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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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8.4.1.1 表タイプについて

Oracle Databaseで最も一般的な表の種類はemployees表のような単純な列で構成されているリレーショナル表です。他の2つの表のタイプとして、オブジェクト表およびXMLType表がサポートされています。この3つのタイプの表は、どれも永続または一時として定義できます。一時表はトランザクションまたはセッション中にのみ存在するセッションのプライベート・データを保持します。結果セットは複数の操作により構築されるため、結果セットを一時的にメモリーに保持する必要があるアプリケーションで役立ちます。

ヒープ構造または索引構成構造のいずれかでリレーショナル表を構築できます。ヒープ構造では、行を格納する順序は特に決まっていません。索引構成表では行の順序は選択されたいずれかの列の値によって決定されます。一部のアプリケーションでは、索引構成表を使用してパフォーマンスおよびディスク領域の使用効率を向上させることができます。

この項では永続のヒープ構成表について説明します。その他の表のタイプおよび使用する場合の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』および『Oracle Database概要』を参照してください。SQLによる表の作成に必要な構文は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。