Oracle® Fusion Middleware Oracle Event Processing Oracle CQL言語リファレンス 12c リリース(12.1.3) E57533-04 |
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この章では、Oracle Continuous Query Language (Oracle CQL)に含まれるColt単一行関数のリファレンスを提供します。Colt単一行関数は、高性能な科学技術計算のためのColtオープン・ソース・ライブラリに基づいています。
詳細は、「関数」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
表10-1は、Oracle CQLに用意されている組込みの単一行Colt関数を示しています。
表10-1 Oracle CQLの組込みの単一行Coltベースの関数
|
注意:
組込み関数名では大文字と小文字が区別されるため、表示されている方(小文字)を使用してください。
注意:
ストリーム入力の例で、h
で始まる行(h 3800
など)はハートビート入力タプルです。これは、ハートビート値よりも小さいタイムスタンプを持つこれ以上の入力がないことをOracle Event Processingに通知します。
詳細は、次を参照してください。
構文
目的
beta
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。入力引数のベータ関数(図10-1を参照)をdouble
として返します。
図10-1 cern.jet.stat.Gamma beta
この関数は、次の引数をとります。
double1
: x
の値。
double2
: y
の値。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/random/Beta.html#Beta(double, double, cern.jet.random.engine.RandomEngine)を参照してください。
例
問合せqColt28
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt28"><![CDATA[ select beta(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 3.1415927 1000: + 1.899038 1200: + 1.251922 2000: + 4.226169
構文
目的
beta1
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ベータ密度関数(図10-2を参照)で示す領域P(x)
(0
からx
)をdouble
として返します。
図10-2 cern.jet.stat.Probability beta1
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ベータ分布のアルファ・パラメータa
。
double2
: ベータ分布のベータ・パラメータb
。
double3
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/random/Beta.html#Beta(double, double, cern.jet.random.engine.RandomEngine)を参照してください。
例
問合せqColt35
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt35"><![CDATA[ select beta1(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5 1000: + 0.66235894 1200: + 0.873397 2000: + 0.44519535
構文
目的
betaComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ベータ密度関数(図10-2を参照)の右側の尾(x
から無限大)で示す領域をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ベータ分布のアルファ・パラメータa
。
double2
: ベータ分布のベータ・パラメータb
。
double3
: 積分終了点x
。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt37
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt37"><![CDATA[ select betaComplemented(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5 1000: + 0.66235894 1200: + 0.873397 2000: + 0.44519535
構文
目的
binomial
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。k
を超える二項係数n
(図10-3を参照)をdouble
として返します。
図10-3 二項係数の定義
この関数は、次の引数をとります。
double1
: n
の値。
long2
: k
の値。
表10-2は、様々なk
の値に対応するbinomial
関数の戻り値を示しています。
表10-2 cern.jet.math.Arithmetic binomialの戻り値
引数 | 戻り値 |
---|---|
|
0 |
|
1 |
|
|
上記以外の |
図10-3で計算される二項係数。 |
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#binomial(double, long)を参照してください。
例
問合せqColt6
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 long)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt6"><![CDATA[ select binomial(c2,c3) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -0.013092041 1000: + -0.012374863 1200: + -0.0010145549 2000: + -0.0416
構文
目的
binomial1
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。k
を超える二項係数n
(図10-3を参照)をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
long1
: n
の値。
long2
: k
の値。
表10-3は、様々なk
の値に対応するBINOMIAL
関数の戻り値を示しています。
表10-3 cern.jet.math.Arithmetic Binomial1の戻り値
引数 | 戻り値 |
---|---|
|
0 |
|
1 |
|
|
上記以外の |
図10-3で計算される二項係数。 |
例
問合せqColt7
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 float, c3 long)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt7"><![CDATA[ select binomial1(c3,c3) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0 1000: + 1.0 1200: + 1.0 2000: + 1.0
構文
目的
binomial2
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。二項確率密度(図10-4を参照)の項0からk
の合計をdouble
として返します。
図10-4 cern.jet.stat.Probability binomial2
この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。
integer1
: 末項k
。
integer2
: 試行回数n
。
double3
: (0.0, 1.0).で成功する確率p
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#binomial(int, int, double)を参照してください。
例
問合せqColt34
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt34"><![CDATA[ select binomial2(c1,c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0 1000: + 1.0 1200: + 1.0 2000: + 1.0
構文
目的
binomialComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。二項確率密度(図10-5を参照)の項k+1
からn
の合計をdouble
として返します。
図10-5 cern.jet.stat.Probability binomialComplemented
この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。
integer1
: 末項k
。
integer2
: 試行回数n
。
double3
: (0.0, 1.0).で成功する確率p
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#binomialComplemented(int, int, double)を参照してください。
例
問合せqColt38
について考えてみます。スキーマ(integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt38"><![CDATA[ select binomialComplemented(c1,c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.0 1000: + 0.0 1200: + 0.0 2000: + 0.0
構文
目的
bitMaskWithBitsSetFromTo
は、cern.colt.bitvector.QuickBitVector
に基づいています。64ビット幅のビット・マスクを、指定の範囲のビットが1に設定され、その他のすべてのビットが0に設定されたlong
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: from
の値。開始ビット(を含む)の索引です。
integer2
: to
の値。終了ビット(を含む)の索引です。
必要条件(チェックなし): to
- from
+ 1 >= 0 && to
- from
+ 1 <= 64。
to
- from
+ 1 = 0の場合は、すべてのビットが0に設定されたビット・マスクを返します。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt53
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 float, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
query id="qColt53"><![CDATA[ select bitMaskWithBitsSetFromTo(c1,c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 2 1000: + 16 1200: + 8 2000: + 256
構文
目的
ceil
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。double
の引数以上の最小のlong
を返します。
丸めエラーが発生する可能性があるため、このメソッドは(float) java.lang.Math.ceil(long)
を使用する場合よりも安全です。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt1
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt1"><![CDATA[ select ceil(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1 1000: + 1 1200: + 1 2000: + 1
構文
目的
chiSquare
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。自由度がv
のカイ2乗確率密度関数(図10-6を参照)の左側の尾(0からx
)で示す領域をdouble
として返します。
図10-6 cern.jet.stat.Probability chiSquare
この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。
double1
: 自由度v
。
double2
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#chiSquare(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt39
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt39"><![CDATA[ select chiSquare(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.0 1000: + 0.0 1200: + 0.0 2000: + 0.0
構文
目的
chiSquareComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。自由度がv
のカイ2乗確率密度関数(図10-6を参照)の右側の尾(x
から無限大)で示す領域をdouble
として返します。
この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。
double1
: 自由度v
。
double2
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#chiSquareComplemented(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt40
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt40"><![CDATA[ select chiSquareComplemented(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.0 1000: + 0.0 1200: + 0.0 2000: + 0.0
構文
目的
errorFunction
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。図10-7に示す積分を使用して、double
の引数の正規分布のエラー関数をdouble
として返します。
図10-7 cern.jet.stat.Probability errorFunction
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#errorFunction(double)を参照してください。
例
問合せqColt41
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt41"><![CDATA[ select errorFunction(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5204999 1000: + 0.6778012 1200: + 0.79184324 2000: + 0.42839235
構文
目的
errorFunctionComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。図10-8に示す積分を使用して、double
の引数の正規分布の相補エラー関数をdouble
として返します。
図10-8 cern.jet.stat.Probability errorfunctioncompelemented
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#errorFunctionComplemented(double)を参照してください。
例
問合せqColt42
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt42"><![CDATA[ select errorFunctionComplemented(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.47950011 1000: + 0.3221988 1200: + 0.20815676 2000: + 0.57160765
構文
目的
factorial
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。integer
の正の引数の階乗をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#factorial(int)を参照してください。
例
問合せqColt8
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 float, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt8"><![CDATA[ select factorial(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0 1000: + 24.0 1200: + 6.0 2000: + 40320.0
構文
目的
floor
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。double
の引数以下の最大のlong
の値を返します。
丸めエラーが発生する可能性があるため、このメソッドは(double) java.lang.Math.floor(double)
を使用する場合よりも安全です。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt2
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt2"><![CDATA[ select floor(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0 1000: + 0 1200: + 0 2000: + 0
構文
目的
gamma
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。double
の引数のガンマ関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#gamma(double, double, double)を参照してください。
例
問合せqColt29
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt29"><![CDATA[ select gamma(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.7724539 1000: + 1.2980554 1200: + 1.0768307 2000: + 2.2181594
構文
目的
gamma1
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ガンマ確率密度関数(図10-9を参照)の積分(0からx
)をdouble
として返します。
図10-9 cern.jet.stat.Probability gamma1
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ガンマ分布のアルファ値a
double2
: ガンマ分布のベータ値またはラムダ値b
double3
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/random/Gamma.html#Gamma(double, double, cern.jet.random.engine.RandomEngine)を参照してください。
例
問合せqColt36
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt36"><![CDATA[ select gamma1(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5204999 1000: + 0.55171627 1200: + 0.59975785 2000: + 0.51785487
構文
目的
gammaComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ガンマ確率密度関数(図10-10を参照)の積分(x
から無限大)をdouble
として返します。
図10-10 cern.jet.stat.Probability gammaComplemented
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ガンマ分布のアルファ値a
double2
: ガンマ分布のベータ値またはラムダ値b
double3
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#gammaComplemented(double, double, double)を参照してください。
例
問合せqColt43
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt43"><![CDATA[ select gammaComplemented(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.47950011 1000: + 0.44828376 1200: + 0.40024218 2000: + 0.48214513
構文
目的
getSeedAtRowColumn
は、cern.jet.random.engine.RandomSeedTable
に基づいています。あらかじめ定義されているシードの(外見上は膨大な)マトリックスから決定論的なシードをinteger
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: row
の値。[0,Integer.MAX_VALUE]
の形式が望ましいですが、そうでなくてもかまいません。
integer2
: column
の値。[0,1]
の形式が望ましいですが、そうでなくてもかまいません。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/random/engine/RandomSeedTable.html#getSeedAtRowColumn(int, int)を参照してください。
例
問合せqColt27
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt27"><![CDATA[ select getSeedAtRowColumn(c1,c1) from SColtFunc ]]></query>
Tmestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 253987020 1000: + 1289741558 1200: + 417696270 2000: + 350557787
構文
目的
hash
は、cern.colt.map.HashFunctions
に基づいています。指定されたdouble
の値に対してinteger
のハッシュコードを返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(double)を参照してください。
例
問合せqColt56
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt56"><![CDATA[ select hash(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1071644672 1000: + 1608935014 1200: + 2146204385 2000: + -1613129319
構文
目的
hash1
は、cern.colt.map.HashFunctions
に基づいています。指定されたfloat
の値に対してinteger
のハッシュコードを返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(float)を参照してください。
例
問合せqColt57
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt57"><![CDATA[ select hash1(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1302214522 1000: + 1306362078 1200: + 1309462552 2000: + 1300047248
構文
目的
hash2
は、cern.colt.map.HashFunctions
に基づいています。指定されたinteger
の値に対してinteger
のハッシュコードを返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(int)を参照してください。
例
問合せqColt58
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt58"><![CDATA[ select hash2(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1 1000: + 4 1200: + 3 2000: + 8
構文
目的
hash3
は、cern.colt.map.HashFunctions
に基づいています。指定されたlong
の値に対してinteger
のハッシュコードを返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(long)を参照してください。
例
問合せqColt59
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt59"><![CDATA[ select hash3(c3) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 8 1000: + 6 1200: + 12 2000: + 4
構文
目的
i0
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の変更済のベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、i0(x) = j0(ix)
と定義されます。
範囲は[0,8]
と(8,infinity)
の2つの区間に分けられます。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt12
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt12"><![CDATA[ select i0(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0634834 1000: + 1.126303 1200: + 1.2080469 2000: + 1.0404018
構文
目的
i0e
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の指数スケールが適用された変更済のベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、i0e(x) = exp(-|x|) j0(ix)
と定義されます。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt13
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt13"><![CDATA[ select i0e(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.64503527 1000: + 0.55930555 1200: + 0.4960914 2000: + 0.6974022
構文
目的
i1
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数1の変更済のベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、i1(x) = -i j1(ix)
と定義されます。
範囲は[0,8]
と(8,infinity)
の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt14
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt14"><![CDATA[ select i1(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.2578943 1000: + 0.37187967 1200: + 0.49053898 2000: + 0.20402676
構文
目的
i1e
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数1の指数スケールが適用された変更済のベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、i1(x) = -i exp(-|x|) j1(ix)
と定義されます。
詳細は、次の章を参照してください。
例
問合せqColt15
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt15"><![CDATA[ select i1e(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.1564208 1000: + 0.18466999 1200: + 0.20144266 2000: + 0.13676323
構文
目的
incompleteBeta
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。0からx
まで評価される不完全ベータ関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ベータ分布のアルファ値a
double2
: ベータ分布のベータ値b
double3
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteBeta(double, double, double)を参照してください。
例
問合せqColt30
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt30"><![CDATA[ select incompleteBeta(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5 1000: + 0.66235894 1200: + 0.873397 2000: + 0.44519535
構文
目的
incompleteGamma
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。引数の不完全ガンマ関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ガンマ分布のアルファ値a
。
double2
: 積分終了点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteGamma(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt31
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt31"><![CDATA[ select incompleteGamma(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.6826895 1000: + 0.6565891 1200: + 0.6397422 2000: + 0.7014413
構文
目的
incompleteGammaComplement
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。引数の補足の不完全ガンマ関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
double1
: ガンマ分布のアルファ値a
。
double2
: 積分開始点x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteGammaComplement(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt32
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt32"><![CDATA[ select incompleteGammaComplement(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.3173105 1000: + 0.34341094 1200: + 0.3602578 2000: + 0.29855874
構文
目的
j0
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の第1種ベッセル関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#j0(double)を参照してください。
例
問合せqColt16
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt16"><![CDATA[ select j0(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.9384698 1000: + 0.8812009 1200: + 0.8115654 2000: + 0.9603982
構文
目的
j1
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数1の第1種ベッセル関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#j1(double)を参照してください。
例
問合せqColt17
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt17"><![CDATA[ select j1(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.24226846 1000: + 0.32899573 1200: + 0.40236986 2000: + 0.19602658
構文
目的
jn
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。引数の階数n
の第1種ベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: ベッセル関数の階層n
。
double2
: ベッセル関数を計算する値x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#jn(int, double)を参照してください。
例
問合せqColt18
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt18"><![CDATA[ select jn(c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.24226846 1000: + 6.1009696E-4 1200: + 0.0139740035 2000: + 6.321045E-11
構文
目的
k0
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の変更済の第3種ベッセル関数をdouble
として返します。
範囲は[0,8]
と(8, infinity)
の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k0(double)を参照してください。
例
問合せqColt19
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt19"><![CDATA[ select k0(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.92441905 1000: + 0.6605199 1200: + 0.49396032 2000: + 1.1145291
構文
目的
k0e
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の指数スケールが適用された変更済の第3種ベッセル関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k0e(double)を参照してください。
例
問合せqColt20
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt20"><![CDATA[ select k0e(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.5241094 1000: + 1.3301237 1200: + 1.2028574 2000: + 1.662682
構文
目的
k1
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数1の変更済の第3種ベッセル関数をdouble
として返します。
範囲は[0,2]
と(2, infinity)
の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k1(double)を参照してください。
例
問合せqColt21
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt21"><![CDATA[ select k1(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.6564411 1000: + 1.0502836 1200: + 0.7295154 2000: + 2.1843543
構文
目的
k1e
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数1の指数スケールが適用された変更済の第3種ベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、k1e(x) = exp(x) * k1(x)
と定義されます。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt22
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt22"><![CDATA[ select k1e(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 2.7310097 1000: + 2.1150115 1200: + 1.7764645 2000: + 3.258674
構文
目的
kn
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。引数の階数n
の変更済の第3種ベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: ベッセル関数の階層の値n
。
double2
: ベッセル関数を計算する値x
。
範囲は[0,9.55]
と(9.55, infinity)
の2つの区間に分けられます。低域では昇べき級数が使用され、高域では漸近展開が使用されます。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#kn(int, double)を参照してください。
例
問合せqColt23
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt23"><![CDATA[ select kn(c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.6564411 1000: + 191.99422 1200: + 10.317473 2000: + 9.7876858E8
構文
目的
leastSignificantBit
は、cern.colt.bitvector.QuickBitVector
に基づいています。integer
の引数の状態がtrue
の最下位ビットの索引を(integer
として)返します。状態がtrue
のビットがない場合は、32を返します。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt54
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt54"><![CDATA[ select leastSignificantBit(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0 1000: + 2 1200: + 0 2000: + 3
構文
目的
log
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。図10-11に示す計算の結果をdouble
として返します。
図10-11 cern.jet.math.Arithmetic log
この関数は、次の引数をとります。
double1
: base
。
double2
: value
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt3
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt3"><![CDATA[ select log(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0 1000: + 1.0 1200: + 1.0 2000: + 1.0
構文
目的
log10
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。double
の値の10を底とする対数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log10(double)を参照してください。
例
問合せqColt4
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt4"><![CDATA[ select log10(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -0.30103 1000: + -0.15490197 1200: + -0.050610002 2000: + -0.39794
構文
目的
log2
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。double
の値の2を底とする対数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log2(double)を参照してください。
例
問合せqColt9
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt9"><![CDATA[ select log2(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -1.0 1000: + -0.5145732 1200: + -0.16812278 2000: + -1.321928
構文
目的
logFactorial
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。integer
の引数の階乗の自然対数(底はe)をdouble
として返します。
引数の値がk<30
の場合、この関数はO(1)
の表内の結果をルックアップします。引数の値がk>=30
の場合、この関数はスターリングの近似を使用します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#logFactorial(int)を参照してください。
例
問合せqColt10
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt10"><![CDATA[ select logFactorial(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.0 1000: + 3.1780539 1200: + 1.7917595 2000: + 10.604603
構文
目的
logGamma
は、cern.jet.stat.Gamma
に基づいています。double
の引数のガンマ関数の自然対数(底はe)をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#logGamma(double)を参照してください。
例
問合せqColt33
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt33"><![CDATA[ select logGamma(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5723649 1000: + 0.26086727 1200: + 0.07402218 2000: + 0.7966778
構文
目的
longFactorial
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。integer
の引数(範囲はk >= 0 && k < 21
)の階乗をlong
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#longFactorial(int)を参照してください。
例
問合せqColt11
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt11"><![CDATA[ select longFactorial(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1 1000: + 24 1200: + 6 2000: + 40320
構文
目的
mostSignificantBit
は、cern.colt.bitvector.QuickBitVector
に基づいています。integer
の引数の状態がtrue
の最上位ビットの索引を(integer
として)返します。状態がtrue
のビットがない場合は、-1
を返します。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt55
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt55"><![CDATA[ select mostSignificantBit(c1) from SColtFunc ]]></view>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0 1000: + 2 1200: + 1 2000: + 3
構文
目的
negativeBinomial
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の二項分布の項0からk
の合計(図10-12を参照)をdouble
として返します。
図10-12 cern.jet.stat.Probability negativeBinomial
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: 末項k
。
integer2
: 試行回数n
。
double3
: (0.0,1.0)で成功する確率p
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#negativeBinomial(int, int, double)を参照してください。
例
問合せqColt44
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt44"><![CDATA[ select negativeBinomial(c1,c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.75 1000: + 0.94203234 1200: + 0.99817264 2000: + 0.28393665
構文
目的
negativeBinomialComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の二項分布の項k+1
から無限大までの合計(図10-13を参照)をdouble
として返します。
図10-13 cern.jet.stat.Probability negativeBinomialComplemented
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: 末項k
。
integer2
: 試行回数n
。
double3
: (0.0,1.0)で成功する確率p
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#negativeBinomialComplemented(int, int, double)を参照してください。
例
問合せqColt45
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt45"><![CDATA[ select negativeBinomialComplemented(c1,c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.25 1000: + 0.05796766 1200: + 0.0018273441 2000: + 0.7160633
構文
目的
normal
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の無限大からdouble
の引数x
に積分される、正規(ガウス)確率密度関数(図10-14を参照)で示す領域をdouble
として返します。
図10-14 cern.jet.stat.Probability normal
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normal(double)
を参照してください。
例
問合せqColt46
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt46"><![CDATA[ select normal(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.69146246 1000: + 0.7580363 1200: + 0.81326705 2000: + 0.65542173
構文
目的
normal1
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の無限大からx
に積分される、正規(ガウス)確率密度関数(図10-15を参照)で示す領域をdouble
として返します。
図10-15 cern.jet.stat.Probability normal1
この関数は、次の引数をとります。
double1
: 正規分布のmean
。
double2
: 正規分布の分散v
。
double3
: 積分の限界x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normal(double, double, double)を参照してください。
例
問合せqColt47
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt47"><![CDATA[ select normal1(c2,c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.5 1000: + 0.5 1200: + 0.5 2000: + 0.5
構文
目的
normalInverse
はcern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の無限大からx
に積分される、正規(ガウス)確率密度関数で示す領域がdouble
の引数y
に等しい場合のdouble
の値x
を返します(平均が0、分散が1であることを前提としています)。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normalInverse(double)を参照してください。
例
問合せqColt48
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt48"><![CDATA[ select normalInverse(c2) from SColtFunc ]]></view>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.0 1000: + 0.5244005 1200: + 1.226528 2000: + 0.2533471
構文
目的
poisson
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ポアソン分布の初項k
の合計(図10-16を参照)をdouble
として返します。
図10-16 cern.jet.stat.Probability poisson
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: 項数k
。
double2
: ポアソン分布の平均m
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#poisson(int, double)を参照してください。
例
問合せqColt49
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt49"><![CDATA[ select poisson(c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.909796 1000: + 0.9992145 1200: + 0.9870295 2000: + 1.0
構文
目的
poissonComplemented
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。ポアソン分布の項k+1
から無限大までの合計(図10-17を参照)をdouble
として返します。
図10-17 cern.jet.stat.Probability poissonComplemented
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: 初項k
。
double2
: ポアソン分布の平均m
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#poissonComplemented(int, double)を参照してください。
例
問合せqColt50
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt50"><![CDATA[ select poissonComplemented(c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.09020401 1000: + 7.855354E-4 1200: + 0.012970487 2000: + 5.043364E-10
構文
目的
stirlingCorrection
は、cern.jet.math.Arithmetic
に基づいています。integer
の引数の階乗の自然対数(底はe)のスターリングの近似の補正項(図10-18を参照)をdouble
として返します。
図10-18 cern.jet.math.Arithmetic stirlingCorrection
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#stirlingCorrection(int)を参照してください。
例
問合せqColt5
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt5"><![CDATA[ select stirlingCorrection(c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.08106147 1000: + 0.020790672 1200: + 0.027677925 2000: + 0.010411265
構文
目的
studentT
は、cern.jet.stat.Probability
に基づいています。自由度がk
> 0のスチューデントのt分布の負の無限大からt
への積分(図10-19を参照)をdouble
として返します。
図10-19 cern.jet.stat.Probability studentT
この関数は、次の引数をとります。
double1
: 自由度k
。
double2
: 積分終了点t
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#studentT(double, double)を参照してください。
例
問合せqColt51
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt51"><![CDATA[ select studentT(c2,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 0.621341 1000: + 0.67624015 1200: + 0.7243568 2000: + 0.5930112
構文
目的
studentTInverse
はcern.jet.stat.Probability
に基づいています。負の無限大からt
に積分される、スチューデントのt確率密度関数で示す領域が1-alpha/2
に等しい場合のdouble
の値t
を返します。返される値は、talpha[size]
の通常のスチューデントのt分布のルックアップ表に相当します。この関数では、studentt
関数を使用して、繰り返し戻り値を確認します。
この関数は、次の引数をとります。
double1
: 確率alpha
。
integer2
: データ・セット・サイズ。
詳細は、次を参照してください。
例
問合せqColt52
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt52"><![CDATA[ select studentTInverse(c2,c1) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + 1.0 1000: + 0.4141633 1200: + 0.15038916 2000: + 0.8888911
構文
目的
y0
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数0の第2種ベッセル関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#y0(double)を参照してください。
例
問合せqColt24
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt24"><![CDATA[ select y0(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -0.44451874 1000: + -0.19066493 1200: + -0.0031519707 2000: + -0.60602456
構文
目的
y1
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。floatの引数の階数1の第2種ベッセル関数をdouble
として返します。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#y1(double)を参照してください。
例
問合せqColt25
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt25"><![CDATA[ select y1(c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -1.4714724 1000: + -1.1032499 1200: + -0.88294965 2000: + -1.780872
構文
目的
yn
は、cern.jet.math.Bessel
に基づいています。double
の引数の階数n
の第2種ベッセル関数をdouble
として返します。
この関数は、次の引数をとります。
integer1
: ベッセル関数の階層の値n
。
double2
: ベッセル関数を計算する値x
。
詳細は、https://dst.lbl.gov/ACSSoftware/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#yn(int, double)を参照してください。
例
問合せqColt26
について考えてみます。スキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)
を持つデータ・ストリームSColtFunc
の場合、この問合せはリレーションを返します。
<query id="qColt26"><![CDATA[ select yn(c1,c2) from SColtFunc ]]></query>
Timestamp Tuple 10 1,0.5,8 1000 4,0.7,6 1200 3,0.89,12 2000 8,0.4,4
Timestamp Tuple Kind Tuple 10: + -1.4714724 1000: + -132.63406 1200: + -8.020442 2000: + -6.3026547E8