DBMS_AUTO_TASK_ADMINパッケージは、AUTOTASK機能へのインタフェースを提供します。このインタフェースは、AUTOTASKコントロールにアクセスするために、DBAおよびEnterprise Managerによって使用されます。Enterprise ManagerではAUTOTASKアドバイザも使用します。
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関連項目: 自動メンテナンス・タスクの構成の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。 |
この章では、次の項目について説明します。
推奨されないサブプログラム
セキュリティ・モデル
定数
DBMS_AUTO_TASK_ADMINは定義者の権限パッケージで、EXECUTEはDBA、IMP_FULL_DATABASE、およびDATAPUMP_IMP_FULL_DATABASEに自動的に付与されます。
表32-2 DBMS_XMLSTOREパッケージのサブプログラム
| メソッド | 説明 |
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以前に使用禁止にしたクライアント、操作、ターゲット・タイプまたは個々のターゲットを |
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選択したクライアント属性の値を戻します。 |
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優先順位の高い |
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タスクの優先順位を手動で上書きします。 |
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指定したサービスに |
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このプロシージャは、AUTOTASKが、指定したクライアントまたは操作による要求を実行しないようにします。
構文
すべてのAUTOTASK機能を使用禁止にします。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.DISABLE;
クライアントまたは操作に対するすべてのタスクを使用禁止にします。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.DISABLE ( client_name IN VARCHAR2, operation IN VARCHAR2, window_name IN VARCHAR2);
このプロシージャは、以前に使用禁止にしたクライアント、操作、ターゲット・タイプまたは個々のターゲットを、AUTOTASKコントロールの下で使用可能にします。DEFERREDオプションを指定すると、次のメンテナンス・ウィンドウの開始までこのコールは有効になりません。IMMEDIATEオプションを指定すると、現在オープンしているメンテナンス・ウィンドウがある場合にかぎり、このコールは即時に有効になります。
構文
AUTOTASKを再度使用可能にします。このバージョンでは、指定したクライアントを使用可能にします。明示的にタスクまたは操作を使用禁止にした場合は、個別に再度使用可能にする必要があります。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.ENABLE;
クライアントまたは操作を再度使用可能にします。明示的にタスクまたは操作を使用禁止にした場合は、個別に再度使用可能にする必要があります。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.ENABLE ( client_name IN VARCHAR2, operation IN VARCHAR2, window_name IN VARCHAR2);
このプロシージャは、選択したクライアント属性の値を戻します。
このプロシージャは、優先順位の高いAUTOTASKコンシューマ・グループにそれぞれ割り当てられたリソースの割合を戻します。
構文
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.GET_P1_RESOURCES( stats_group_pct OUT NUMBER, seg_group_pct OUT NUMBER, tune_group_pct OUT NUMBER, health_group_pct OUT NUMBER);
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注意: このサブプログラムの使用は推奨されておらず、Oracle Database 12cでは動作しなくなります。 |
このプロシージャは、タスクの優先順位を手動で上書きする場合に使用します。これは、クライアント、操作または個別のタスクのレベルで行うことができます。この優先順位の割当ては、指定したクライアントがアクティブな次のメンテナンス・ウィンドウ時に有効になります。具体的には、priorityをURGENTに設定すると、メンテナンス・ウィンドウの開始時に優先順位の高いジョブが生成されます。priorityをCLEARに設定すると、その上書きが削除されます。
構文
クライアントの優先順位を上書きします。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.OVERRIDE_PRIORITY ( client_name IN VARCHAR2, priority IN VARCHAR2);
操作の優先順位を上書きします。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.OVERRIDE_PRIORITY ( client_name IN VARCHAR2, operation IN VARCHAR2, priority IN VARCHAR2);
タスクの優先順位を上書きします。
DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.OVERRIDE_PRIORITY ( client_name IN VARCHAR2, operation IN VARCHAR2, task_target_type IN VARCHAR2, task_target_name IN VARCHAR2, priority IN VARCHAR2);