タクソノミを表すように編成できます。カテゴリの階層組織には、ツリー構造を形成する親子関係があります。カテゴリ階層は、「カタログの編集」ページ内(カテゴリ階層タブ)で作成および保守できます。カテゴリ階層は、その階層が定義されたとおりの正確な関係で示されます。
カテゴリ階層は、2つの方法を使用して作成できます。1つは、参照されるカテゴリの追加、カテゴリの複製、またはカタログのカテゴリの作成による手動での階層の作成です。
もう1つの階層作成の方法では、スプレッドシート・インタフェースによってカテゴリ階層をインポートします。カテゴリ階層は、別のカタログや別のソースからエクスポートして、編集してから新しいカタログにインポートできます。階層は、手動でスプレッドシートに追加することもできます。
「カテゴリ階層」タブのツールバーで、「カテゴリの作成」ボタンを使用すると、新しいカテゴリを作成できます。カテゴリ(共有されたカテゴリを含む)は、「カテゴリの追加」ボタンを使用することで追加できます。カタログにカテゴリ階層がある場合は、「カテゴリの移動」ボタンを使用すると開くダイアログ・ボックスで、その階層を編集できます。ドラッグ・アンド・ドロップを使用して、階層を変更することもできます。カタログ・カテゴリ関連は削除できませんが、カタログ・カテゴリ関連を非アクティブにする終了日を設定することはできます。カテゴリ階層表には、選択リストのフィルタがあり、日付使用可能に基づいて、表示されるカタログ・カテゴリ関連とカテゴリ領域を制御できます。
どのようにするとカテゴリを追加できますか。
カテゴリとは、品目を分類するためにカタログに関連付けられるカタログ・コンポーネントです。既存のカテゴリを選択したポイント(階層内のカテゴリやカタログのルート)に追加できます。カテゴリが選択されていない場合、カタログのルートがデフォルトになります。
カテゴリは、「カテゴリの追加」を選択することで追加できます。その後、既存のカテゴリはカタログのカタログ構成の値に基づいて検索できます。既存のカテゴリの検索は、ダイアログ内の「拡張検索」リージョンを使用して絞り込むことができます。選択した各カテゴリを追加するには、「適用」ボタンを選択して、カテゴリの追加リージョンを開いたままにします。カテゴリが選択されている場合は「OK」ボタンでカテゴリを追加してから、ダイアログを閉じます。
どのようにすると共有されたカテゴリを追加できますか。
共有されたカテゴリの追加は、既存のカテゴリの追加と同様ですが、カテゴリはソース・カタログとして指定されているカタログから選択します。共有するコンテンツ属性の値により、ソース・カタログから共有するコンテンツが決定されます。ネイティブ・カタログに追加されているソース・カタログ内のカテゴリは、参照カテゴリと呼ばれます。「カテゴリの追加」メニューから値のリストを使用します。カタログがカテゴリ共有用に構成されていない場合には、「共有カテゴリ」オプションが表示されます。
どのようにするとイメージをカタログまたはカテゴリに追加できますか。
デスクトップまたは構成済リポジトリからのイメージをカタログまたはカテゴリ(またはその両方)に添付できます。イメージは、カタログ・ページのカタログ詳細とカテゴリ詳細のセクションに表示されます。1つのカタログまたはカテゴリに関連付けできるイメージは1つのみです。イメージを添付するには、「添付」コントロールを選択して、「添付の管理」ダイアログ・ボックスを開きます。イメージ添付に指定したタイトルは、カタログ内に表示されたイメージの後に表示されます。指定した摘要は表示されません。「参照」ボタンをクリックすると、カタログまたはカテゴリのイメージとして使用するファイルを選択できます。ダイアログに情報を入力したら、「OK」ボタンをクリックして、イメージをロードします。初期状態では(カタログを保存するまで)、イメージは表示されません。イメージを別のイメージに置き換えるには、Xを選択して既存のイメージを削除してから、新しいイメージを追加します。
どのようにするとカテゴリを複製できますか。
同様のカテゴリ構成を簡単に作成する方法として、そのカテゴリを選択して複製できます。「複製」アイコンを選択して、「カテゴリの作成」ダイアログを開きます。このダイアログには、属性フィールドがあり、選択したカテゴリの属性値に基づいて値が設定されています。カテゴリ名の先頭にはCopy_が追加され、その後に選択したカテゴリの名前が続きます。必須フィールドに、キー・フレックスフィールド・セグメントの値の情報を入力します。カテゴリの属性を更新して、キー・フレックスフィールド・セグメントの値を入力したら、「OK」ボタンをクリックして、新しく作成したカテゴリを選択したカテゴリ(構成したもの)のカテゴリ階層に追加します。
カタログ・マッピングとは何ですか。
異なるカタログのカテゴリを別のカタログ内のレポート・カテゴリにマップできます。これには、「設定および保守」作業エリアの「カタログ・マッピングの管理」タスクを使用します。この機能により、1つのカタログ内の1つ以上のカテゴリを、2番目のカタログのカテゴリにマップできます。たとえば、カタログ内のカテゴリのセットに割り当てられたすべての品目に関連付けられている原価をロールアップするとします。カタログ・マッピングを使用すると、カタログ内のカテゴリを選択し、セット内のすべてのカテゴリをそのカテゴリにマップできます。