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Oracle® Fusion Middleware Oracle HTTP Serverのインストールと構成
12c (12.1.3)
E56228-03
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A Oracle HTTP Serverのディレクトリ構造の理解

この付録では、Oracle HTTP Serverインストールおよびドメイン構成の終了時にシステムに作成されるディレクトリ構造について説明しています。

内容は次のとおりです。

A.1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の理解

図A-1では、WebLogic ServerドメインにOracle HTTP Serverをインストールおよびドメイン構成を完了した後の、基本的なディレクトリ構造の例を示しています。この図には重要なディレクトリのみが示されていることに、留意してください。他にもディレクトリおよびファイルが作成されています。

この例には、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨されるディレクトリ構造の理解に関する項に記載されているように、推奨されるディレクトリ構造が示されています。ご使用のシステムにこのようなディレクトリの作成を選択した場所によって、ご使用のディレクトリ構造が多少異なる場合があります。

図A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例

図A-1の説明が続きます
「図A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明

表A-1では、このようなディレクトリをさらに詳しく説明しています。

表A-1 WebLogic ServerドメインにおけるOracle HTTP Serverのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

coherence

このディレクトリには、Coherenceの製品ファイルが含まれます。

install

このディレクトリには、インストール関連ファイルおよびスクリプトが含まれます。

inventory

このディレクトリには、Oracleホーム・ディレクトリにインストールされたコンポーネント、機能セットおよびパッチに関する情報が含まれます。

ohs

このディレクトリには、Oracle HTTP Serverバイナリが含まれます。

OPatch

このディレクトリには、OPatchおよびサポート・ファイルが含まれます。OPatchは、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアへのパッチに使用されるツールです。

em

これはFusion Middleware Control Productフォルダです。

oracle_common

このディレクトリには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Java Required Files (JRF)およびOracle HTTP Serverに必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが含まれます。

orainst.loc

このLinuxのみのテキスト・ファイルには、Oracleインベントリの場所や、このインベントリを作成したユーザーのグループIDも含まれます。これはWindowsのインストールには存在しません。

oui

このディレクトリには、Oracle Universal Installerによって使用されるファイル(アンインストール・プログラムを含む)が含まれます。製品のインストール後にOracle Universal Installerを再度実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行してください。

webgate

このディレクトリには、Oracle Access Manager (OAM)のOracle HTTP Server Webgateのバイナリが含まれます。

wlserver

このディレクトリには、WebLogic Serverの製品ファイルが含まれます。

このディレクトリは、WebLogicホーム・ディレクトリまたはWL_HOMEとも呼ばれます。

logs

このディレクトリには、ドメインの作成中に生成されたログ・ファイルが含まれます。

domain-registry.xml

このレジストリ・ファイルには、このWebLogic Serverインストールによって現在登録されているすべてのドメインの場所が含まれています。新規ドメインを追加すると、このファイルに登録されます。


A.2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の理解

図A-2では、スタンドアロン・ドメインにOracle HTTP Serverをインストールおよびドメイン構成を完了した後の、基本的なディレクトリ構造の例を示しています。この図には重要なディレクトリのみが示されていることに、留意してください。他にもディレクトリおよびファイルが作成されています。

この例には、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の推奨されるディレクトリ構造の理解に関する項に記載されているように、推奨されるディレクトリ構造が示されています。ご使用のシステムにこのようなディレクトリの作成を選択した場所によって、ご使用のディレクトリ構造が多少異なる場合があります。

図A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例

図A-2の説明が続きます
「図A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverディレクトリ構造の例」の説明

表A-2では、このようなディレクトリをさらに詳しく説明しています。

表A-2 スタンドアロン・ドメインにおけるOracle HTTP Serverのディレクトリの説明

ディレクトリまたはファイル 説明

install

このディレクトリには、インストール関連ファイルおよびスクリプトが含まれます。

inventory

このディレクトリには、Oracleホーム・ディレクトリにインストールされたコンポーネント、機能セットおよびパッチに関する情報が含まれます。

ohs

このディレクトリには、Oracle HTTP Serverバイナリが含まれます。

OPatch

このディレクトリには、OPatchおよびサポート・ファイルが含まれます。OPatchは、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアへのパッチに使用されるツールです。

em

これはFusion Middleware Control Productフォルダです。

oracle_common

このディレクトリには、Oracle HTTP ServerおよびWebGateに必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが含まれます。

orainst.loc

このLinuxのみのテキスト・ファイルには、Oracleインベントリの場所や、このインベントリを作成したユーザーのグループIDも含まれます。これはWindowsのインストールには存在しません。

webgate

このディレクトリには、Oracle Access Manager (OAM)のOracle HTTP Server Webgateのバイナリが含まれます。

oui

このディレクトリには、Oracle Universal Installerによって使用されるファイル(アンインストール・プログラムを含む)が含まれます。製品のインストール後にOracle Universal Installerを再度実行する必要がある場合は、このディレクトリから実行してください。

wlserver

このディレクトリには、管理機能に使用されるWebLogic Serverバイナリの一部が少し含まれています。

このディレクトリは、WebLogicホーム・ディレクトリまたはWL_HOMEとも呼ばれます。

logs

このディレクトリには、ドメインの作成中に生成されたログ・ファイルが含まれます。

domain-registry.xml

このレジストリ・ファイルには、このWebLogic Serverインストールによって現在登録されているすべてのドメインの場所が含まれています。新規ドメインを追加すると、このファイルに登録されます。