Oracle Enterprise Schedulerジョブを管理するには、Oracle Enterprise Scheduler (ESS)コマンドを使用します。シェル・スクリプトと同様に便利な多くのコマンドによって実行が簡単になります。ネイティブ・コマンドについては「Oracle Enterprise Schedulerのカスタム・ネイティブ・コマンド」、シェル・スクリプトについては「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明します。
注意:
Oracle Enterprise SchedulerのカスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホームからWLSTスクリプトを起動する必要があります。Oracle Fusion Middlewareの管理のカスタムWLSTコマンドの使用に関する項を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
次の手順に、この章で説明するWLSTネイティブ・コマンドを実行する方法を示します。これらのコマンドの多くに便利なシェル・スクリプトを使用でき、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されています。
Oracle Enterprise Schedulerのプリント出力は、次のように明示的に有効または無効にできます。対話形式の使用では、プリントを有効にする必要があります。デフォルトでは、Oracle Enterprise Schedulerのプリントは有効になっています。
enableESSPrint()
— Oracle Enterprise SchedulerのWLSTコマンドのプリント出力を有効にします。
disableESSPrint()
— Oracle Enterprise SchedulerのWLSTコマンドのプリント出力を無効にします。
Oracle Enterprise Schedulerのサーバー、構成、ジョブ・リクエストおよびログを管理するには、表4-1に示されたOracle Enterprise Schedulerコマンドを使用してください。3列目の「オンライン」とは、実行中の管理サーバーに接続している場合にのみ、そのコマンドが使用できることを意味します。「オフライン」とは、実行中のサーバーに接続していない場合にのみ、そのコマンドが使用できることを意味します。
表4-1 Oracle Enterprise Scheduling Serviceの基本コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
|
様々な構成パラメータを追加、変更、削除および表示します。 |
オンライン |
|
リクエストの実行完了後にリクエストに対するログおよび出力データ・ファイルを取得します。 |
オンライン |
|
ホスティング・アプリケーションの名前、状態、実行の経過時間に基づいて、リクエストを検索および一覧表示します。 |
オンライン |
|
リクエストの状態を手動で、取消し、リカバリまたは完了します。 |
オンライン |
|
サーバーで実行中のOracle Enterprise Schedulerアプリケーションを起動、停止およびステータスの取得をします。 |
オンライン |
|
Oracle Enterprise Schedulerへの実行のジョブ・リクエストを発行します。 |
オンライン |
|
Oracle Enterprise Schedulerのジョブ定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズ、更新)します。 |
オンライン |
|
Oracle Enterprise Schedulerのスケジュール定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズ、更新)します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
manageSchedulerRuntimeConfig(app,type,[operation],[name],[val])
引数 | 定義 |
---|---|
app |
ランタイム構成を管理するホスティング・アプリケーションの名前です。 |
|
プロパティのタイプです。 |
operation |
オプション。実行する操作。次のうちの1つ。
|
name |
( |
|
( |
ENV
パラメータfoo
を値"bar"とともに追加
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP", operation="add", name="foo", val="bar")
ENV
パラメータfoo
の値の取得
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP", operation="get", name="foo")
すべてのENV
パラメータのリストの取得
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP", operation="getall") manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP")
ENV
パラメータfoo
の値の"barone"への変更
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP", operation="mod", name="foo", val="barone")
ENV
パラメータfoo
の削除
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "APP", operation="del", name="foo")
タイプESS
のすべてのパラメータの表示
manageSchedulerRuntimeConfig("myapp", "ESS")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
getSchedulerRequestContent(requestId,contentType,[logLines], [outDir])
引数 | 定義 |
---|---|
|
リクエストID |
|
処理するコンテンツのタイプ。次のいずれかが可能です。
このコマンドは、デフォルトでは |
|
オプション。リクエスト・ログから読み取られる行数です。デフォルト値は |
|
オプション。出力ファイルをダンプするディレクトリの絶対パスです。デフォルトでは、このコマンドは現在のディレクトリを使用します。 |
リクエストID 123のリクエスト・ログの取得
getSchedulerRequestContent(123, "LOG")
リクエスト123のすべての出力を取得
getSchedulerRequestContent(123, "OUTPUT")
リクエスト123のすべての出力を取得し、それをディレクトリ/tmp
に保存
getSchedulerRequestContent(123, "OUTPUT", outDir="/tmp")
リクエスト123のすべてのテキスト出力を取得し、それをディレクトリ/tmp
に保存
getSchedulerRequestContent(123, "TEXT_OUTPUT", outDir="/tmp")
リクエスト123のすべてのバイナリ出力を取得し、それをディレクトリ/tmp
に保存
getSchedulerRequestContent(123, "BINARY_OUTPUT", outDir="/tmp")
リクエストID 123のリクエスト・ログの最初の100行を取得
getSchedulerRequestContent(123, "LOG", logLines=100)
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
querySchedulerRequests([app],[state],[days],[hours],[minutes])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。ホスティング・アプリケーションの名前です |
|
オプション。リクエスト状態を指定します。次のいずれかです。
デフォルトで、このコマンドは |
|
オプション。日数を指定します。 |
|
オプション。時間数を指定します。 |
|
オプション。時間数を指定します。 |
RUNNING
状態のすべてのリクエストの取得
querySchedulerRequests()
or
querySchedulerRequests(state="RUNNING")
取り消されたすべてのリクエストの取得
querySchedulerRequests(state="CANCELLED")
実行してから2日を過ぎているすべてのリクエストの取得
querySchedulerRequests(days=2)
実行してから10時間を過ぎているすべてのリクエストの取得
querySchedulerRequests(hours=10)
アプリケーションmyapp
に対して実行しているすべてのリクエストの取得
querySchedulerRequests(appName="myapp")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
manageSchedulerRequest(requestId,operation,[asyncStatus], [statusMessage])
引数 | 定義 |
---|---|
|
リクエストIDの指定 |
|
次の操作のどれを実行するかを指定します。
|
|
|
|
|
リクエスト123の取消し
manageSchedulerRequest(123, "CANCEL")
リクエスト123のリカバリ
manageSchedulerRequest(123, "RECOVER")
リクエスト123の完了
manageSchedulerRequest(123, "COMPLETE", asyncStatus="ERROR", statusMessage="Completed by Admin")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
サーバーで実行中のOracle Enterprise Schedulerアプリケーションの起動、停止またはステータスを取得します。Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションを起動すると、Oracle Enterprise Schedulerプロセッサ・スレッドが起動され、リクエスト処理を開始できます。Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションを停止すると、Oracle Enterprise Schedulerプロセッサが停止または休止され、新しいリクエストが処理されなくなります。
Oracle Enterprise Schedulerの停止
manageSchedulerServer("STOP")
Oracle Enterprise Schedulerプロセッサの現在の状態の取得
manageSchedulerServer("STATUS")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
submitSchedulerRequest(appName,[jobName],[schMeth],[note], [schName],[RschName],[schDesc],[o_time],[begin_time], [frequency],[freqNum],[count],[end_time],[month],[week],[day], [date],[reqParams])
注意:
ジョブ定義は事前定義する必要がありますが、スケジュールはこのコマンドを使用してアドホック方式で定義できます。
引数 | 定義 |
---|---|
|
ジョブ用のホスティング・アプリケーションの名前です。 |
|
現在のリクエストに使用されるジョブ定義の名前です。(パッケージ名を含む)パス名は完全修飾される必要があります。完全修飾されていない場合、コマンドはデフォルト・パッケージ |
|
オプション。次のスケジュール方法のどれを使用するかを指定します。
例は、「例」を参照してください。 |
|
オプション。ジョブ・リクエストの簡単な説明を指定します。 |
|
オプション。事前定義済のスケジュール定義の名前を指定します。(パッケージ名を含む)パス名は完全修飾される必要があります。完全修飾されていない場合、コマンドはデフォルト・パッケージ |
|
オプション。繰返し( |
|
オプション。アドホック・スケジュールを説明する文字列値を指定します。デフォルトでは、この値は"Custom Ad-Hoc Schedule"です。 |
|
オプション。「ワンタイム」実行の時間を指定します。形式は、HH:MM:SS:DD:MM:YYYYです。 |
|
オプション。繰返しスケジュールの開始時間を指定します。形式は、HH:MM:SS:DD:MM:YYYYです。 |
|
オプション。繰返しスケジュールの頻度を指定します。有効な値は、 |
|
オプション。繰返しスケジュールの繰返し間隔を指定する整数値です。デフォルト値は「1」です。 |
|
オプション。リクエストの繰返しの最大数を指定します。 |
|
オプション。繰返しスケジュールの終了時間を指定します。形式は、HH:MM:SS:DD:MM:YYYYです。 |
|
オプション。 |
|
オプション。ある月の週を指定します。有効な値は |
|
オプション。曜日を指定します。有効な値は |
|
オプション。月の特定の日を指定します。有効な値は |
|
オプション。ディクショナリとして指定された他のリクエスト・パラメータまたはプロパティを指定します。 |
これらの例では次の変数が使用されています。
|
即時ジョブ実行のリクエストの発行(ワンタイムのみ)
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME)
指定された時間にワンタイム・ジョブ実行のリクエストを発行
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME, schMeth='O', o_time='21:10:30:03:05:2012')
繰返しスケジュールでジョブ・リクエストを発行。この繰返しは、2012年5月3日の時刻21:10:30から始めて、3回繰り返されるまで実行されます。追加のリクエスト・パラメータは、reqName
=test
およびPRIORITY
= 10
です。この繰返しは、今後の使用のためにMDSリポジトリにも保持されます。
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME, schMeth='R', RschName=SCHEDULE_NAME, frequency='MINUTE', freqNum=2, count=3, begin_time='21:10:30:03:05:2012', reqParams={'reqName':'test','PRIORITY':'10'})
事前定義済のスケジュールを使用してジョブ・リクエストを発行
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME, schMeth='S', schName=SCHEDULE_NAME)
月の繰返しスケジュールでジョブ・リクエストを発行。リクエストの説明は、「Request with monthly schedule」です。繰返しスケジュール名および説明は、それぞれRschName
およびschDesc
を使用して指定されます。
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME, note='Request with monthly schedule', schMeth='R', RschName=SCHEDULE_NAME+'1', schDesc='Monthly_schedule', frequency='MONTH', freqNum=2, begin_time='21:10:30:03:05:2012', week=5, day=4, end_time='21:10:30:04:05:2013')
1年ごとに繰返すスケジュールでジョブ・リクエストを発行。リクエストの説明は、「Request with yearly schedule」です。繰返しスケジュール名および説明は、それぞれRschName
およびschDesc
によって指定されます。
2012年5月3日の21:10:30から始めて、5月の最終日(31日)に実行され、3年ごとに5回繰り返し実行されます。
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME,note='Request with yearly schedule',schMeth='R',RschName=SCHEDULE_NAME+'2', schDesc='Yearly_schedule', frequency='YEAR',freqNum=3,begin_time='21:10:30:03:05:2012',month=5, date='LAST',count=5)
1時間ごとに繰返すスケジュールでジョブ・リクエストを発行。このスケジュールはMDSに格納されます。この繰返しは、現在の時刻に始めて、1時間ごとに繰り返されるように設定されます。
submitSchedulerRequest(HOSTING_APP, JOB_DEF_NAME,schMeth='R', RschName=SCHEDULE_NAME,schDesc='HOURLY_schedule',frequency='HOUR')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
Oracle Enterprise Schedulerのジョブ定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズ、更新)します。
operation
がSHOW
に設定された場合およびjobName
が指定された場合、コマンドはこの特定のジョブ定義の詳細を返します。それ以外の場合、コマンドはアプリケーションの一部であるすべてのジョブ定義のリストを表示します。
operation
がCREATE
に設定された場合、コマンドは新しく作成されたジョブ定義のMetadataObjectID
を返します。
operation
がDELETE
、CUSTOMIZE
またはUPDATE
に設定された場合、コマンドは操作の成功または失敗に応じて0または-1を返します。
manageSchedulerJobDefn(operation,appName,[jobName],[jobType], [desc],[props])
引数 | 定義 |
---|---|
|
ジョブで次の操作のどれを実行するかを指定します。
|
|
ジョブのホスティング・アプリケーションの論理名を指定します。 |
|
オプション。ジョブ定義の名前を指定します。作成、削除または更新の操作では、デフォルト・パッケージ |
|
オプション。新しいジョブ定義の作成に使用されるジョブ・タイプの名前を指定します。名前にパッケージが含まれない場合、デフォルト値 |
|
オプション。新しいジョブ定義の説明を指定します。 |
|
オプション。ディクショナリとして指定された他のリクエスト・パラメータまたはプロパティを指定します。 |
注意:
ジョブ定義の作成、削除および更新では、jobName
引数の値を(パッケージ名を含む)完全修飾名とすることができますが、デフォルト・パッケージ/oracle/apps/ess/custom
が常に接頭辞として付加されます。
前の注意で示されているように、/oracle/apps/ess/custom
ネームスペースにあるジョブ定義のみを作成、削除、または更新でき、事前パッケージ済ジョブ定義は変更できません。
jobType
引数に完全修飾パス名を指定しない場合、デフォルト・パッケージ(/oracle/as/ess/core/
)の接頭辞が名前に付加されます。
これらの例では次の変数が使用されています。
|
HOSTING_APP
のネームスペースにあるすべてのジョブ定義の表示
manageSchedulerJobDefn('SHOW',HOSTING_APP)
HOSTING_APP
のジョブ定義(JOB_DEF_PREDEF
)部分の詳細表示
manageSchedulerJobDefn('SHOW',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_PREDEF)
新しいジョブ定義/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
をHOSTING_APP
のネームスペースに/oracle/as/ess/core/JavaJobType
のjobType
値で作成
manageSchedulerJobDefn('CREATE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME, jobType=JOB_TYPE_NAME)
/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
という名前の新しいジョブ定義をHOSTING_APP
ネームスペースにjobType
/oracle/as/ess/core/JavaJobType
およびJOB_DESC
の値の説明とともに作成
manageSchedulerJobDefn('CREATE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME,jobType=JOB_TYPE_NAME,desc=JOB_DESC)
/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
という名前の新しいジョブ定義をHOSTING_APP
ネームスペースにjobType
/oracle/as/ess/core/JavaJobType
で、JOB_DESC
およびPARAMS
で定義された説明およびパラメータとともに作成
manageSchedulerJobDefn('CREATE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME,jobType=JOB_TYPE_NAME,desc=JOB_DESC,props=PARAMS)
ジョブ定義/oracle/apps/ess/custom/
JOB_DEF_NAME
を新しい説明JOB_DESC
で更新
manageSchedulerJobDefn('UPDATE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME,desc=JOB_DESC)
ジョブ定義/oracle/apps/ess/custom/
JOB_DEF_NAME
をプロパティPARAMS
で更新
manageSchedulerJobDefn('UPDATE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME,props=PARAMS)
HOSTING_APP
のジョブ定義/oracle/apps/ess/custom/
JOB_DEF_NAME
を削除
manageSchedulerJobDefn('DELETE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_NAME)
HOSTING_APP
の事前パッケージ済ジョブ定義JOB_DEF_PREDEF
をカスタマイズ可能なプロパティSYS_retriesおよびSYS_priorityを使用してカスタマイズ
manageSchedulerJobDefn('CUSTOMIZE',HOSTING_APP,jobName=JOB_DEF_PREDEF,props={'SYS_retries':2,'SYS_priority':3})
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
Oracle Enterprise Schedulerのスケジュール定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズ、更新)します。
operation
がSHOW
に設定された場合およびschName
が指定された場合、コマンドはこの特定のスケジュール定義の詳細を表示します。それ以外の場合、コマンドはアプリケーションの一部であるすべてのスケジュール定義のリストを表示します。コマンドは、操作が成功したか失敗したかに応じて0または-1を返します。
operation
がCREATE
に設定された場合、コマンドは新しく作成されたスケジュール定義のMetadataObjectIDを返します。
operation
がDELETE
またはUPDATE
に設定された場合、コマンドは操作が成功したか失敗したかに応じて0または-1を返します。
manageSchedulerSchedule(operation,appName,[schName],[schDesc], [begin_time],[frequency],[interval],[count],[end_time],[month], [week],[day],[date])
引数 | 定義 |
---|---|
|
ジョブで次の操作のどれを実行するかを指定します。
|
|
ジョブのホスティング・アプリケーションの論理名を指定します。 |
|
オプション。スケジュール定義の名前を指定します。作成、削除および更新の操作では、 |
|
オプション。定義の作成または更新時にスケジュール定義の説明を指定します。 |
|
オプション。繰返しイベントの開始時間を指定します。形式は、HH:MM:SS:DD:MM:YYYYです。 |
|
オプション。繰返しの頻度。有効な値は、 オプション
|
|
オプション。 |
|
オプション。リクエストの繰返しの最大数を指定します。この値は、整数になります。 |
|
オプション。繰返しの終了時間を指定します。形式: HH:MM:SS:DD:MM:YYYY |
|
オプション。 |
|
オプション。ある月の週を指定します。有効な値は |
|
オプション。曜日を指定します。有効な値は |
|
オプション。月の日にちを指定します。有効な値は |
これらの例では次の変数が使用されています。
|
HOSTING_APP
のネームスペースにあるすべてのスケジュール定義の表示
manageSchedulerSchedule('SHOW',HOSTING_APP)
HOSTING_APP
のスケジュール定義PREDEF_SCHEDULE
の詳細表示
manageSchedulerSchedule('SHOW',HOSTING_APP,schName=PREDEF_SCHEDULE)
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに説明SCH_DESC
とともに作成。繰返しスケジュールは次のとおり。
2分ごとに実行
2012年5月3日の21:10:30に開始
3回の反復で完了
manageSchedulerSchedule('CREATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME, schDesc=SCH_DESC,frequency='MINUTE',interval=2,count=3, begin_time='21:10:30:03:05:12')
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。繰返しスケジュールは次のとおり。
2か月ごとに5週目(該当する場合)の木曜日に実行
2012年5月3日の21:10:30に開始
2013年5月4日の21:10:30まで継続
manageSchedulerSchedule('CREATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME, frequency='MONTH',interval=2, begin_time='21:10:30:03:05:12', week=5, day=4, end_time='21:10:30:04:05:13')
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。繰返しスケジュールは次のとおり。
3年ごとに5月の最終日(5月31日)に実行
2012年5月3日の21:10:30に開始
5回の反復で完了
manageSchedulerSchedule('CREATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME, frequency='YEAR',interval=3,begin_time='21:10:30:03:05:12',month=5,date='LAST',count=5)
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。この繰返しスケジュールは、今から始めて、1時間ごとに実行します。
manageSchedulerSchedule('CREATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME, frequency='HOUR')
/oracle/apps/ess/custom/
SCHEDULE_NAME
という名前のスケジュール定義を説明SCH_DESC
で更新します。繰返しスケジュールは変更されません。
manageSchedulerSchedule('UPDATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME,schDesc=SCH_DESC)
/oracle/apps/ess/custom/SCHEDULE_NAME
という名前のスケジュール定義を次の新しい繰返しスケジュールで更新します。1分ごとに実行されます。
manageSchedulerSchedule('UPDATE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME, frequency='MINUTE')
/oracle/apps/ess/custom/SCHEDULE_NAME
という名前のHOSTING_APP
スケジュール定義を削除。
manageSchedulerSchedule('DELETE',HOSTING_APP,schName=SCHEDULE_NAME)
ジョブ・リクエスト・データは、Oracle Enterprise Schedulerランタイム・ストアの表にレコードとして保存されます。これらのジョブ・リクエスト・レコードは、データベース管理者がSQLパージ・スクリプトを使用してデータベースから物理的にパージするまで、ランタイム・ストアから削除されません。リクエストは、物理的にパージする前に、論理的に削除する必要があります。Oracle Enterprise Schedulerでは、リクエストを削除するには、ユーザーが特定のリクエストに対して削除操作を行う方法と、Oracle Enterprise Schedulerの管理者がバッチ削除リクエストを発行する方法の2つの方法があります。
バッチ削除機能では、Oracle Enterprise Schedulerの管理者はリクエストを一括で削除できます。Oracle Enterprise Schedulerの管理者は削除基準のセットを定義し、Oracle Enterprise SchedulerランタイムMBeanインタフェースを使用してバッチ削除リクエストを発行します。バッチ・ジョブの削除基準は、アプリケーション・リクエスト・パラメータの形式で指定されます。発行されたバッチ削除リクエストは、Oracle Enterprise Schedulerによって提供されるJava実行可能ファイル用の事前定義済ジョブ定義を使用します。バッチ削除ジョブ定義メタデータは、ESSAPPメタデータ・リポジトリで定義されます。
バッチ削除ジョブの実行時、ジョブは完了した絶対的な親とインスタンス親のどちらのリクエストがそのバッチ削除リクエストに対して指定された削除基準を満たしているかを判断し、それらのリクエストに対するリクエスト階層を削除します。バッチ削除ジョブは、ESSAPPのコンテキストで実行されます。
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
バッチ削除ジョブのリクエストを発行します。(MDS内の)事前定義済のスケジュールを使用するか、ワンタイム実行時間を指定できます。これらのどちらも指定されない場合、リクエストはただちに開始されます。リクエスト・パラメータは削除基準の指定に使用します。
バッチ削除ジョブの実行時、ジョブは完了した絶対的な親とインスタンス親のどちらのリクエストがそのバッチ削除リクエストに対して指定された削除基準を満たしているかを判断します。バッチ削除ジョブは、それらのリクエストに対するリクエスト階層を削除します。
batchDeleteSchedulerRequests([desc],[schId],[start],[end], [params])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。バッチ削除リクエストの説明を指定します。 |
|
オプション。使用する(事前定義済の)スケジュールの完全修飾名を指定します。何も指定されない場合、デフォルト・パッケージは |
|
オプション。リクエストを開始する時間を指定します。形式: HH:MM:SS:DD:MM:YYYY |
|
オプション。リクエストを終了する時間。形式: HH:MM:SS:DD:MM:YYYY |
|
オプション。ディクショナリとして指定されたリクエスト・パラメータ。パラメータの詳細は「バッチ削除パラメータ」で説明しています。 |
バッチ削除ジョブは、アプリケーション・リクエスト・パラメータを使用してバッチ削除基準およびその削除ジョブの基本結果情報を指定します。クラスoracle.as.scheduler.job.BatchDeleteProperty.java
は、バッチ削除パラメータの定数を定義します。削除基準パラメータは、次の2つの表で説明します。
|
|
すべてのパージ可能リクエストの削除
batchDeleteSchedulerRequests()
アプリケーションESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
のすべてのパージ可能リクエストの削除
batchDeleteSchedulerRequests(desc='My purge for ESS NativeApp',params={'CriteriaApplication':'ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME'})
ジョブ定義が/oracle/apps/ess/custom/MyDef
のアプリケーションESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
のすべてのパージ可能リクエストの削除
batchDeleteSchedulerRequests(desc='My purge for ESS NativeApp',params={'CriteriaApplication':'ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME','CriteriaJobDefn':'JobDefinition://oracle/apps/ess/custom/MyDef'})
ジョブ・タイプがJAVA_TYPE
のアプリケーションESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
のすべてのパージ可能リクエストの削除
batchDeleteSchedulerRequests(desc='My purge for ESS NativeApp', params={'CriteriaApplication':'ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME', 'CriteriaJobExecType':'JAVA_TYPE'})
スケジュール/oracle/as/ess/essapp/custom/WeeklySch
を使用したバッチ削除ジョブ・リクエストの発行
batchDeleteSchedulerRequests(desc='Purge using WeekSch',schId='/oracle/as/ess/essapp/custom/WeeklySch')
表4-2に、Oracle Enterprise Schedulerで作業割当て用に用意されているWLSTコマンドを示します。
表4-2 Oracle Enterprise Schedulerの作業割当てコマンド
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
addProcessorBinding(workAssignmentName,server=serverName, [isExclusive=None][scope])
引数 | 定義 |
---|---|
|
バインドする作業割当ての名前を指定します。 |
|
バインドするサーバーの名前を指定します。 |
|
オプション。バインディングが排他的( |
|
オプション。
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
createWorkshift(workshiftName,alloc=allocation, plsqlLimit=limit,asyncJavaLimit=limit,[description=None], [schedName=None],[duration=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成する稼働シフトの名前を指定します。 |
|
各サーバー・インスタンスに割り当てることができるスレッドの最大数を指定します。 |
|
分離グループ内でアクティブにできるPL/SQLジョブの最大数を指定します。無制限を指定するには |
|
分離グループ内でアクティブにできる非同期Javaジョブ数を指定します。無制限を指定するには-1を使用します。 |
|
オプション。稼働シフトの説明を指定します。 |
|
オプション。稼働シフトに使用するスケジュールの名前を指定します。
|
|
スケジュールを実行するたびに稼働シフトがアクティブになる時間(分)を指定します。 |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
deleteWorkAssignment(workAssignmentName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除するカスタム作業割当ての名前を指定します。 |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
カスタム・ネームスペース内のOracle Enterprise Schedulerの稼働シフトを削除します。
注意:
オンボード・テナントに使用されている稼働シフトまたはバインドされた作業割当ては削除できません。
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
queryWorkAssignments([name=None],[package=None],[options=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。作業割当て名を指定します。 |
|
オプション。作業割当てパッケージを指定します。 |
|
オプション。次の1つ以上のオプションのカンマ区切りのリスト
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
queryWorkSchedules([name=None],[package=None],[options=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。スケジュール名を指定します。 |
|
オプション。パッケージ名を指定します。 |
|
オプション。次の1つ以上のオプションのカンマ区切りのリスト
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
queryWorkshifts([name=None], [package=None], [options=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。稼働シフト名を指定します。 |
|
オプション。稼働シフト・パッケージを指定します。 |
|
オプション。次の1つ以上のオプションのカンマ区切りのリスト
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
removeProcessorBinding(workAssignmentName, server=serverName)
引数 | 定義 |
---|---|
|
バインド解除する作業割当ての名前を指定します。 |
|
バインド解除するサーバーの名前を指定します。 |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
updateWorkshift(workshiftName,[alloc=None],[plsqlLimit=None], [asyncJavaLimit=None])
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新する稼働シフト名を指定します。 |
|
オプション。最大のローカル・スレッド割当てを指定します。 |
|
オプション。分離グループ内でアクティブにできるPL/SQLジョブの最大数を指定します。無制限を指定するには-1を使用します。 |
|
オプション。分離グループ内でアクティブにできる非同期Javaジョブの最大数を指定します。無制限を指定するには-1を使用します。 |
注意:
オプションの引数を1つ以上指定する必要があります。
Oracle Enterprise Schedulerには、問題の診断を容易にする診断ダンプのセットがあります。これらのダンプはOracle Diagnostics Framework上に構築されます。Oracle Enterprise Schedulerの問題は、通常、リクエストが開始されない場合または想定どおりに完了しない場合に明らかになります。そのようなシナリオにおいて、ユーザーはOracle Enterprise Schedulerの診断ダンプを手動で作成し、そのダンプの情報を使用して問題の診断に役立てることができます。すべてのOracle Enterprise Scheduler診断ダンプを簡単に作成する1つの方法としては、WLSTXXXを使用したXXX Oracle Enterprise Schedulerのインシデントの作成の説明に示すとおり、特定のメッセージIDを持つインシデントを作成する方法があります。
Oracle Enterprise Schedulerの診断ダンプ関連のコマンドは次のとおりです。これらは、「ダンプ・コマンド」で説明されています。
executeDump
listDumps
describeDump
ダンプの動作は、コマンドに対してダンプ名を引数として指定して制御します。有効なダンプ名は、表4-3に示され、使用例は「ダンプ例」に記載されています。
表4-3 Oracle Enterprise Schedulerの診断ダンプ
ダンプ名 | 説明 |
---|---|
|
分離グループ内の各サーバー上のすべての登録されたOracle Enterprise Schedulerアプリケーションをダンプします。複数のサーバーで登録されたアプリケーションは、このダンプに複数回出現します。 特定のサーバー上のアプリケーションについては、どのバージョンが登録されているか、アプリケーションがアクティブかどうか、および最後にアクティブ化されたのはいつかをチェックできます。 |
|
バインド・モードを含む、このインスタンスへの現在のおよび非アクティブのプロセッサ・バインドをダンプします。完了した非アクティブのバインドには期限切れスケジュールがあり、再度アクティブにできません。完了していない非アクティブのバインドについては、ダンプでは次にアクティブになる稼働シフトとそれがいつアクティブになるかが示されます。このダンプではすべての完了したバインドが示されます。 |
|
このインスタンスの現在のプロセッサ情報をダンプします。 プロセッサの状態とアクティブのスレッド数、および有効化されデプロイされたアプリケーションのリストをダンプします。アクティブのスレッド数は、非アクティブ化されたリソースを含むすべてのリソースにわたって使用されているスレッド数です。作業割当ての詳細は、ダンプ アプリケーションがリクエストを処理していない場合、プロセッサが実行中であり、アプリケーションがサーバーにデプロイされて有効になっていることを確認してください。 |
|
非ターミナル状態の処理グループ内のすべてのリクエストについての詳細情報をダンプします。コアおよび拡張システムのプロパティおよびCPパラメータを含みます。 |
|
分離グループ内のすべてのアクティブのサーバーについての、最後のチェックインなどのサーバー情報をダンプします。各サーバーは一定の間隔(デフォルトは1分)でチェックインする必要があります。 1分を過ぎてもサーバーがチェックインしていない場合、問題があることが考えられます。サーバーがしばらくの期間チェックインしなかった場合、Oracle Enterprise Schedulerは、サーバーがダウンし、そのサーバー上で処理されていたリクエストがフェイルオーバーしたとみなすことがあります。 |
|
最大リソースおよび現在の割当てを含む作業割当てについての詳細情報をダンプします。 このダンプではすべての完了したバインドを示さない場合があります。バインドが完了したかどうかを確認するには、 バインドがない場合、ダンプにはデフォルトの作業割当てについての情報が示されます。 |
|
このプロセス・グループのすべての作業ユニットをダンプします。 |
次の例では、WLSTを起動し、サーバーに接続する方法を示します。
$MW_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh ... Initializing WebLogic Scripting Tool (WLST) ... Welcome to WebLogic Server Administration Scripting Shell Type help() for help on available commands wls:/offline> connect('weblogic','welcome1','localhost:7001') Connecting to t3://localhost:7001 with userid weblogic ... Successfully connected to Admin Server 'AdminServer' that belongs to domain 'base_domain'. Warning: An insecure protocol was used to connect to the server. To ensure on-the-wire security, the SSL port or Admin port should be used instead. wls:/base_domain/serverConfig>
注意:
管理サーバーまたは管理対象サーバーに接続できます。ただし、管理サーバーに接続する場合、各ダンプ・コマンドで使用する管理対象サーバーを指定する必要があります。例:
executeDump(name="ess.applications", appName="ESSAPP",server='ess_server1')
WLSTが起動され、サーバーに接続されると、次の項で説明するexecuteDump
、listDumps
、describeDump
コマンドを使用できるようになります。
executeDump
コマンドは、ダンプ名およびアプリケーション名に基づいて診断ダンプを作成します。
executeDump(name="
dump_name",appName="
app_name", [server="
server_name"])
引数 | 定義 |
---|---|
|
表4-3に示されたダンプ名。 |
|
アプリケーションの名前。 |
|
オプション。管理サーバーまたは管理対象サーバーに接続できます。管理サーバーに接続する場合、 |
次の例では、表4-3に一覧表示された診断ダンプの使用方法を示します。
分離グループ内の各サーバー上のすべての登録されたアプリケーションをダンプします。2台以上のサーバーで登録されたアプリケーションは、このダンプに複数回出現します。特定のサーバー上のアプリケーションについては、どのバージョンが登録されているか、アプリケーションがアクティブかどうか、および最後にアクティブ化されたのはいつかをチェックできます。
executeDump(name="ess.applications",appName="ESSAPP")
バインド・モードを含む、このインスタンスに対するプロセッサ・バインドをダンプします。完了した非アクティブのバインドには期限切れスケジュールがあり、再度アクティブにできません。完了していない非アクティブのバインドについては、ダンプでは次にアクティブになる稼働シフトと、それがいつアクティブになるかが示されます。このダンプではすべての完了したバインドが示されます。
executeDump(name="ess.bindings",appName="ESSAPP")
プロセッサの状態とアクティブのスレッド数、および有効化されデプロイされたアプリケーションのリストをダンプします。アクティブのスレッド数は、非アクティブ化されたリソースを含むすべてのリソースにわたって使用されているスレッド数です。作業割当ての詳細は、表4-3のess.workalloc
の項目を参照してください。
アプリケーションがリクエストを処理していない場合、プロセッサが実行中であり、アプリケーションがサーバーにデプロイされて有効になっていることを確認してください。
executeDump(name="ess.processor",appName="ESSAPP")
非ターミナル状態の処理グループ内のすべてのリクエストについての詳細情報をダンプします。コアおよび拡張システムのプロパティおよびCPパラメータを含みます。
executeDump(name="ess.requests",appName="ESSAPP")
分離グループ内のすべてのアクティブのサーバーをダンプします。各サーバーは一定の間隔(デフォルトは1分)でチェックインする必要があります。1分を過ぎてもサーバーがチェックインしない場合、問題があることが考えられます。サーバーがしばらくの期間チェックインしなかった場合、ESSは、サーバーがダウンし、そのサーバー上で処理されていたリクエストがフェイルオーバーしたとみなすことがあります。
executeDump(name="ess.servers",appName="ESSAPP")
最大リソースおよび現在の割当てを含む作業割当てについての詳細情報をダンプします。whereClause
情報は、作業割当ての効果的な特殊化を示し、これは排他モードでバインドされた作業割当てに相当します。
このダンプではすべての完了したバインドを示さない場合があります。バインドが完了したかどうかを確認するには、ess.bindings
ダンプを使用します。バインドがない場合、ダンプにはデフォルトの作業割当てについての情報が示されます。
executeDump(name="ess.workalloc",appName="ESSAPP")
プロセス・グループ内のすべての作業ユニットをダンプします。
executeDump(name="ess.workunits",appName="ESSAPP")
Oracle Enterprise Schedulerには、メッセージIDESS-99999
を使用して、すべてのOracle Enterprise Scheduler診断ダンプでインシデントを作成する便利な方法があります。次に例を示します。
createIncident(messageId="ESS-99999",appName="ESSAPP", description="ESS incident with all dumps")
インシデント・ファイルはADRHome
ディレクトリに配置され、listADRHOmes()
コマンドを使用してそれらを一覧表示できます。
Oracle Enterprise Schedulerは次のパスを使用します。
ADRBase = ${MW_HOME}/user_projects/domains/base_domain/servers/
SERVER/adr
ADRHome = ${ADRBase}/diag/ofm/base_domain/
SERVER
実行を簡単にするため、ネイティブのWLSTコマンドを呼び出すラッパー・シェル・スクリプト(Linux/Unixでは.sh
、Windowsでは.cmd
)が用意されています。このスクリプトは、wlst.sh
を使用してWLSTネイティブ・コマンドを呼び出す前に、CLASSPATH
などの環境プロパティを設定します。これらのすべてのスクリプトは、$ORACLE_HOME/bin
ディレクトリにあります。
.sh
および.cmd
コマンドは、WLSサーバーに接続してから対応するWLSTコマンドを実行します。デフォルトでは、サーバー接続の詳細は、コマンドを実行しているユーザーのHOME
ディレクトリ(通常、Linux/Unixでは/home/
UserId、WindowsではC:\Documents and Settings\
UserId)にあるserver.properties
という名前のファイルから読み取られます。デフォルトのファイルは、代替ファイルを指定するか、コマンド行で明示的な値(ホスト、ポート、ユーザー名、パスワード)を提供することによってオーバーライドできます。コマンド行で指定されたホスト、ポート、ユーザー名およびパスワードの値は、ファイル内の対応する値よりも優先されます。
接続の詳細は、server.properties
ファイルまたはコマンド行で指定された代替ファイルにおいて、次の構文で指定される必要があります。
ADMIN_SERVER_HOST=host.example.com ADMIN_SERVER_PORT=7001 ADMIN_USER_NAME=weblogic ADMIN_PASSWORD=weblogic1 ESS_SERVER_NAME=ess_server1
管理性チェックリストの要件を順守するため、シェル・スクリプト起動時のコマンド行引数にパスワードを指定することはできません。パスワードは、server.properties
ファイルの一部とするか、対話形式で入力できます。次のいずれかの方法を使用して、対話型のパスワード発行を自動化できます。
WLS管理者パスワードをファイルに書き込み、それを使用してコマンドに入力をリダイレクトします。次に例を示します。
sh essManageRuntimeConfig.sh
.... < input.txt
コマンドが終了した後に「<<EOF
」を使用します。EOFは、実際のパスワード以外の任意の一意の文字列とすることができます。次の行にパスワードを記述し、その次の行にEOF(または<<の後に使用した任意の終端文字列)を続けます。次に例を示します。
sh essManageRuntimeConfig.sh ... <<EOF
wls_admin_password
EOF
Oracle Enterprise Schedulerのランタイム構成パラメータを管理します。サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essManageRuntimeConfig.sh [-a | -m | -d] -A appname -t parameter_type [-n name] [-v value] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
構成パラメータを追加します |
|
構成パラメータを変更します |
|
構成パラメータを削除します。 |
|
ホスティング・アプリケーションの名前を指定します。 |
|
構成パラメータのタイプを指定します。有効なタイプは、次のとおりです。
|
|
構成パラメータの名前を指定します。 |
|
構成パラメータの値を指定します。 |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
アプリケーションmyapp
に対するユーザー定義パラメータfoo
を値bar
とともに追加
essManageRuntimeConfig.sh -a -A myapp -t APP -n foo -v bar
アプリケーションmyapp
に対するユーザー定義パラメータfoo
の値の取得
essManageRuntimeConfig.sh -A myapp -t APP -n foo
アプリケーションmyapp
に対するすべてのユーザー定義パラメータのリストの取得
essManageRuntimeConfig.sh -A myapp -t APP
アプリケーションmyapp
に対するユーザー定義パラメータfooの値のbarone
への変更
essManageRuntimeConfig.sh -m -A myapp -t APP -n foo -v barone
アプリケーションmyapp
に対するユーザー定義パラメータfoo
の削除
essManageRuntimeConfig.sh -d -t APP -A myapp -n foo
myapp
用のすべてのESSパラメータの表示
essManageRuntimeConfig.sh -t ESS -A myapp
すべての指定されたリクエストIDに対して、コンテンツ・ストアからリクエスト・ログおよび出力データ・ファイルを取得します。サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essGetOutputContent.sh [-t content_type] [-d dir] [-n lines] [-x disp] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h] requestId1
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
-t, |
取得するコンテンツ・タイプを次の中から1つ指定します。
このオプションが指定されない場合、ログおよび出力コンテンツの両方が取得されます。 |
|
コンテンツが格納されるディレクトリを指定します。デフォルトは、現行のディレクトリです。 |
|
取得するログの行数を指定します。デフォルトは1000です。 |
|
ログの行が表示される場所を指定します。有効な値は |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
リクエストID 123
のリクエスト・ログの取得
essGetOutputContent.sh -t LOG 123
リクエスト123
のすべての出力を取得
essGetOutputContent.sh -t OUTPUT 123
リクエスト123
のすべての出力を取得し、それをディレクトリ/tmp
に保存
essGetOutputContent.sh -t OUTPUT -d "/tmp" 123
リクエストID 123
のリクエスト・ログの最初の100行を取得
essGetOutputContent.sh -t LOG -n 100 123
リクエスト123
および124
のリクエスト・ログおよび出力データを取得し、それを/tmp
に保存
essGetOutputContent.sh -d "/tmp" 123 124
ホスティング・アプリケーションの名前、状態、実行の経過時間に基づいて、リクエストを検索および一覧表示します。このコマンドは、長時間実行しているリクエストの検出に使用できます。サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essQueryRequests.sh [-a app_name] [-S state] [-d days] [-n hours] [-m minutes] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
ホスティング・アプリケーション名を指定します。 |
|
リクエスト状態を次の中から1つ指定します。
|
|
実行時間を日数で指定します。 |
|
実行時間を時間単位で指定します。 |
|
実行時間を分単位で指定します。 |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
実行中のすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -S RUNNING
取り消されたすべてのリクエストの取得
eessQueryRequests.sh -S CANCELLED
実行してから2日を過ぎているすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -d 2
実行してから10時間を過ぎているすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -n 10
アプリケーションmyapp
に対して実行しているすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -a myapp
アプリケーションmyapp
に対するCANCELLING状態のすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -a myapp -S CANCELLING
アプリケーションmyapp
に対して2.5日を過ぎても実行しているすべてのリクエストの取得
essQueryRequests.sh -a myapp -d 2 -n 12
リクエストIDで指定された1つ以上のリクエストを取消し、リカバリまたは完了します。サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essManageRequests.sh [-c] [-r] [-C] [-g] [-S status] [-M message] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h] requestId1
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
リクエストを取り消します。 |
|
リクエストをリカバリします |
|
リクエストを完了したものとしてマークします。 |
|
リクエストの詳細を取得します。 |
|
リクエストを完了としてマークする場合、最終処理ステータスを次の中から1つ指定します。
|
|
リクエストを完了としてマークする場合、操作を説明する限定的なメッセージを指定します。 |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
リクエスト123および124の取消し
essManageRequests.sh -c 123 124
リクエスト123のリカバリ
essManageRequests.sh -r 123
リクエスト123の完了
essManageRequests.sh -C -S ERROR -M "Completed by Admin" 123
サーバーで実行中のOracle Enterprise Schedulerアプリケーションの起動、停止およびステータスの取得を行います。Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションを起動すると、Oracle Enterprise Schedulerプロセッサ・スレッドが起動され、リクエスト処理を開始できるようになります。Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションを停止すると、Oracle Enterprise Schedulerプロセッサが停止または休止され、新しいリクエストが処理されなくなります。サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essManageServer.sh [-start] [stop] [-status] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
Oracle Enterprise Schedulerのプロセッサ・スレッドを起動します。 |
|
Oracle Enterprise Schedulerのプロセッサ・スレッドを停止します。 |
|
Oracle Enterprise Schedulerのプロセッサ・スレッドの現在の状態を表示します。 |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
Oracle Enterprise Schedulerのプロセッサを停止します。
essManageServer.sh --stop
Oracle Enterprise Schedulerプロセッサの現在の状態の取得
essManageServer.sh --status
ESSAPPに実行のジョブ・リクエストを発行します。ジョブ定義はMDSにあるとみなされます。ユーザーは、次の4つの方法でジョブ実行スケジュールを指定できます。
即時: ジョブは即時のワンタイム実行をするように計画されます。
一度: ジョブは、ユーザーに指定された固定時間に一度実行するようにスケジュールされます。
スケジュール: (MDSの)事前定義済のスケジュール名が提供され、ジョブはそのスケジュールで実行します。
繰返し: このコマンドで関連する引数を指定することで、スケジュールをアドホック方式で作成できます。このスケジュールはリクエスト発行に使用され、今後の使用のためにMDSに格納されます。記憶域の場所は、指定されたスケジュール名に基づきます。
スケジュール方法が指定されない場合、即時実行が使用されます。
注意:
ジョブ定義は事前定義する必要がありますが、スケジュールはこのコマンドを使用してアドホック方式で定義できます。
jobName
およびschName
オプションは、パッケージ名を含む完全修飾名である必要があります。完全修飾されていない場合、パッケージ/oracle/apps/ess/custom
が使用されます。
サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essSubmitRequest.sh appName jobName [-n reqNote] [-I | -O time | -R params | -S schName] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h] [prop=value ]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
ジョブのホスティング・アプリケーションの名前を指定します。 |
|
現在のリクエストに使用されるジョブ定義の名前を指定します。 |
|
ジョブ・リクエストの簡単な説明を指定します |
|
事前定義済のスケジュール定義の名前を指定します。 |
|
スケジュールを |
|
定義されているアドホック・スケジュールの説明を指定します。デフォルト値は「Custom Ad-Hoc Schedule」です。 |
|
ジョブがすぐに実行されるように指定します。他のスケジュールが指定されない場合、これがデフォルトとして使用されます。 |
|
ワンタイム実行の時間を指定します。形式: |
|
スケジュールの繰返しを指定します。 |
|
繰返しスケジュールの開始時間を指定します。形式: |
|
繰返しの頻度を指定します。有効な値: [ |
|
繰返しの頻度の間隔を示す整数値を指定します。 |
|
繰返しの最大数を整数値で指定します。 |
|
繰返しの終了時間を指定します。形式: |
|
頻度が |
|
ある月の週を指定します。有効な値は[ |
|
曜日を指定します。有効な値は[ |
|
月の特定の日を指定します。有効な値は[ |
|
|
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
次の値は例のすべてに対して適用されます。
HOSTING_APP
= EssDemoApp
SCHEDULE_NAME
= /oracle/apps/ess/custom/MySch
JOB_DEF_NAME
= /oracle/apps/ess/demopackage/BasicJavaJob
また、サーバー接続プロパティは~/server.properties
ファイルで定義されます。
注意:
[prop-value ...]
値は、コマンドにおいて最後のオプションとして追加する必要があります。
即時ジョブ実行のリクエストを発行(ワンタイムのみ)
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME
指定された時間にワンタイム・ジョブ実行のリクエストを発行。
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME -O 21:10:30:03:05:2012
繰返しスケジュールでジョブ・リクエストを発行。この繰返しは次のように定義されます。
実行は2分ごとに繰り返し
2012年5月3日の21:10:30に開始
3回の反復で完了
追加のリクエスト・パラメータは、eqName
=test
およびPRIORITY
=10
です。この繰返しは、今後の使用のためにMDSリポジトリに保持されます。
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME -R -A SCHEDULE_NAME -F MINUTE -N 2 -c 3 -b 21:10:30:03:05:2012 reqName=test PRIORITY=10
事前定義済のスケジュールを使用してジョブ・リクエストを発行
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME -S SCHEDULE_NAME
月の繰返しスケジュールでジョブ・リクエストを発行。リクエストの説明は、「Request with monthly schedule」です。繰返しスケジュール名および説明は、-A
および-C
オプションによって指定されます。この繰返しは、2012年5月3日の21:10:30から2013年5月4日の21:10:30まで、2か月ごとに5週目(ある場合)の木曜日に実行されます。
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME -n "Request with monthly schedule" -R -A SCHEDULE_NAME -C Monthly_schedule -F MONTH -N 2 -b 21:10:30:03:05:2012 -w 5 -d 4 -e 21:10:30:04:05:2013
1年ごとに繰返すスケジュールでジョブ・リクエストを発行。リクエストの説明は、「Request with yearly schedule」です。繰返しスケジュール名および説明は、-A
および-C
オプションによって指定されます。この繰返しは、2012年5月3日の21:10:30に始めて、3年ごとに5月の最終日に実行され、5回繰り返されます。
essSubmitRequest.sh HOSTING_APP JOB_DEF_NAME -n "Request with yearly schedule" -R -A SCHEDULE_NAME-C "Yearly_schedule" -F YEAR -N 3 -b 21:10:30:03:05:2012 -m 5 -D LAST -c 5
1時間ごとに繰返すスケジュールでジョブ・リクエストを発行。この繰返しは、現在の時刻に始めて、1時間ごとに実行されます。
essQueryRequests.sh -a myapp -d 2 -n 12
Oracle Enterprise Schedulerのジョブ定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズ、更新)します。
show
オプション(-S
)は、特定のアプリケーションの一部であるジョブ定義のリストを表示します。ジョブ名が指定された場合、このジョブ定義の詳細のみを表示します。create
オプション(-N
)は、MDSの関連するアプリケーション(パラメータとして指定)のネームスペースに新しいジョブ定義を作成します。delete
オプション(-D
)は、MDSからジョブ定義を削除します。customize
オプション(-C
)は、既存のジョブ定義のカスタマイズ可能なプロパティを変更します。update
オプション(-U
)は、既存のジョブ定義を希望のプロパティ値で更新します(オーバーライドされない場合は既存のパラメータを保持します)。
注意:
ジョブ定義の作成、削除および更新では、デフォルトのパッケージ・パス/oracle/apps/ess/custom/
が常に指定されたジョブ名の前に付加されます。
/oracle/apps/ess/custom
ネームスペースにあるジョブ定義のみを作成、削除、または更新できます。つまり、事前パッケージ済のジョブ定義は変更できません。
顧客ネームスペース/oracle/apps/ess/custom
にあるジョブ定義はカスタマイズできません。それらの定義を変更するには更新オプションを使用してください。
jobType
の指定では、完全修飾名を指定しない場合、デフォルト・パッケージ/oracle/as/ess/core/
の接頭辞が名前に付加されます。
サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essManageJobDefn.sh appName [-j jobName] [-t jobType] [-d desc] -S | -N | -D | -C | -U [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h] [prop=value ]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
ジョブ用のホスティング・アプリケーションの論理名を指定します。 |
|
ジョブ定義の名前を指定します。作成、削除および更新の操作では、デフォルト・パッケージ |
|
ジョブ定義の作成に使用される事前定義済のジョブ・タイプの名前を指定します。名前にパッケージ・パスが含まれない場合、名前の前にパス |
|
ジョブ定義の説明を指定します。 |
|
特定のアプリケーションの一部であるジョブ定義のリストを表示します。ジョブ名が指定された場合、そのジョブ定義のみの詳細を表示します。 |
|
新しいジョブ定義を作成します。 |
|
既存のジョブ定義を削除します。 |
|
ジョブ定義のカスタマイズ可能なプロパティを変更します。プロパティは次のとおりです。
|
|
既存のジョブ定義を更新します。このオプションは現在の定義を新しいものと置き換え、オーバーライドされない場合は既存のパラメータを保持します。 |
|
|
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
次の値は例のすべてに対して適用されます。
HOSTING_APP
= ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
JOB_DEF_PREDEF
= /oracle/apps/ess/TestJob
JOB_DEF_NAME
= TestJob_wlst
JOB_TYPE_NAME
= JavaJobType
JOB_DESC
= My WLST Test Defn
また、サーバー接続プロパティは~/server.properties
ファイルで定義されます。
HOSTING_APP
のネームスペースにあるすべてのジョブ定義の表示
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -S
HOSTING_APP
のジョブ定義JOB_DEF_PREDEF
部分の詳細表示
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -S -j JOB_DEF_PREDEF
/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
という名前の新しいジョブ定義をHOSTING_APP
のネームスペースにジョブ・タイプ/oracle/as/ess/core/JavaJobType
で作成
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -N -j JOB_DEF_NAME -t JOB_TYPE_NAME
/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
という名前の新しいジョブ定義をHOSTING_APP
のネームスペースにジョブ・タイプ/oracle/as/ess/core/JavaJobType
および説明JOB_DESC
で作成
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -N -j JOB_DEF_NAME -t JOB_TYPE_NAME -d JOB_DESC
/oracle/apps/ess/custom/TestJob_wlst
という名前の新しいジョブ定義をHOSTING_APP
のネームスペースにジョブ・タイプ/oracle/as/ess/core/JavaJobType
および説明JOB_DESC
、プロパティSYS_retries
およびmyParam
で作成
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -N -j JOB_DEF_NAME -t JOB_TYPE_NAME -d JOB_DESC SYS_retries=1 myParam=xyz
ジョブ定義/oracle/apps/ess/custom
+JOB_DEF_NAME
を新しい説明JOB_DESC
で更新
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -U -j JOB_DEF_NAME -d JOB_DESC
ジョブ定義/oracle/apps/ess/custom
+JOB_DEF_NAME
をプロパティSYS_retries
およびmyParam
で更新
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -U -j JOB_DEF_NAME SYS_retries=1 myParam=xyz
HOSTING_APP
のジョブ定義/oracle/apps/ess/custom
+JOB_DEF_NAME
を削除
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -D -j JOB_DEF_NAME
HOSTING_APP
の事前パッケージ済ジョブ定義JOB_DEF_PREDEF
をカスタマイズ可能なプロパティSYS_retriesおよびSYS_priorityを使用してカスタマイズ
essManageJobDefn.sh HOSTING_APP -C -j JOB_DEF_PREDEF SYS_retries=2 SYS_priority=3
Oracle Enterprise Schedulerのスケジュール定義を管理(表示、作成、削除、カスタマイズおよび更新)。
show
オプション(-S)は、特定のアプリケーションの一部であるスケジュール定義のリストを表示します。スケジュール名が指定された場合、そのスケジュール定義の詳細を表示します。
create
オプション(-C)は、MDS内の(パラメータとして指定された)関連するアプリケーションのネームスペースに新しいスケジュール定義を作成します。
delete
オプション(-D
)は、MDSから指定されたスケジュール定義を削除します。
update
オプション(-U
)は、既存のスケジュール定義を、指定されたプロパティ値で更新します(オーバーライドされない場合は既存のパラメータを保持します)。
サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
注意:
デフォルトのパッケージ名/oracle/apps/ess/custom/
が常に、-nオプションで指定されたスケジュール名の前に付加されます。
essManageSchedule.sh appName [-n schName] [-d desc] -S | -C | -D | -U -F value [-I interval] [-b begin_time] [-c count | -e end_time][-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
ホスティング・アプリケーションの論理名を指定します。 |
|
スケジュール定義の名前を指定します。作成、削除および更新の操作では、デフォルト・パッケージ |
|
スケジュール定義の説明を指定します。 |
|
特定のアプリケーションの一部であるスケジュール定義のリストを表示します。スケジュール名が指定された場合、そのスケジュール定義のみの詳細を表示します。 |
|
新しいスケジュール定義を作成します。 |
|
既存のスケジュール定義を削除します。 |
|
既存のスケジュール定義を更新します。このオプションは現在の定義を新しいものと置き換え、オーバーライドされない場合は既存のパラメータを保持します。 |
|
繰返しの開始時間を指定します。形式: |
|
繰返しの頻度を指定します。有効な値: 有効なオプション:
|
|
|
|
繰返しの最大数を整数値で指定します。 |
|
繰返しの終了時間を指定します。形式: |
|
頻度がYEARに設定された場合、何月かを定義します。有効な値は[ |
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
次の値は例のすべてに対して適用されます。
HOSTING_APP
= ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
PREDEF_SCHEDULE
= /oracle/apps/ess/demo/seeded/MyPredefinedSch
SCHEDULE_NAME
= MyWlstSchedule
SCH_DESC
= Description for WLST test schedule
また、サーバー接続プロパティは~/server.properties
ファイルで定義されます。
HOSTING_APP
のネームスペースにあるすべてのスケジュール定義の表示
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -S
HOSTING_APP
のスケジュール定義PREDEF_SCHEDULE
の詳細表示
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -S -n PREDEF_SCHEDULE
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに説明SCH_DESC
とともに作成。この繰返しは、2012年5月3日の21:10:30に始めて、2分ごとに実行され、3回繰り返されます。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -C -n SCHEDULE_NAME -d SCH_DESC -F MINUTE -I 2 -c 3 -b 21:10:30:03:05:12
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。この繰返しは、2012年5月3日の21:10:30から2013年5月4日の21:10:30まで、2か月ごとに5週目(ある場合)の木曜日に実行されます。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -C -n SCHEDULE_NAME -F MONTH -I 2 -b 21:10:30:03:05:12 -w 5 -x 4 -e 21:10:30:04:05:13
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。この繰返しは、2012年5月3日の21:10:30に始めて、5月の最終日に実行され、3年ごとに5回繰り返されます。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -C -n SCHEDULE_NAME -F YEAR -I 3 -b 21:10:30:03:05:12 -m 5 -y LAST -c 5
/oracle/apps/ess/custom/MyWlstSchedule
という名前の新しい繰返しスケジュール定義をHOSTING_APP
のネームスペースに作成。この繰返しは、現在の時刻から始めて、1時間ごとに実行されます。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -C -n SCHEDULE_NAME -F HOUR
スケジュール定義/oracle/apps/ess/custom
+SCHEDULE_NAME
を新しい説明SCH_DESC
で更新します。繰返しは変更はされません。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -U -n SCHEDULE_NAME -d SCH_DESC
スケジュール定義/oracle/apps/ess/custom
+SCHEDULE_NAME
を、1分ごとに実行される次の新しい繰返しで更新します。
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -U -n SCHEDULE_NAME -F MINUTE
HOSTING_APP
のスケジュール定義/oracle/apps/ess/custom
+SCHEDULE_NAME
を削除
essManageSchedule.sh HOSTING_APP -D -n SCHEDULE_NAME
バッチ削除ジョブのリクエストを発行します。(MDS内の)事前定義済のスケジュールを使用するか、ワンタイム実行時間を指定できます。これらのどちらも指定されない場合、リクエストはただちに開始されます。
リクエスト・パラメータは削除基準の指定に使用します。バッチ削除ジョブの実行時、ジョブは完了した絶対的な親とインスタンス親のどちらのリクエストがそのバッチ削除リクエストに対して指定された削除基準を満たしているかを判断し、それらのリクエストに対するリクエスト階層を削除します。
有効なバッチ削除パラメータの一覧および説明は、「バッチ削除パラメータ」を参照してください。
サーバー接続パラメータは、「Oracle Enterprise Schedulerの便利なスクリプト」で説明されているファイルを使用して指定します。ただし、コマンド行で明示的に指定するか、-f
オプションを使用して代替ファイルを指定してデフォルト値をオーバーライドできます。WLSの管理サーバー・パスワードは、ファイル内で指定するか、対話形式で入力する必要があります。
essBatchDeleteRequests.sh [-d desc] [-S schId] [-b beginTime] [-e endTime] [-f filename] [-H hostname] [-P port] [-u user] [-s server_name] [-h] [prop=value ]
次の表に、コマンドオプションを一覧表示して説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
|
バッチ削除リクエストの説明を指定します。 |
|
使用するスケジュールの完全修飾名を指定します。デフォルト・パッケージ(パッケージが指定されない場合に使用)は |
|
リクエストが開始される時間を指定します。形式: |
|
リクエストを超過して実行してはならない時間を指定します。形式: |
|
|
|
サーバー接続パラメータを含むファイルの名前を指定します。指定されない場合、デフォルトのファイル |
|
WLSサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
|
接続するポート番号を指定します。 |
|
ユーザー名を指定します。 |
|
ESSAPPが実行されているサーバーの名前を指定します。 |
|
コマンドの使用方法を表示します。 |
次の例では、サーバー接続プロパティは~/server.properties
ファイルで定義されていることを前提としています。
すべてのパージ可能リクエストの削除。
essBatchDeleteRequests.sh
アプリケーションESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
のすべてのパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh --desc "My purge for ESS NativeApp" CriteriaApplication=ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
ジョブ定義がJobDefinition://oracle/apps/ess/custom/MyDef
のアプリケーションESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAME
のすべてのパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh --desc "My purge for ESS NativeApp" CriteriaApplication=ESS_NATIVE_HOSTING_APP_LOGICAL_NAMEsCriteriaJobDefn=JobDefinition://oracle/apps/ess/custom/MyDef
スケジュール/oracle/as/ess/essapp/custom/WeeklySch
を使用したバッチ削除ジョブ・リクエストの発行
essBatchDeleteRequests.sh --desc "Purge using WeekSch" --schId /oracle/as/ess/essapp/custom/WeeklySch
ユーザーweblogic
に発行されたすべてのパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaSubmitUser=weblogic
最大10個のパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaProcessLimit=10
ジョブ実行タイプがJAVA_TYPE
のパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaJobExecType=JAVA_TYPE
5日以上前に完了したパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaMinimumAge=5
パージ可能リクエストを削除、ただし過去5日間に正常に完了したリクエストは保持
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaRetentionAgeSuccess=5
「DemoProduct」という名前の製品に属するパージ可能リクエストの削除
essBatchDeleteRequests.sh CriteriaProduct=DemoProduct