Oracle Internet of Things Cloud Serviceでのデバイスの登録とアクティブ化
デバイス・センサーをアセットに関連付けるには、デバイスがOracle Internet of Things Cloud Serviceに登録され、アクティブ化される必要があります。
Oracle IoT Asset Monitoring Cloud Serviceアプリケーションは、そのデバイスのプラットフォーム側のOracle Internet of Things Cloud Serviceに依存します。Oracle Internet of Things Cloud Serviceにセンサー・デバイスをまだ設定していない場合は、それらのデバイスを登録およびアクティブ化する必要があります。
単一デバイスの登録
Oracle Internet of Things Cloud Serviceと通信するには、Oracle Internet of Things Cloud Serviceに接続するすべてのデバイスが登録されアクティブ化される必要があります。すべてのデバイスは直接接続デバイス(DCD)として登録されます。アクティブ化中に、デバイスは間接登録のサポートを示します。間接登録機能を示しているデバイスは、DCDからゲートウェイに自動的に変更されます。
デバイスのバッチの登録
デバイスのバッチ登録によって、複数のデバイスを登録するのにかかる時間が短縮されます。各デバイスの設定を定義するカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成します。このCSVファイルをOracle Internet of Things Cloud Serviceにアップロードします。
CSVバッチ登録ファイルのプロパティについて
次の表では、Oracle Internet of Things Cloud Serviceにデバイスのバッチを登録するために使用する、カンマ区切り値(CSV)ファイルに含まれるプロパティについて説明しています。表では、必須の値とオプションの値を説明しており、これらはCSVファイルでの出現が予期される順序でリストされています。
Oracle Internet of Things Cloud Serviceにデバイスのバッチを登録するには、デバイスのバッチの登録を参照してください。
プロパティ | 必須/オプション | 説明 |
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オプション |
登録デバイスに割り当てられるStringデータ型。この値はデバイスの登録後に変更できます。 |
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必須 |
デバイスの製造元。 |
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必須 |
デバイスのモデル番号。 |
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必須 |
デバイスのシリアル番号。 |
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オプション |
デバイスのアクティブ化に必要なDevice Unique Identifier (UID)。値を指定しない場合は、登録が成功した後、自動生成された値がデバイスに割り当てられます。デバイスの登録が成功した後で値を変更することはできません。 |
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オプション |
デバイスのアクティブ化に必要なアクティブ化シークレット(共有シークレットとも呼ばれる)値。値を指定しない場合は、登録が成功した後、自動生成された文字列値がデバイスに割り当てられます。この値は、正常な登録後に使用可能になります。この値は、デバイスを変更する前に変更できます。 |
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オプション |
デバイス位置の緯度の十進表記。たとえば、-43.5723 [World Geodetic System 1984]など。緯度を指定した場合は、経度も指定する必要があります。 |
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オプション |
デバイス位置の経度の十進表記。たとえば、-43.5723 [World Geodetic System 1984]など。経度を指定した場合は、緯度も指定する必要があります。 |
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オプション |
デバイス位置の高度の10進表記(メートル単位の海抜)。 |
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オプション |
デバイス位置の精度(メートル単位)。これは整数またはゼロである必要があります。精度値は、緯度と経度が指定されている場合にのみ指定できます。 |
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オプション |
連続的な列で示されるキー/値の組合せ。キーと値が含まれる偶数の列が存在する必要があります。奇数の列が存在すると、エラー・メッセージが返されます。 |
デバイスのアクティブ化
デバイスは、デバイスを登録し、作成したアプリケーションをそのデバイス上で実行した後にアクティブ化できます。アクティブ化中に、デバイスは間接登録のサポートを示します。間接登録機能を示しているデバイスは、DCDからゲートウェイに自動的に変更されます。
登録デバイスのバッチのアクティブ化
デバイスのバッチを登録したら、Oracle Internet of Things Cloud Serviceと安全に通信できるようになる前に、デバイスをアクティブ化する必要があります。
- デバイスを登録してプロビジョニング・ファイルをダウンロードします。デバイスのバッチの登録を参照してください。
- 登録した各デバイスをアクティブ化します。デバイスのアクティブ化を参照してください。
- 個々の登録デバイスがアクティブ化されていることを検証します。
- Oracle Internet of Things Cloud Service管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールのOracle Internet of Things Cloud Serviceのタイトルの横にある「Menu」(
)アイコンをクリックします。
- 「Devices」をクリックします。
- 「Management」をクリックします。
- デバイス表でデバイスを探すか、表の上部にある「Property」と「Value」のフィールドを使用して特定のデバイスを検索します。
- 「State」列に
「Registered」
ではなく「Activated」
が表示されていることを確認します。