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Oracle® Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71284-05
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『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』のこのリリースでの変更点

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)の『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』における変更点は次のとおりです。

新機能

  • SecureFiles LOBでのパラレルDML操作の有効化のサポート

    SecureFiles LOBに対するパラレルDMLのサポートが強化され、パフォーマンスが向上します。

    LOBに対するパラレルDML (PDML)のサポートを参照してください。

  • 現在はデフォルトのLOB記憶域であるSecureFiles LOB

    BasicFiles LOBではなくSecureFiles LOBが、LOBのデフォルト記憶域オプションになります。詳細は、「LOB記憶域を参照してください。

  • VARCHAR2NVARCHAR2およびRAWデータ型のサイズ上限の引上げ

    このリリースで、SQLデータ型VARCHAR2NVARCHAR2およびRAWの最大サイズは、それぞれ4,000バイトと2,000バイトから32,767バイトに変更されます。対応するPL/SQLデータ型は、32,767バイトのままです。

    このサイズ変更へのアプリケーションでの対処方法は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

  • デフォルトのLOB記憶域としてSecureFilesを使用するデータ・ポンプ

    表をインポートするとき、LOBの列はすべてSecureFiles LOBとして再作成できるため、データ・ポンプのインポート過程でBasicFiles LOBがSecureFiles LOBに変換されます。

    Oracle Data Pumpを使用したLOBデータの転送についてを参照してください。

  • DBFSへのHTTP、WebDAVおよびFTPアクセスのサポート

    SecureFilesでは、様々なXML DBサーバーのプロトコルを使用してインターネットを介してDBFSへのHTTP、WebDAVおよびFTPアクセスを可能にするコンポーネントがサポートされます

    DBFSへのHTTP、WebDAVおよびFTPアクセスを参照してください。

その他の変更

このリリースでは、次の点も追加変更されています。

  • 第1章から10章に番号が変更され、内容が整理され、書き換えられました。