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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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2.3.5.4 DBCAを使用したテンプレートの作成

この項の手順に従って、独自のDatabase Configuration Assistant (DBCA)テンプレートを作成します。

テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. DBCAの起動の説明に従って、DBCAを起動します。
  2. 「データベース操作」ウィンドウで、「テンプレートの管理」を選択して「次へ」をクリックします。
  3. テンプレート管理ウィンドウで、「データベース・テンプレートの作成」と次のいずれかのオプションを選択し、「次へ」をクリックします。
    • 既存のテンプレートを使用

      既存のテンプレートを使用して、事前定義済のテンプレートの設定を基に新しいテンプレートを作成できます。初期化パラメータ、記憶域パラメータ、カスタム・スクリプトを使用するかどうかなど、テンプレートのあらゆる設定を追加または変更できます。

    • 既存のデータベースを使用(構造のみ)

      データベース・オプション、表領域、データファイル、初期化パラメータなど、既存のデータベースの構造情報を含む新しいテンプレートを作成できます。ユーザー定義スキーマとそのデータは、作成するテンプレートに含まれません。ソース・データベースはローカルに存在していてもリモートに存在していてもかまいません。新しいデータベースにソース・データベースと同じデータを含めず、構造だけを同じにする場合に、このオプションを選択します。

    • 既存のデータベースを使用(データおよび構造)

      既存のデータベースの構造情報と物理データファイルの両方を含む新しいテンプレートを作成できます。このようなテンプレートを使用して作成したデータベースは、元になるデータベースと同一になります。ユーザー定義スキーマとそのデータは、作成するテンプレートに含まれます。元のデータベースは、ローカルにある必要があります。このオプションは、元のデータベースの正確なレプリカを作成できるテンプレートが必要な場合に選択します。

    既存のデータベースからテンプレートを作成するときに、ファイル・パスをOptimal Flexible Architecture(OFA)に変換するか、または既存のファイル・パスを維持できます。OFAは、Oracleソフトウェアおよびデータベースに関するファイルの命名および配置のガイドラインです。データベースを作成するコンピュータとテンプレートを定義したコンピュータのディレクトリ構造が異なる場合は、OFAを使用することをお薦めします。データベースの作成先コンピュータと作成元のコンピュータのディレクトリ構造が同じ場合には、標準のファイル・パスを使用できます。

  4. DBCAのガイド付きワークフローの手順に従ってテンプレートを作成します。