ジョブ・メタデータの作業に対して割り当てるアクセス・レベルを管理できます。Fusion Middleware Controlを使用して、アプリケーションのリソースに対する権限を付与するポリシーを作成できます。
特定のアクションをリソースに関連付け、それらの権限(または権限/リソースの組合せ)を特定のユーザー、グループまたはロールに付与することで、権限を付与します。
権限を付与するときには、指定したリソースに対してユーザーが実行できるアクションを指定します。表5-8に使用できるアクションを示します。
表5-8 メタデータ・セキュリティのためのアクションの付与
| アクション | 結果 |
|---|---|
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ジョブ・メタデータを読み取ります。 |
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ジョブ・リクエストを送信します。 |
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メタデータを追加します。 |
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メタデータを変更します。 |
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メタデータを削除します。 |
権限を関連付けるリソースは、アプリケーションが認識できるエンティティ(エンティティに含まれているパッケージなど)として表現されます。そのリストには、Oracle Enterprise Schedulerで定義された項目に加え、自分またはアプリケーション開発者が定義した項目が含まれています。表5-9に、特定のリソースに特定のアクションの権限を付与したときの効果を例示します。
表5-9 セキュリティのためのサンプル権限付与
| リソース | アクション | 結果 |
|---|---|---|
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単一のメタデータ項目に対してリクエストを送信する権限を付与します。 |
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非定型発行権限を付与します。 |
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制限なしの権限を付与します |