次のトピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更された機能について、およびこのガイドに記載されるその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。
Oracle Coherence 12c (12.1.3)には、このドキュメントについて次の新機能と変更された機能があります。
JCacheのチュートリアルでは、Javaプラットフォームのキャッシング用Java標準APIであるJCacheとともにCoherenceを使用する方法を示します。JCacheをサポートするキーCoherenceファイルは、cache-api.jarおよびcoherence-jcache.jarです。cache-api.jarファイルには、JCacheライブラリが含まれています。coherence-jcache.jarファイルには、JCacheライブラリの上に構築されているCoherence実装が含まれています。第12章「JCacheの操作」を参照してください。
examples.zipファイル内にあるCoherenceディストリビューションに付属の基本機能、セキュリティおよびイベントのサンプルを説明する付録が追加されました。これらの例(Java、C++および.NET言語)は、コマンド行からビルドおよび実行するよう設計されています。付録A「examples.zipファイル内のCoherenceのサンプル」を参照してください。
このガイドは12c (12.1.3)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。
チュートリアルすべてを、Coherence 12c (12.1.3)を使用するように改訂しました。
CoherenceおよびJPAチュートリアルを、Oracle XE DatabaseのかわりにOracle 12c Databaseを使用するように改訂しました。また、EclipseLink 2.5.x、TopLink Grid 12c (12.1.3)およびJava Persistence 2.2.0.0のファイルを使用するように改訂しました。第8章「JPAとCoherenceの併用」を参照してください。
チュートリアルを、Oracle XE DatabaseのかわりにOracle 12c Databaseを使用するように改訂しました。また、EclipseでOracle Coherenceキャッシュを作成および構成するチュートリアルを、EclipseLink 2.5.x、TopLink Grid 12c (12.1.3)およびJava Persistence 2.2.0.0のファイルを使用するように改訂しました。第9章「キャッシュとデータベースの相互作用」を参照してください。
セッション・キャッシュおよび管理対象WebLogic Serversのチュートリアルを、WebLogic Server 12c (12.1.3)を使用するように改訂しました。第13章「管理対象Coherenceサーバーでのセッションのキャッシュ」を参照してください。