1. Oracle Internet of Things Production Monitoring Cloud Serviceの使用
  2. Oracle Internet of Things Production Monitoring Cloud Serviceの構成
  3. データのアップロード
  4. Oracle Maintenance CloudとOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの統合

Oracle Maintenance CloudとOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの統合

SCM Maintenance CloudからOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceにマシンをインポートできます。

Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceにインポートされたマシンに対してインシデントが作成されると、そのインシデントは自動的にSCM Maintenance Cloudの作業指示に変換されます。たとえば、マシンに関連付けられているデバイスがオーバーヒートしたときにしきい値ルールがインシデントをトリガーすると、そのインシデントに対応する作業指示がSCM Maintenance Cloudに自動的に作成されます。

SCM Maintenance Cloudで作業指示をリリース、クローズ、取消しまたは変更すると、Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの対応するインシデントのステータスが自動的に更新されます。Oracle IoT Production Monitoring Cloud ServiceとSCM Maintenance Cloudの同期は5分ごとに発生します。

注意:

Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceでインシデントのステータスを直接変更すると、その変更はSCM Maintenance Cloudの作業指示と同期されません。

Oracle Maintenance Cloud統合の有効化

Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの「設定」ページを使用して、Oracle Maintenance Cloudとの統合を有効にします。

  1. Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceで、「メニュー」をクリックします。
  2. 「構成」をクリックします。
  3. 「設定」タブをクリックします。
  4. 「統合」セクションで、「Oracle Maintenance Cloud Service」をクリックします。
  5. 「Maintenance Cloud有効」オプションを選択します。
  6. Oracle Maintenance Cloudインスタンスの「エンドポイントURL」を指定します。
  7. Oracle Maintenance Cloudインスタンスの「ユーザー名」を指定します。
  8. Oracle Maintenance Cloudインスタンスの「パスワード」を指定します。
Oracle Maintenance Cloud統合の詳細を指定すると、Oracle Maintenance Cloudからのマシンのインポートに進むことができます。

Oracle Maintenance Cloudからのマシンのインポート

インシデントから自動的に作業指示を生成するには、最初にOracle Maintenance Cloudからアセットをインポートする必要があります。

  1. Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceで、「メニュー」をクリックします。
  2. 「構成」をクリックします。
  3. 「マシン」タブをクリックします。
  4. 「マシン」ページ・タイトルの横にある「インポート」アイコンをクリックします。
  5. 次のいずれかを使用してインポートするOracle Maintenance Cloudマシンを検索します。
    1. 「検索キー」リストから、「名前」、「タイプ」(Oracle Maintenance Cloudの「アイテム」)または「組織コード」を選択します。
    2. 「検索値」フィールドで、対応する「名前」、「タイプ」または「組織コード」の値を指定します。

      注意:

      検索値フィールドには大/小文字の区別があります。
    3. 「検索」をクリックします。
  6. 検索結果からインポートするマシンを選択します。
  7. 「インポート」をクリックします。
選択したマシンがOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceにインポートされます。インポートされたマシンのマシン・タイプは、Oracle Maintenance Cloudのマシン・データから導出されます。

Oracle Maintenance Cloudの作業指示の検証および更新

Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceにインポートされたマシンに対してインシデントが作成されると、対応する作業指示がOracle Maintenance Cloudに自動的に作成されます。

注意:

スケジューラ・ジョブでは、Oracle Maintenance CloudとOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceを5分ごとに同期します。

  1. Oracle Maintenance Cloudインスタンスにサイン・インします。
  2. メンテナンス管理に移動します。
  3. 「タスク」で、メンテナンス作業指示の管理を選択します。
  4. 「検索フィルタ」をクリックすると、アセット名や作業指示作成時間など、検索の基準を指定できます。
  5. 検索結果から作業指示の行を1つ以上選択します。
    • 「リリース」をクリックして、選択した作業指示をリリースします。
    • 一括アクションをクリックして、作業指示のステータスを変更します。
    Oracle Maintenance Cloudで作業指示のステータスを変更すると、Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceのインシデントのステータスが自動的に更新されます。たとえば、Oracle Maintenance Cloudで作業指示をリリースすると、Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの対応するインシデントのステータスが「新規」から「オープン」に変わります。作業指示をクローズまたは取り消すと、関連するインシデントのステータスは、「取下げ済」に変わります。

Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceでのインシデント・ステータスの更新の検証

Oracle Maintenance Cloudで作業指示のステータスを変更すると、Oracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceの関連するインシデントのステータスが自動的に更新されます。

注意:

スケジューラ・ジョブでは、Oracle Maintenance CloudとOracle IoT Production Monitoring Cloud Serviceを5分ごとに同期します。

  1. 「メニュー」をクリックして、「インシデント」をクリックします。
  2. 次のいずれかの方法を使用して、インシデントのステータスを検証します。
    • 「インシデント」表で、インシデントに対応する「ステータス」列の値を表示します。
    • インシデントのフィルタを使用してインシデントを検索します。