コンポーネントの部品構成表への変換の考慮事項

新規作成または再設計した製品のコンセプト体系の完了後、または割り当てられた要件をすべて満たすソリューション代替の設定後に、その後の原価、ソーシングおよびコンプライアンスのチェック、最終的に製品製造を目的として、そのコンセプト体系をAgile PLM品目組立に変換します。

コンセプト・コンポーネントの変換

コンセプト・コンポーネントをAgile PLM品目に変換すると、コンポーネントは品目への読取り専用リンクとなり、コンセプト体系のコンセプト・コンポーネントを置換します。変換されたコンセプト・コンポーネントとそのすべての関連データは存在しなくなります。

変換したコンセプト・コンポーネントに、下位レベル・コンポーネントおよび品目リンクで構成される独自の体系がある場合は、以後、コンセプト設計で品目組立として表示されます。承認されたコンセプトおよびコンセプト・コンポーネントはAgile PLM品目に変換できます。

コンセプト・コンポーネントをAgile PLM品目に変換する場合は、リンクなどの参照データを設計ファイルおよびその他の添付にコピーできます。

変換されると、コンポーネントの添付は品目のファイル添付として表示され、設計はAgile PLMアプリケーション内の品目メタデータに設計関係として表示されます。

コンセプト・コンポーネントとともに変換しない参照は、Oracle Innovation Managementから完全に削除されます。

要件が割り当てられているコンセプト・コンポーネント、またはその下位レベル・コンポーネントに要件が割り当てられているコンセプト・コンポーネントを変換すると、要件リンクは新しく作成された品目を指します。

設計および添付を含め、コンセプトごとに1つのソリューション代替の体系のみをAgile PLM品目組立に変換できます。

変換するソリューション代替を選択するには、ソリューション代替フィルタを使用します。正しく変換されると、新しく作成された品目組立によってコンセプトが置換されます。

ノート: これが起こると、コンセプトの他のソリューション代替が削除されることに注意してください。他のソリューション代替を保持するには、コンセプトを品目に変換する前に、「処理」メニューの「別名保存」オプションを使用してコンセプト体系をコピーします。

管理者定義のフィールドを含むコンセプト・コンポーネントをAgile PLM品目に変換する場合、現在はテキスト・フィールドのみがAgile PLM品目にコピーされます。

テキスト・フィールド以外の管理者定義のデータ型が含まれているコンセプト・コンポーネントを変換しようとすると、エラーが発生する可能性があります。