アクティビティの監視ページにアクセスすることにより、ワークスペース内の開発者アクティビティおよび変更を監視できます。アクティビティの監視ページには、30を超えるレポートへのリンクがあり、それぞれのレポートでは、ページ・ビュー、開発者のアクティビティ、アクティブ・セッション、ログイン試行回数、環境、アプリケーション・エラーおよびワークスペーススキーマが追跡されます。このセクションでは、一部のレポートのみについて、その詳細を説明します。
内容は次のとおりです。
参照: 「ワークスペース・ダッシュボードの表示」、「開発インスタンス間のアクティビティの監視」および『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「APEX_ACTIVITY_LOGを使用したカスタム・アクティビティ・レポートの作成」 |
アクティビティの監視ページから開発者アクティビティおよびアプリケーション変更情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
「アクティビティの監視」をクリックします。
アクティビティの監視ページには、アクティビティ・レポートが次のセクションに分かれて表示されます。
ページ・ビュー: ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、またはアプリケーションとページ別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。
開発者アクティビティ: 開発者、日、アプリケーション、アプリケーション変更、および日または月別に構成された開発者アクティビティのレポートを提供します。
ページ・ビューの分析: アプリケーション別のトップ・ページ・ビューなどのページ・ビューを分析するレポートが含まれます。
セッション: アクティブ・セッションと現行のワークスペースがリストされます。
ログイン試行回数: ログイン試行回数がリストされたレポートが提供されます。
環境: ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。
アプリケーション・エラー: アプリケーション・エラーのレポートが含まれます。
ワークスペース・スキーマ・レポート: スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリーと、現行のワークスペースで使用可能なすべてのデータベース・スキーマのリストを提供します。
確認するレポートを選択します。
後続のセクションでは、いくつかの特定のレポートについて、その詳細を説明します。
「開発者ごとのアプリケーション変更」レポートには、変更されたページ数が開発者ごとに表示され、棒グラフまたは円グラフでグラフィカルに示されます。
開発者ごとにアプリケーションの変更を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「開発者アクティビティ」で、「開発者別」を選択します。
「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。
「日別のアプリケーション変更」レポートには、アプリケーション変更数の日別の概要が表示されます。オプションでこの情報を月別または開発者別、あるいは折れ線グラフで表示できます。
日別にアプリケーションの変更を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「開発者アクティビティ」で、「日別」または「日別(月表示)」をクリックします。
日別のアプリケーション変更ページが表示されます。
「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立する論理的な構成体です。「アクティブ・セッション」レポートには、アクティブ・セッションが現行のワークスペースとともにリストされます。
アプリケーションが実行しているかどうかにかかわらず、Application ExpressエンジンはOracle Application Expressスキーマにあるデータベース表のレコードを保持します。この表には、数値識別子(またはセッションID)、認証された(またはパブリックの)ユーザー識別子、作成日およびその他の情報が記録されます。セッションは、ページ・リクエスト間のセッション・ステートまたは永続性を有効にする重要なレコードです。「アクティブ・セッション」レポートを表示することで、開発者または管理者はワークスペースにおけるアプリケーションの使用者を確認できます。アクティブ・セッションとは、セッション表からまだ消去されていないセッションです。DBMSジョブが8時間ごとに実行され、24時間経過したセッション・レコードを消去します。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッションの概要」 |
アクティブ・セッションの詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「セッション」で、「アクティブ・セッション」を選択します。
ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。
セッションの詳細ページを表示するには、セッションIDをクリックします。
スキーマ・レポートは、スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリーと、現行のワークスペースで使用可能なすべてのデータベース・スキーマのリストを提供します。
スキーマ・レポートを表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」アイコンをクリックします。
「アクティビティの監視」をクリックします。
「ワークスペーススキーマ・レポート」で、次のレポートのいずれかをクリックします。
スキーマの表領域使用率
スキーマ別のデータベース権限
ワークスペース・スキーマ
表領域使用率のレポート(ポップアップ)
ページ上部にある検索バーを使用して、「データベース権限」および「ワークスペース・スキーマ」レポートの体裁をカスタマイズできます。『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の対話モード・レポートのカスタマイズに関するセクションを参照してください。