プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle API Managerの使用
12c (12.1.3)
E61477-03
目次へ移動
目次

前
前へ
次
次へ

5 APIの作成

この章では、Oracle Service Busコンソールを使用してAPIを作成する方法について説明します。

内容は次のとおりです。

5.1 Oracle Service Busコンソールへのアクセス

Oracle Service Busコンソールには、Webブラウザからアクセスします。

Oracle Service Busコンソールを起動するには:

  1. API Managerドメインおよびすべてのサーバーが稼働していることを確認します。サーバーが停止している場合は、管理ユーザーが「サーバーの起動」で説明されているタスクを完了すると起動できます。
  2. サーバーが起動したら、次のURLのいずれかをブラウザに入力します。
    http://hostname:port/servicebus
    

    または、SSLの場合:

    https://hostname:port/servicebus
    

    hostnameはAPI Manager管理サーバーのホスト名を、portはリスニングするポート番号をそれぞれ表します。

    ログイン・ページが表示されます。

  3. 適切なロールを持つユーザーのユーザー名およびパスワードを入力して、「サインイン」をクリックします。

5.2 APIとして公開するプロキシ・サービスの作成

Oracle Service Busで作成したWSDLベースのSOAPプロキシ・サービスとRESTプロキシ・サービスは、API Manager PortalにAPIとして公開できます。Service Busの機能を使用してプロキシ・サービスを作成してから、装飾的なメタデータを追加し、API Manager Portalでプロキシ・サービスをAPIとして公開します。

注意:

非推奨のWLS 9ポリシーで構成されたプロキシ・サービスは、APIとして公開できません。

Service Busによるサービスの開発の詳細は、『Oracle Service Busでのサービスの開発』を参照してください。

プロキシ・サービスが含まれる構成JARを既存のService Busインスタンスからインポートすることもできます。詳細は、「APIおよびAPIキュレーション・メタデータのインポートとエクスポート」を参照してください。

注意:

依然として、この方法を使用してメタデータを追加し、追加されたプロキシ・サービスを公開する必要があります。

Service Busにプロキシ・サービスを移入した後で、必ずセッションをアクティブ化してください。セッションをアクティブ化した後で、ナビゲータでSOAPまたはRESTベースのプロキシ・サービスを選択し、「API」タブを表示します。「API」タブはSOAPおよびRESTベースのプロキシ・サービスに対してのみ表示されます。「セッションのアクティブ化」で説明されているタスクを完了し、Service Busコンソールで「API」タブを表示します。

5.3 セッションのアクティブ化

APIプロキシ・サービスを作成した後で、メタデータを追加して、API Manager Portalで使用するためにAPIを公開する前に、セッションをアクティブ化する必要があります。このタスクを完了するまで、「API」タブはService Busコンソールに表示されません。

セッションをアクティブ化するには:
  1. 次のイメージで示されているように、「アクティブ化」をクリックします。
  2. 「セッションのアクティブ化の確認」ダイアログから、次の手順を実行します。
    1. (オプション) このセッションで行った変更の説明を「説明」フィールドに入力します。
    2. 「アクティブ化」をクリックしてセッションをアクティブ化します。
セッションがアクティブ化されます。「API」タブがService Busコンソールで使用可能になりました。

注意:

サービスがアクティブ化されても、公開されるまで、トラフィックを受信しません。サービスがトラフィックを受信する前に、「Oracle Service Busを使用したAPIのキュレートおよび公開」の説明に従って、APIをキュレートおよび公開する必要があります。

5.4 次のステップ

次のステップには、API Manager Portalへのメタデータの追加とAPIの公開が含まれます。