既存のテンプレートを使用
既存のテンプレートを使用して、事前定義済のテンプレートの設定を基に新しいテンプレートを作成できます。初期化パラメータ、記憶域パラメータ、カスタム・スクリプトを使用するかどうかなど、テンプレートのあらゆる設定を追加または変更できます。
既存のデータベースを使用(構造のみ)
データベース・オプション、表領域、データファイル、初期化パラメータなど、既存のデータベースの構造情報を含む新しいテンプレートを作成できます。ユーザー定義スキーマとそのデータは、作成するテンプレートに含まれません。ソース・データベースはローカルに存在していてもリモートに存在していてもかまいません。新しいデータベースにソース・データベースと同じデータを含めず、構造だけを同じにする場合に、このオプションを選択します。
既存のデータベースを使用(データおよび構造)
既存のデータベースの構造情報と物理データファイルの両方を含む新しいテンプレートを作成できます。このようなテンプレートを使用して作成したデータベースは、元になるデータベースと同一になります。ユーザー定義スキーマとそのデータは、作成するテンプレートに含まれます。元のデータベースは、ローカルにある必要があります。このオプションは、元のデータベースの正確なレプリカを作成できるテンプレートが必要な場合に選択します。
既存のデータベースからテンプレートを作成するときに、ファイル・パスをOptimal Flexible Architecture(OFA)に変換するか、または既存のファイル・パスを維持できます。OFAは、Oracleソフトウェアおよびデータベースに関するファイルの命名および配置のガイドラインです。データベースを作成するコンピュータとテンプレートを定義したコンピュータのディレクトリ構造が異なる場合は、OFAを使用することをお薦めします。データベースの作成先コンピュータと作成元のコンピュータのディレクトリ構造が同じ場合には、標準のファイル・パスを使用できます。