この章では、Oracle Healthcareドメインの作成および構成の方法について説明します。
構成プロセスを開始する前に、Oracle Healthcareソフトウェアが、Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle SOA Suiteと同じOracleホームにインストールされていることを確認してください。詳細は、第2章を参照してください。
この章が終わるまでに、Oracle Healthcareのデータベース・スキーマを作成し、Healthcare用のOracle WebLogicドメインを作成して、単一のホスト上に1つのクラスタと1つの管理対象サーバーを構成します。
この章には、次のセクションがあります。
Oracle Healthcareドメインの構成を開始する前に、このリリースのOracle Fusion Middlewareで使用する動作保証済のデータベースに必須のOracle Healthcareスキーマをインストールしておく必要があります。
これらのスキーマを、第3.1項の手順に従ってインストールします。
スキーマのインストールが完了したら、第4.2項に進んで、ドメインの作成と構成を続行します。
この項では、構成ウィザードを使用して、WebLogicドメインを作成する手順について説明します。ドメイン作成に使用可能なその他の方法の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のWebLogicドメインの作成、拡張および管理のための追加ツールに関する項を参照してください。
ドメインを作成して構成するには、次の作業を実行します。
ドメインの構成を開始するには、ORACLE_HOME/oracle_common/common/binディレクトリに移動して、WebLogic Server構成ウィザードを起動します。
UNIXオペレーティング・システム:
./config.sh
Microsoft Windowsオペレーティング・システムの場合:
config.cmd
この項で説明する手順を実行して、目的のトポロジのドメインを作成して構成します。
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注意: この項で説明する手順を使用して、既存のドメインを拡張することもできます。手順に示された内容と要件が合わないときは、適切な内容を選択していることを確認し、その他の詳細について説明されているドキュメントを参照してください。 |
ドメインを作成して構成するためのタスクは次のとおりです。
「構成タイプ」画面で、「新規ドメインの作成」を選択します。
「ドメインの場所」フィールドで、ドメイン・ホームのディレクトリを指定します。B2BとHealthcareがそれぞれ個別のドメイン・ホームにあることを確認します。
ドメイン・ホームは、Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項に概略を示したディレクトリ構造に従って配置してください。このディレクトリ構造では、Oracleホーム・ディレクトリの外側にドメイン・ホームが配置されています。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になったときに問題を回避するために役立ちます。
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ヒント: この画面に示されるその他のオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「構成タイプ」に関する項を参照してください。 |
「テンプレート」画面では、「製品テンプレートを使用してドメインを作成」が選択されていることを確認し、次のテンプレートを選択します。
Oracle SOA Suite for healthcare integration - 12.1.3.0 [soa]]
このテンプレートを選択すると、次の項目が依存関係として自動的に選択されます。
Oracle B2B - 12.1.3.0 [soa]
Oracle SOA Suite - 12.1.3.0 [soa]
Oracle Enterprise Manager - 12.1.3.0 [em]
Oracle Enterprise Manager - 12.1.3.0 [em]
Oracle WSM Policy Manager - 12.1.3.0 [oracle_common]
Oracle JRF - 12.1.3.0 [oracle_common]
WebLogic Coherence Cluster Extension - 12 1.3.0 [wlserver]

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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のテンプレートに関する項を参照してください。 |
「アプリケーションの場所」画面では、ドメインに関連付けられたアプリケーションを格納する場所を選択します。この場所は、アプリケーション・ホーム・ディレクトリとも呼ばれます。
アプリケーション・ホームは、Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項に概略を示したディレクトリ構造に従って配置してください。このディレクトリ構造では、Oracleホーム・ディレクトリの外側にアプリケーション・ホームが配置されています。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になったときに問題を回避するために役立ちます。
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ヒント: アプリケーション・ホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』のアプリケーション・ホームの選択に関する項を参照してください。 この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のアプリケーションの場所に関する項を参照してください。 |
「管理者アカウント」画面では、ドメインに対するデフォルトのWebLogic管理者アカウントにユーザー名とパスワードを指定します。
この画面で指定した、ユーザー名とパスワードはメモしておいてください。これらの資格証明は、このドメインの管理サーバーの起動とそのサーバーへの接続で、後で必要になります。
「ドメイン・モードおよびJDK」画面では、次の操作を実行します。
「ドメイン・モード」フィールドで、「本番」を選択します。
「JDK」フィールドで、Oracle HotSpot JDKを選択します。
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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のドメイン・モードとJDKに関する項を参照してください。 |
「RCUデータ」を選択して、この画面に示されるフィールドをアクティブ化します。「RCUデータ」オプションは、構成ウィザードにデータベースとサービス表(STB)スキーマに接続して、ドメインの構成に必要なスキーマに関するスキーマ情報を自動的に取得するように指示します。
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注意: この画面の「手動構成」を選択した場合は、「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面でスキーマのパラメータを手動で入力する必要があります。 |
「RCUデータ」を選択してから、次の各フィールドに入力します。
| フィールド | 説明 |
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DBMS/サービス |
データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。 |
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ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 |
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ポート |
データベースがリスニングするポート番号を入力します。 |
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スキーマ所有者 スキーマ・パスワード |
データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面でサービス表コンポーネントに指定したスキーマ・ユーザー名とパスワードです(第3.1.3項のタスク5を参照)。 デフォルトのユーザー名は |

データベース接続情報の指定を完了したら、「RCU構成の取得」をクリックします。操作に成功すると、「接続結果ログ」に次の出力が示されます。
Connecting to the database server...OK Retrieving schema data from database server...OK Binding local schema components with retrieved data...OK Successfully Done.
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ヒント: 「RCUデータ」オプションの詳細は、リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマの理解に関する項を参照してください。 この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のデータソースのデフォルトに関する項を参照してください。 |
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面に示される値が、すべてのスキーマに対して適切であることを確認します。前の画面で「RCUデータ」を選択した場合、スキーマ表はすでに適切に移入されている必要があります。
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ヒント: 高可用性環境の場合は、Oracle RACデータベース用のデータ・ソースの構成方法の追加情報について、高可用性ガイドの次の項を参照してください。
この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマに関する項を参照してください。 |
「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用して、構成したばかりのデータ・ソース接続をテストします。
「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。
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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のコンポーネント・スキーマのテストに関する項を参照してください。 |
トポロジのドメイン構成を完了するには、「拡張構成」画面で次のオプションを選択する必要があります。
管理サーバー
これは、管理サーバーのリスニング・アドレスを適切に構成するために必要です。
ノード・マネージャ
これは、ノード・マネージャを構成するために必要です。
管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence
これは、Healthcare管理対象サーバーを構成する場合に必要になります。
「管理サーバー」画面で、「リスニング・アドレス」の横にあるドロップダウン・リストを選択し、管理サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択します。
「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。
管理サーバーにサーバー・グループは指定しないでください。
「ノード・マネージャ」画面は、構成するノード・マネージャのタイプと、そのノード・マネージャの資格証明を選択するために使用できます。
ノード・マネージャのタイプとして「ドメインごとのデフォルトの場所」を選択して、ノード・マネージャの資格証明を指定します。
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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のノード・マネージャに関する項を参照してください。 ノード・マネージャのタイプの詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』のノード・マネージャの概要に関する項を参照してください。 |
「管理対象サーバー」画面で、hc_server1という名前の新しい管理対象サーバーが作成されます。
「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。
「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。
「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、SOA-MGD-SVRSを選択します。これらのサーバー・グループによって、SOAとOracle Web Services Manager (OWSM)のサービスが、作成中の管理対象サーバーにターゲット設定されます。
SOAのみをターゲットに設定するSOA-MGD-SVRS-ONLYという別のサーバー・グループがありますが、Oracle Web Services Manager (OWSM)からサーバーからサーバーにターゲット設定するものではありません。これは、通常、SOAサーバーとは別のサーバーにOracle Web Services Manager (OWSM)を含める場合に使用します。
サーバー・グループは、定義済アプリケーション・サービス・グループを各定義済サーバー・グループにマップすることにより、Fusion Middlewareアプリケーションおよびサービスを1つ以上のサーバーにターゲット指定します。必要に応じて、特定のアプリケーション・サービス・グループを複数のサーバー・グループにマップできます。特定のサーバー・グループにマップされた任意のアプリケーション・サービスは、そのグループに割り当てられたすべてのサーバーに自動的にターゲット指定されます。詳細は、『ドメイン・テンプレート・リファレンス』のアプリケーション・サービス・グループ、サーバー・グループおよびアプリケーション・サービス・マッピングに関する項を参照してください。
高可用性の標準トポロジの詳細は、高可用性ガイドのFusion Middleware標準HAトポロジの理解に関する項を参照してください。
ドメイン構成後に高可用性の準備をするための次の手順の詳細は、第5.3項を参照してください。
これらのサーバー名は、このドキュメント全体で引用されるため、別の名前を選択したときには、それらの名前を必要に応じて置換してください。

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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の管理対象サーバーに関する項を参照してください。 |
「クラスタ」画面を使用して、新しいクラスタを作成します。
「追加」を選択します。
「クラスタ名」フィールドに、hc_cluster1を指定します。
「クラスタ・アドレス」フィールドは、空白のままにしておきます。

新規クラスタは、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して作成することもできます。この場合、クラスタ通信(ユニキャストまたはマルチキャスト)は、新しいクラスタの作成時に構成できます。詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのクラスタの作成と構成に関する項を参照してください。
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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のクラスタに関する項を参照してください。 |
「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、hc_server1を新規クラスタhc_cluster1に割り当てます。
「クラスタ」ペインで、サーバーを割り当てるクラスタを選択します。この場合、hc_cluster1になります。
「サーバー」ペインで次のいずれかを実行してhc_server1をhc_cluster1に割り当てます。
hc_server1を1回クリックして選択し、右矢印をクリックして「クラスタ」ペイン内の選択したクラスタ(hc_cluster1)の下に移動します。
hc_server1をダブルクリックして、クラスタ・ペインで選択済のクラスタ(hc_cluster1)の下に移動します。

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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のサーバーのクラスタへの割当てに関する項を参照してください。 |
「Coherenceクラスタ」画面を使用して、ドメインに自動的に追加されるCoherenceクラスタを構成します。Coherenceクラスタのリスニング・ポートとして、デフォルトのポート番号の0をそのまま使用します。
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注意: ユニキャストのリスニング・ポートを0に設定すると、管理対象サーバーの各ポート番号にオフセットが作成されます。このオフセットは5000です。つまり、管理対象サーバーのポート番号として割当て可能な最大許容値は、65535ではなく60535になります。 |
Coherence構成の詳細と次の手順については、表5-2を参照してください。
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注意: Coherenceのライセンス情報については、ライセンス情報のOracle Coherenceに関する項を参照してください。 |
「マシン」画面を使用して、ドメイン内に新しいマシンを作成します。マシンは、ノード・マネージャでサーバーを起動または停止できるようにするために必要です。
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ヒント: 高可用性環境を作成する際に目的のトポロジで必要になるマシンのリストがわかっているときには、この項の手順を実行して、この時点ですべてのマシンを作成できます。詳細は、高可用性ガイドのオプションのスケール・アウト手順に関する項を参照してください。 |
「追加」クリックして、新しいマシンを作成します。
「名前」フィールドにhc_machine1を指定します。
「ノード・マネージャ・リスニング・アドレス」フィールドで、管理対象サーバーを構成するマシンのIPアドレスを選択します。
localhostではなく、特定のインタフェースを選択する必要があります。これにより、Coherenceクラスタのアドレスが動的に計算されます。
「ノード・マネージャ・リスニング・ポート」フィールドのポート番号を確認します。
この例に示されているポート番号5556は、このドキュメントの別の例でも引用されることがあります。このポート番号は、必要に応じて各自のポート番号に置換してください。
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注意: 既存のドメインを拡張している場合は、既存のマシンにサーバーを割り当てることもできます。新しいマシンが不要な場合は、マシンを作成する必要はありません。 |

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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のマシンに関する項を参照してください。 |
「サーバーのマシンへの割当」画面で、管理サーバーと管理対象サーバーを、作成した新規マシンに割り当てます。
「マシン」ペインで、サーバーを割り当てるマシン(ここではhc_machine1)を選択します。
「サーバー」ペインで、次のいずれかを実行して、AdminServerをhc_machine1に割り当てます。
AdminServerを1回クリックして選択し、右矢印をクリックして、「マシン」ペインの選択したマシンの下(hc_machine1)に移動します。
AdminServerをダブルクリックして、「マシン」ペイン内の選択したマシン(hc_machine1)の下に移動します。
繰り返しhc_server1をhc_machine1に割り当てます。

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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成のサーバーのマシンへの割当てに関する項を参照してください。 |
「構成サマリー」画面には、これから作成するドメインに関する詳細な構成情報が表示されます。この画面に示された各項目の詳細を調べて、情報に間違いがないことを確認します。
変更が必要な場合は、「戻る」ボタンを使用するか、ナビゲーション・ペインで画面を選択することで任意の画面に戻れます。
ドメイン作成は、「作成」をクリックするまでは開始されません。
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ヒント: この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の構成サマリーに関する項を参照してください。 |
「構成に成功しました」画面には、構成したばかりのドメインについて、次の項目が表示されます。
ドメインの場所
管理サーバーURL

どちらの項目も後で必要になるため、メモしておく必要があります。ドメインの場所は、ノード・マネージャと管理サーバーの起動に使用するスクリプトへのアクセスで必要になります。また、URLは管理サーバーへのアクセスで必要になります。
「終了」をクリックして、構成ウィザードを閉じます。
構成が完了したら、次の手順を実行して、ドメインの管理に使用できる各ツールにアクセスします。
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注意: ドメインの管理に使用できるその他のツールの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの管理ツールの概要に関する項を参照してください。 |
ドメインごとのノード・マネージャを起動するには、DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合は、次に示すように、nohupとサンプル出力ファイルnm.outを使用してノード・マネージャを起動します。
nohup ./startNodeManager.sh > $LOG_DIR/nm.out&
上記コマンドで、LOG_DIRはログ・ファイルを格納するディレクトリの場所です。
Windowsオペレーティング・システムの場合は、次のコマンドを実行します。
startNodeManager.cmd
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注意: Windowsオペレーティング・システムの場合は、ノード・マネージャを起動サービスとして実行することをお薦めします。これによって、システムが再起動されるたびに、ノード・マネージャが自動で起動されます。 詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』の起動サービスとしてのノード・マネージャの実行に関する項を参照してください。 |
ノード・マネージャの追加の構成オプションの詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』を参照してください。
管理サーバーを起動するには、DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合は、次のコマンドを実行します。
./startWebLogic.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合は、次のコマンドを実行します。
startWebLogic.cmd
タスク5 (第4.2.2項)の「ドメイン・モードおよびJDK」画面で「本番モード」を選択した場合、タスク4の「管理者アカウント」画面での表示と同様に、管理者ユーザーのログイン資格証明を求めるプロンプトが表示されます。
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ヒント: 管理サーバーの起動方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の管理サーバーの起動と停止に関する項を参照してください。 本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成することで、管理サーバーの起動時に必要なユーザー名とパスワードの指定を省略できます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の管理サーバー用の起動アイデンティティ・ファイルの作成に関する項を参照してください。 |
管理サーバー・コンソールにアクセスすることで、管理サーバーが稼働中であることを確認できます。このURLは、タスク19の「構成に成功しました」画面に示されます。
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注意: 製品スキーマをホストしているデータベースが稼働中であり、管理サーバーからアクセスできることを確認してください。 |
http://administration_server_host:administration_server_port/console
デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001です。

管理コンソールの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle WebLogic Server管理コンソールの使用のスタートガイドを参照してください。
管理サーバーを起動するには:
Oracle Fusion Middleware Controlにログインします。
http://administration_server_host:administration_server_port/em
管理サーバーのホストとポート番号は、「構成に成功しました」画面(タスク19)のURLで示されているものです。デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001です。
ログイン資格証明は、「管理者アカウント」画面(タスク4)で指定したものです。
「ターゲット・ナビゲーション」ペインで、矢印をクリックして管理対象サーバー(hc_server1)が表示されるまでドメインを展開します。

管理対象サーバー(hc_server1)を選択します。
「WebLogic Server」メニューの横にある「起動」を選択します。

「ターゲット・ナビゲーション」ページでドメイン名を選択し、すべてのサーバーが稼働中であることを確認します。

ドメインが適切に構成されたことを確認するには、第5.1項を参照してください。この項で説明されているタスクに精通した後、それらのタスクを実行してドメインが適切に構成されていることを確認してください。