11 デバイスの構成
Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceで使用するセンサー・デバイスをファクトリに構成します。
アプリケーションへのセンサーの接続方法
Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceに対してデータを使用またはアップロードする前に、マシンの監視に使用しているセンサーをアプリケーションに接続する必要があります。
http://hostname/ui
です。資格証明は、Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceに対して使用する資格証明と同じです。
Oracle Internet of Things Cloud Serviceの使用:
Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの使用:
新しいデバイス・モデルの作成
デバイス・モデルは、任意のデバイスをその製造元やオペレーティング・システムに関係なくOracle Internet of Things Cloud Serviceと通信できるようにするインタフェースです。
単一デバイスの登録
Oracle Internet of Things Cloud Serviceと通信するには、Oracle Internet of Things Cloud Serviceに接続する各デバイスを登録してアクティブ化する必要があります。すべてのデバイスは、直接接続デバイス(DCD)として登録されます。アクティブ化中のデバイスでは、間接登録のサポートが示されます。間接登録機能を示すデバイスは、DCDからゲートウェイに自動的に変更されます。
デバイスのバッチの登録
デバイスのバッチを登録すると、複数のデバイスの登録に必要な時間が削減されます。カンマ区切り値(CSV)ファイルを作成して、各デバイスの設定を定義します。CSVファイルをOracle Internet of Things Cloud Serviceにアップロードします。
CSVバッチ登録ファイルのプロパティについて
次の表は、デバイスのバッチをOracle Internet of Things Cloud Serviceに登録する際に使用するカンマ区切り値(CSV)ファイルに表示されるプロパティの説明です。この表では、必須およびオプションの値を説明し、想定されるCSVファイルへの表示順序でリストします。
デバイスのバッチをOracle Internet of Things Cloud Serviceに登録するには、デバイスのバッチの登録を参照してください。
プロパティ | 必須 / オプション | 説明 |
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オプション |
登録済デバイスに割り当てられた文字列データ型。この値はデバイス登録後に変更できます。 |
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必須 |
デバイスの製造元。 |
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必須 |
デバイスのモデル番号。 |
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必須 |
デバイスのシリアル番号。 |
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オプション |
デバイスのアクティブ化に必要なデバイスの一意識別子(UID)。値が指定されていない場合は、デバイス登録の成功後に、自動生成された値が割り当てられます。デバイスが正常に登録された後は、この値を変更できません。 |
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オプション |
デバイスのアクティブ化に必要なアクティブ化シークレット(共有シークレットとも呼ばれる)の値。値が指定されていない場合は、デバイス登録の成功後に、自動生成された文字列値が割り当てられます。この値は、登録の成功後に使用可能になります。この値を変更できるのは、デバイスの変更前です。 |
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オプション |
デバイスの位置を示す緯度の10進表記。例: -43.5723 [世界測地系1984]。緯度を指定する場合は、経度も指定する必要があります。 |
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オプション |
デバイスの位置を示す経度の10進表記。例: -43.5723 [世界測地系1984]。経度を指定する場合は、緯度も指定する必要があります。 |
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オプション |
デバイスの位置を示すメートル単位での海抜高度の10進表記。 |
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オプション |
デバイスの位置のメートル単位での精度。これは正の数値またはゼロである必要があります。精度の値を指定できるのは、緯度と経度を指定した場合のみです。 |
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オプション |
連続した列にリストされるキー/値のペア。これはキーと値が含まれた偶数の列である必要があります。奇数の列がある場合は、エラー・メッセージが返されます。 |
デバイスのアクティブ化
デバイスは、登録され、アプリケーションが作成されてそのデバイスで実行された後アクティブ化できます。アクティブ化中のデバイスでは、間接登録のサポートが示されます。間接登録機能を示すデバイスは、DCDからゲートウェイに自動的に変更されます。
登録済デバイスのバッチのアクティブ化
デバイスのバッチを登録し、それらのデバイスをアクティブ化した後は、Oracle Internet of Things Cloud Serviceと安全に通信できるようになります。
- デバイスを登録して、プロビジョニング・ファイルをダウンロードします。デバイスのバッチの登録を参照してください。
- 登録済の各デバイスをアクティブ化します。デバイスのアクティブ化を参照してください。
- 登録済の各デバイスがアクティブ化されていることを確認します。
- Oracle Internet of Things Cloud Service Management Consoleを開きます。
- Management Consoleのタイトル「Oracle Internet of Things Cloud Service」の横にある「メニュー」(
)アイコンをクリックします。
- 「デバイス」をクリックします。
- 「管理」をクリックします。
- デバイス表でデバイスを見つけるか、または表の先頭にある「プロパティ」および「値」フィールドを使用して、特定のデバイスを検索します。
Activated
(Registered
ではなく)が「状態」列に表示されていることを確認します。