索引は、表に関連付けられたオプションのスキーマ・オブジェクトです。索引または表を作成して問合せのパフォーマンスを向上させることができます。ユーザーが特定の情報をすばやく見つけるのにこのドキュメントの索引が役立つのと同様、Oracle Databaseの索引でも表データへのアクセスがすばやくなります。
必要な数の索引を表に作成できます。表の1つ以上の列にそれぞれ索引を作成します。たとえば、発注表では、ベンダー番号列に索引を作成すると、実際に行をソートせずにベンダー番号の順で表の行に順次アクセスできます。さらに、表全体をスキャンすることなく特定のベンダー宛てに発行されたすべての発注に直接アクセスできます。
索引が作成されると、自動的にデータベースによって保守および使用されます。行の新規追加、更新、削除など、表のデータまたは構造の変更は、関連するすべての索引に自動的に組み込まれます。この再選択は、ユーザーに対して透過的に実行されます。
一部の索引は表の制約を反映して暗黙的に作成されます。たとえば、データベースにより主キー制約列または一意キー制約列に索引が自動的に作成されます。
次の各項では、索引のバックグラウンド情報について説明します。