Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成 12c (12.1.3) E56241-03 |
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この章では、Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementソフトウェアをインストールする方法について説明します。
インストールを開始する前に、システム環境の検証が済んでいて(第1.5項)、Oracle Fusion Middleware Infrastructureがインストールされていること(『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』)を確認してください。
この章を最後まで進めると、Oracle SOA SuiteまたはBusiness Process Managementのインストールが完了します。
次のトピックを取り扱います:
インストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。
ターゲット・システムにログインします。
動作保証されたJDKがシステムに存在していることがインストーラでは必要です。詳細は、「Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成」ページで12c (12.1.3)用の適切な動作保証ドキュメントを参照してください。
インストール・プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動します。
次の例に示すとおり、ご使用のシステムのJDKディレクトリからjava
実行可能ファイルを実行し、インストール・プログラムを起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
/home/Oracle/jdk7_55/jdk1.7.0_55/bin/java -jar fmw_12.1.3.0.0_soa.jar
Windowsオペレーティング・システムの場合:
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_55\bin\java -jar fmw_12.1.3.0.0_soa.jar
これらの例にあるJDKの場所は、ご使用のシステムの実際のJDKの場所に読み替えてください。
注意: インストーラをサイレント・モードで起動して、インストール・プロセス中に構成オプションが表示されないようにすることもできます。サイレント・インストールやコマンド行インストールの詳細は、Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストールでサイレント・モードにおけるOracle Universal Installerの使用方法に関する項を参照してください。 |
インストール・プログラムが表示されると、インストールを開始する準備が完了しています。各インストール・プログラム画面の詳細は、第2.2項を参照してください。
インストール・プログラムでは表2-1に記載された順番で一連の画面が表示されます。
インストール画面に関して詳細な情報が必要な場合は、画面の名前をクリックしてください。また、追加の説明が必要な場合は、インストール画面の「ヘルプ」をクリックしてください。
表2-1 Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストール画面
画面 | 説明 |
---|---|
インストール・インベントリの設定 |
UNIXオペレーティング・システムで、初めてOracle製品をこのホストにインストールする場合にこの画面が表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択されたオペレーティング・システム・グループ名に対して、中央インベントリの場所への書込み権限が付与されていることを確認してください。 中央インベントリの詳細は、Oracle Universal InstallerによるソフトウェアのインストールでOracle中央インベントリの理解に関する項を参照してください。 この画面は、Windowsオペレーティング・システムでは表示されません。 |
ようこそ |
これは、製品インストーラの開始画面です。 |
インストールの場所 |
この画面を使用して、Oracleホーム・ディレクトリの場所を指定します。このOracleホームには、Oracle Fusion Middleware Infrastructureが含まれている必要があります。 「表示」をクリックして、適切なOracleホームにOracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementをインストールしていることを確認してください。 Oracle Fusion Middlewareディレクトリ構造の詳細は、Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングでインストールと構成のディレクトリの選択に関する項を参照してください。 |
インストール・タイプ |
この画面を使用してインストールのタイプと、それに従ってインストールされる製品および機能を選択します。
SOA Suiteのみをインストールしていて、そのインストール・セットにBPMを含める場合は、インストーラを再実行して「BPM」を選択します。 インストール・タイプとしてBPMを選択すると、Oracle SOA Suiteも自動的にインストールされることに注意してください。 |
前提条件のチェック |
この画面で、システムが最小限の要件を満たしているかどうかが検証されます。 検証済のタスクのリストを表示する場合は、「正常なタスクの表示」を選択します。ログの詳細を表示する場合は、「ログを表示」を選択します。 警告またはエラー・メッセージが表示された場合、第1.5項のドキュメントのいずれか1つを参照できます。 |
インストール・サマリー |
この画面では、これまでに選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの名前と場所を指定します。レスポンス・ファイルは、後でサイレント・インストールに使用できます。 ここにリストされた機能セットは、インストールの完了後に、すべてインストールされることになります。 サイレント・インストールやコマンド行インストールの詳細は、Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストールでサイレント・モードにおけるOracle Universal Installerの使用方法に関する項を参照してください。 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。 |
インストールの進行状況 |
この画面では、インストールの進行状況を参照できます。 進捗バーが100%完了になったら、「終了」をクリックしてインストーラを閉じるか、「次」をクリックしてサマリーを確認します。 |
インストール完了 |
サマリー情報を確認し、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。 |
インストールの完了後、次のタスクを正常に実行することでインストールを検証できます。
インストール・ログ・ファイルの内容を確認し、何も問題が発生していないことを確認します。デフォルトでは、インストーラによって、Oracle_Inventory_Location/log
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはOracle_Inventory_Location\logs
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にログ・ファイルが書き込まれます。
ログ・ファイルとその場所の詳細は、Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストールのインストール・ログ・ファイルの理解に関する項を参照してください。
インストールの内容は、インストール中に選択したオプションによって異なります。
インストール後のディレクトリ構造の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの理解の「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。
viewInventory
スクリプトを使用すると、Oracleホームの内容を表示することもできます。詳細は、Oracle Universal InstallerによるソフトウェアのインストールのOracleホームの内容を表示する方法に関する項を参照してください。