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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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12.3 Oracle Databaseソフトウェアの削除

Oracleソフトウェア・インストールの削除が必要な場合は、削除ツールを使用して、ソフトウェアをコンピュータから完全にアンインストールできます。

Oracle Database 12c以上では、削除ツールはデータベース・インストール・メディアに統合されています。Oracle Database、Oracle Database ClientまたはOracle Grid Infrastructureインストール・メディアのベース・ディレクトリから、runInstallerコマンドに-deinstallおよび-homeオプションを指定して使用すると、削除ツールを実行できます。

削除ツール(deinstall)は、インストール後のOracleホーム・ディレクトリにあり、$ORACLE_HOME/deinstall/deinstallとして使用できます。

削除ツールは、デフォルトでは、インストール所有者としてOracleホームのdeinstallディレクトリから実行します。

コンピュータからOracleホームを削除するには、次の手順を実行します。

  1. これらのコマンドを使用して削除ツールを実行します。
    $ cd $ORACLE_HOME
    $ $ORACLE_HOME/deinstall/deinstall
    

    注意:

    削除ツールを実行する前に、Oracle Databaseを停止したり、データベース・プロセスを停止しないでください。

  2. プロンプトに対して指定情報を入力するか、[Enter]を押してデフォルト値をそのまま使用します。
  3. プロンプトが表示されたら、指示に従ってrootスクリプトを実行します。この処理を行うには、rootユーザーであることが必要です。

関連項目:

削除ツールの詳細は、ご使用のプラットフォーム用の『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。