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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 12.1.3 JMSリソース・アダプタの管理
12c (12.1.3)
E56272-02
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4 Oracle GlassFish ServerでのJMS RAの管理

この章では、Oracle GlassFish ServerでJMS RAのデプロイを使用する場合の追加の構成情報および考慮点について説明します。

この章には次の項が含まれます:

JCAコンテナを使用した資格証明の保護

可能な場合、セキュアなメソッドを使用した資格証明を設定するメソッドを提供するために、Oracle GlassFish Server JCAコンテナを使用することをお薦めします。

詳細は、「JMS RA接続の保護」を参照してください。

Oracle GlassFish Serverでの接続の遅延登録のサポート

Oracle GlassFish Serverはトランザクションにおける接続の遅延登録をサポートしています。

Oracle GlassFish Serverを管理する場合の制限および考慮点

次の項では、Oracle GlassFish ServerでJMS RAをデプロイする場合の制限および考慮点を説明します。

  • GlassfishのXAResourceタイムアウト値は、デフォルトでは30秒で、トランザクション・タイムアウトからは独立しています。これより長いXAResourceタイムアウトが必要な場合、Glassfishのシステム・プロパティserver-config.transaction-service.property.xaresource-txn-timeoutをトランザクション・タイムアウト値と同じ値に構成する必要があります。

  • GlassFish 3.1.xでは、アウトバウンドMDB接続がロールバックされたトランザクションに関連付けられたままの場合に既知の問題があります。

    アプリケーションがXA対応MDBのonMessageメソッド内で、javax.ejb.MessageDrivenContext.setRollbackOnly()を使用する(つまり、XAでバックアップされたアウトバウンド接続ファクトリを使用する)場合、javax.transaction.xa.XAException: The resource already has an active association with a transactionというメッセージを受信する場合があります。ロールバックおよびそれに関連付けられている接続が別のトランザクションで再使用されるために接続プールから取得された後、この例外がスローされます。有償版のGlassFishを使用している場合は、OracleのGlassfishのサポート担当者にお問い合せください。オープン・ソース・コピーを所有している場合は、http://java.net/jira/browse/GLASSFISH-19094でパッチを入手できます。

  • Glassfish 3.1クラスタ環境にJMS RAをデプロイしている場合、ClassNotFoundExceptionを受け取ることがあります。受け取る場合、wljmsra.rarファイルにパッケージされているwlthint3client.jarファイルを<Glassfish_install_dir>/libディレクトリにコピーします。詳細は、http://java.net/jira/browse/GLASSFISH-19111を参照してください。

  • WARファイルのアンデプロイとデプロイを複数回行うと、Failed to generate class for weblogic.messaging.dispatcher.FastDispatcherImpl_12120_WLStubを受け取る場合があります。この問題はGlassFish serverを再起動することで回避できます。Oracle GlassFish Server 3.1ソフトウェアに関する既知の問題および使用可能な回避策の詳細は、http://docs.oracle.com/cd/E26576_01/doc.312/e24939/release-notes.htmを参照してください。

Oracle GlassFish Serverの参考資料

この項では、Oracle GlassFish Serverの参照ドキュメントへのリンクを示します。