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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorのアップグレード
12c (12.1.3)
E59407-02
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5 12.1.2から12.1.3へのOracle Data Integratorのアップグレード

この章では、Oracle Data Integratorの12.1.2環境を12.1.3にアップグレードするために必要なタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

5.1 Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境のアップグレード

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境を12.1.2から12.1.3にアップグレードします。

Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェントをアップグレードするには、次の手順を実行します。

表5-1 Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェントのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細

このマニュアルの第1章に含まれるトピックの確認と理解

この章では、アップグレード・プロセスを開始する前に目を通して理解する必要がある重要な情報を示します。

第1章


アップグレードのプランニング

アップグレードをプランニングする際の重要な概念およびタスクについて理解します。

第6.1.1項


既存の12.1.2環境のバックアップ。

アップグレードを開始する前に、既存の12.1.2環境の完全バックアップを実行します。

第6.1.2項


(必要時)サポートされているデータベース・バージョンへのリポジトリ・データベースのアップグレード。

Oracle Data Integratorリポジトリは、データベース・スキーマに格納されます。スキーマをアップグレードする前に、データベースがサポート対象のバージョンであることを確認してください。

第6.1.3項


アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

クローニングされたリポジトリ・スキーマに対してリポジトリのアップグレードを実行することをお薦めします。

第6.1.5項


作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

第6.1.7項


アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマがクローン済でなく、非クローン済スキーマをアップグレードしようとしている場合は、バックアップの作成は必須です。ODIスキーマのバックアップの実行は、アップグレードに失敗し、コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップによって、壊れたスキーマを削除し、アップグレードを完了するためにオリジナルを再クローニングできます。

第6.1.8項


Oracle Data Integrator 12.1.3のインストールと構成。

Oracle Data Integrator 12.1.3をインストールします。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます。

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

第6.2項


Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.1.3にアップグレードされます。

第6.3項


「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

第6.5項



5.2 Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境のアップグレード

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境を12.1.2から12.1.3にアップグレードします。

Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェントをアップグレードするには、次の手順を実行します。

表5-2 Oracle Data Integrator Java EEのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細

このマニュアルの第1章に含まれるトピックの確認と理解

この章では、アップグレード・プロセスを開始する前に目を通して理解する必要がある重要な情報を示します。

第1章


アップグレードのプランニング

アップグレードをプランニングする際の重要な概念およびタスクについて理解します。

第6.1.1項


既存の12.1.2環境のバックアップ。

アップグレードを開始する前に、既存の12.1.2環境の完全バックアップを実行します。

第6.1.2項


(必要時)サポートされているデータベース・バージョンへのリポジトリ・データベースのアップグレード。

Oracle Data Integratorリポジトリは、データベース・スキーマに格納されます。スキーマをアップグレードする前に、データベースがサポート対象のバージョンであることを確認してください。

第6.1.3項


アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

クローニングされたリポジトリ・スキーマに対してリポジトリのアップグレードを実行することをお薦めします。

第6.1.5項


作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

第6.1.7項


アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマがクローン済でなく、非クローン済スキーマをアップグレードしようとしている場合は、バックアップの作成は必須です。ODIスキーマのバックアップの実行は、アップグレードに失敗し、コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップによって、壊れたスキーマを削除し、アップグレードを完了するためにオリジナルを再クローニングできます。

第6.1.8項


Oracle Data Integrator 12.1.3のインストールと構成。

Oracle Data Integrator 12.1.3をインストールします。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます。

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

第6.2項


Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.1.3にアップグレードされます。

第6.3項


「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

第6.4項



5.3 Oracle Data Integratorコロケート・スタンドアロン・エージェント環境のアップグレード

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integratorコロケート・スタンドアロン・エージェント環境を12.1.2から12.1.3にアップグレードします。

Oracle Data Integratorコロケート・スタンドアロン・エージェントをアップグレードするには、次の手順を実行します。

表5-3 Oracle Data Integratorコロケート・スタンドアロンのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細

このマニュアルの第1章に含まれるトピックの確認と理解

この章では、アップグレード・プロセスを開始する前に目を通して理解する必要がある重要な情報を示します。

第1章


アップグレードのプランニング

アップグレードをプランニングする際の重要な概念およびタスクについて理解します。

第6.1.1項


既存の12.1.2環境のバックアップ。

アップグレードを開始する前に、既存の12.1.2環境の完全バックアップを実行します。

第6.1.2項


(必要時)サポートされているデータベース・バージョンへのリポジトリ・データベースのアップグレード。

Oracle Data Integratorリポジトリは、データベース・スキーマに格納されます。スキーマをアップグレードする前に、データベースがサポート対象のバージョンであることを確認してください。

第6.1.3項


アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

クローニングされたリポジトリ・スキーマに対してリポジトリのアップグレードを実行することをお薦めします。

第6.1.5項


作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

第6.1.7項


アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマがクローン済でなく、非クローン済スキーマをアップグレードしようとしている場合は、バックアップの作成は必須です。ODIスキーマのバックアップの実行は、アップグレードに失敗し、コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップによって、壊れたスキーマを削除し、アップグレードを完了するためにオリジナルを再クローニングできます。

第6.1.8項


Oracle Data Integrator 12.1.3のインストールと構成。

Oracle Data Integrator 12.1.3をインストールします。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます。

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

第6.2項


Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.1.3にアップグレードされます。

第6.3項


スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)のアップグレード

11gスキーマのアップグレード後に、スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)をアップグレードできます。

第6.6項


「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

第6.6.1項



5.4 アップグレードの確認

  • Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境の12.1.2から12.1.3へのアップグレードを実行および確認するには、第2.2項「アップグレードの実行および確認」を参照してください。

  • Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインなし)の12.1.2から12.1.3へのアップグレードを実行および確認するには、第3.2項「アップグレードの確認」を参照してください。

  • Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)の12.1.2から12.1.3へのアップグレードを実行および確認するには、第4.2項「アップグレードの確認」を参照してください。