この例では、SQL Developerを使用して、HR.EMPLOYEES
表を実表として使用するking_view
という名前のビューを作成します。(HR
スキーマはサンプル・スキーマの一部です)。このビューによって表データがフィルタ処理され、従業員IDが100であるKingマネージャに直接レポートする従業員のみが問合せで戻されます。アプリケーション・シナリオでは、このビューによってHR.EMPLOYEES
表のセキュリティ・レベルが追加され、Kingマネージャ関連情報の適切なプレゼンテーションが提供されます。
HR.EMPLOYEES表にKING_VIEWビューを作成するには、次の手順を実行します。
「表の表示」の説明に従って、SQL Developerの「接続」ナビゲータで、HRスキーマの「ビュー」ノードに移動します。
「ビュー」ノードを右クリックして「新規ビュー」を選択します。
「SQL問合せ」タブを含む「ビューの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
次の情報を入力します。
「スキーマ」フィールドでHR
を選択します。
「名前」フィールドにKING_VIEW
と入力します。
「SQL問合せ」フィールドに、KING_VIEW
の作成で使用する次のSQL文を入力します。
SELECT * FROM hr.employees WHERE manager_id = 100
「OK」をクリックします。
KING_VIEW
が作成され、HRスキーマのビューのリストに表示されます。
KING_VIEWビューをテストするには、次の手順を実行します。
関連項目:
「ビューについて」