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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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7.1.1 CDBの共通性の概要

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)では、共通性の基本原則は、既存および将来のどのコンテナにおいても共通の現象が同じであるということです。CDBにおいて「共通」とは「すべてのコンテナに共通」という意味です。一方、ローカルな現象は、厳密に既存の1つのコンテナに限定されます。

この共通性の原則の当然の結果として、共通ユーザーのみが、共通現象の存在を変更できることになります。もっと正確に言えば、ルートに接続した共通ユーザーのみが、共通ユーザーまたは共通ロールのCDB全体にわたる属性を作成、無効化または変更できます。

関連項目:

CDBおよびプラガブル・データベース(PDB)の詳細は、『Oracle Database概要』および『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください