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Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repository開発者ガイド
12cリリース1 (12.1.3)
E59445-03
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2 Oracle Enterprise Repositoryとの統合をサポートするためのOracle JDeveloperの構成

この章では、Oracle JDeveloperを構成してOracle Enterprise Repositoryと相互運用する方法について説明します。最初に、JDeveloper対応のOracle Enterprise Repositoryプラグインをダウンロードする必要があります。次に、Oracle Enterprise Repositoryサーバーとの接続を作成します。プラグインをインストールしてリポジトリ接続を作成したら、その後の手順は、第3章「Oracle JDeveloperを使用したOracle Enterprise Repositoryとの相互運用」を参照してください。

この章では、次の項目について説明します。

2.1 Oracle Enterprise Repository JDeveloper 12cプラグインのインストール

Oracle JDeveloper 12c用のOracle Enterprise Repositoryプラグインをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. ローカル・コンピュータにOracle JDeveloperをインストールします。12c以降では、Oracle SOA Suite Quick Startディストリビューションを使用して、Oracle SOA Suite用に事前構成されたJDeveloperバージョンを取得する必要があります。詳細は、『SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール』のOracle SOA SuiteのQuick Start for Developersのインストールに関する項を参照してください。


    注意:

    Oracle SOA Suite Quick Start for Developersディストリビューションを使用していることを確認します。Oracle BPM Suite Quick Start for Developersディストリビューションには、プラグインと一緒に動作せず、Oracle Enterprise Repositoryとの使用がサポートされていない、JDeveloperのバージョンが含まれています。

  2. My Oracle Supportからファイル・パッチ19721053 (p19721053_121300_Generic.zip)を入手します。

  3. 次に進む前にJDeveloperが閉じていることを確認します。

  4. パッチのREADME.txtファイルの指示に従ってください。

  5. JDeveloperを再起動します。

2.2 新しいリポジトリ接続の作成

プラグインをインストールしたら、リポジトリ・サーバーへの接続を作成できます。

新しいリポジトリ接続を作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「ファイル」「新規」をクリックします。「新規ギャラリ」ダイアログが表示されます。

  2. 「一般」「接続」を選択してから、図2-1に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続」を選択します。

    図2-1 「新規ギャラリ」ダイアログ

    図2-1の説明が続く
    「図2-1 「新規ギャラリ」ダイアログ」の説明

  3. 「OK」をクリックします。図2-2に示すように、「Oracle Enterprise Repository接続の作成」ダイアログが表示されます。

    図2-2 「Oracle Enterprise Repository接続の作成」ダイアログ

    図2-2の説明が続く
    「図2-2 「Oracle Enterprise Repository接続の作成」ダイアログ」の説明

  4. 次の情報を入力します。

    • 接続先: OERに接続する場合は「Oracle Enterprise Repository」、OACに接続する場合はOracle API Catalogを選択します。

    • 接続名: Oracle Enterprise Repository接続のわかりやすい名前

    • リポジトリURL: Oracle Enterprise Repositoryの実行中インスタンスにアクセスできるURL

    • ユーザー名: Oracle Enterprise Repositoryのユーザー名

    • パスワード: Oracle Enterprise Repositoryのパスワード

  5. 「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. 図2-3に示すように、「リソース・パレット」にある「IDE接続」で、Oracle Enterprise Repositoryを展開し、作成したアプリケーション・サーバーの接続を表示します。

    図2-3 リソース・パレット

    図2-3の説明が続きます
    「図2-3 リソース・パレット」の説明

  8. 「検索」ボックスでアセットを検索するための検索基準を入力します。図2-4に示すように、すべてのアセットの一覧が表示されます。

2.3 既存のリポジトリ接続の編集

JDeveloperとOracle Enterprise Repositoryの既存の接続を編集するには、次の手順を実行します。

  1. リソース・パレットの「IDE接続」の下でOracle Enterprise Repositoryを展開し、既存のリポジトリ接続を表示します。

  2. 編集する接続を右クリックして、「プロパティ」を選択します。

  3. 次のフィールドを編集します。

    • リポジトリURL: Oracle Enterprise Repositoryの実行中インスタンスにアクセスできるURL

    • ユーザー名: Oracle Enterprise Repositoryのユーザー名

    • パスワード: Oracle Enterprise Repositoryのパスワード

  4. 「接続のテスト」をクリックします。「ステータス」ペインに成功メッセージが表示されます。

  5. 「OK」をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。