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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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8.6.3 例: ビューの作成

この例では、SQL Developerを使用して、HR.EMPLOYEES表を実表として使用するking_viewという名前のビューを作成します。(HRスキーマはサンプル・スキーマの一部です)。このビューによって表データがフィルタ処理され、従業員IDが100であるKingマネージャに直接レポートする従業員のみが問合せで戻されます。アプリケーション・シナリオでは、このビューによってHR.EMPLOYEES表のセキュリティ・レベルが追加され、Kingマネージャ関連情報の適切なプレゼンテーションが提供されます。

HR.EMPLOYEES表にKING_VIEWビューを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 表の表示の説明に従って、SQL Developerの「接続」ナビゲータで、HRスキーマの「ビュー」ノードに移動します。

  2. 「ビュー」ノードを右クリックして「新規ビュー」を選択します。

    「SQL問合せ」タブを含む「ビューの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 次の情報を入力します。

    • 「スキーマ」フィールドでHRを選択します。

    • 「名前」フィールドにKING_VIEWと入力します。

    • 「SQL問合せ」フィールドに、KING_VIEWの作成で使用する次のSQL文を入力します。

      SELECT * FROM hr.employees
      WHERE manager_id = 100
      
  4. 「OK」をクリックします。

    KING_VIEWが作成され、HRスキーマのビューのリストに表示されます。

KING_VIEWビューをテストするには、次の手順を実行します。

  1. 表の表示の説明に従って、SQL Developerの「接続」ナビゲータで、HRスキーマの「ビュー」ノードに移動し、KING_VIEWを検索します。
  2. KING_VIEWをクリックします。

    ビュー名を含むタブがオブジェクト・ペインに表示され、「列」サブタブも表示されます。

  3. オブジェクト・ペインで「データ」サブタブをクリックします。

    ビューで選択されたデータが表示されます。

  4. (オプション)SQL*PlusまたはSQL Developerで次のSQL文を発行することで、ビューをテストすることもできます。
    SELECT * FROM hr.king_view
    

関連項目:

ビューについて