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Oracle® Database 2日でデータベース管理者
12c リリース1 (12.1)
B71307-08
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6.1.6.4 表領域の自動拡張

表領域が制限サイズに達したとき、指定した量まで自動的に拡張されるように設定できます。自動拡張を有効にしていないと、表領域がクリティカルまたは警告のしきい値サイズに達したときにアラートが発生します。クリティカルまたは警告のしきい値パラメータには、デフォルト値があり、この値はいつでも変更できます。自動拡張された表領域が指定した制限サイズに近づいているときにもアラートが発生します。サイズのアラートに対応するには、表領域のサイズを手動で増やします。これを行うには、1つ以上の表領域データファイルのサイズを増やすか、または表領域に別のデータファイルを追加します。

注意:

表領域に対して自動拡張というのは一般的ですが、自動拡張はデータファイルのプロパティであって表領域のプロパティではありません。つまり、表領域を構成するデータファイルを作成するときに、これらのデータファイルを自動的に拡張するかどうかを指定します。自動拡張するデータファイルを持つ表領域を自動拡張表領域とみなします。自動拡張データファイルの最大サイズを指定できます。