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Oracle® Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71281-05
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190 DBMS_XEVENT

DBMS_XEVENTパッケージは、イベント関連のタイプおよびサポートするサブプログラムを提供します。


関連項目:

Oracle XML DBリポジトリ・イベントの詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。

この章では、次の項目について説明します。

DBMS_XEVENTの使用方法

セキュリティ・モデル

DBMS_XEVENTパッケージは、XDBが所有しているため、SYSまたはXDBによって作成される必要があります。EXECUTE権限は、PUBLICに付与されます。このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。

定数

DBMS_XEVENTパッケージでは、表190-1に示す定数が使用されます。

表190-1 DBMS_XEVENTの定数

名前 タイプ 説明

RENDER_EVENT

PLS_INTEGER

1


PRE_CREATE_EVENT

PLS_INTEGER

2


POST_CREATE_EVENT

PLS_INTEGER

3


PRE_DELETE_EVENT

PLS_INTEGER

4


POST_DELETE_EVENT

PLS_INTEGER

5


PRE_UPDATE_EVENT

PLS_INTEGER

6


POST_UPDATE_EVENT

PLS_INTEGER

7


PRE_LOCK_EVENT

PLS_INTEGER

8


POST_LOCK_EVENT

PLS_INTEGER

9


PRE_UNLOCK_EVENT

PLS_INTEGER

10


POST_UNLOCK_EVENT

PLS_INTEGER

11


PRE_LINKIN_EVENT

PLS_INTEGER

12


POST_LINKIN_EVENT

PLS_INTEGER

13


PRE_LINKTO_EVENT

PLS_INTEGER

14


POST_LINKTO_EVENT

PLS_INTEGER

15


PRE_UNLINKIN_EVENT

PLS_INTEGER

16


POST_UNLINKIN_EVENT

PLS_INTEGER

17


PRE_UNLINKFROM_EVENT

PLS_INTEGER

18


POST_UNLINKFROM_EVENT

PLS_INTEGER

19


PRE_CHECKIN_EVENT

PLS_INTEGER

20


POST_CHECKIN_EVENT

PLS_INTEGER

21


PRE_CHECKOUT_EVENT

PLS_INTEGER

22


POST_CHECKOUT_EVENT

PLS_INTEGER

23


PRE_UNCHECKOUT_EVENT

PLS_INTEGER

24


POST_UNCHECKOUT_EVENT

PLS_INTEGER

25


PRE_VERSIONCONTROL_EVENT

PLS_INTEGER

26


POST_VERSIONCONTROL_EVENT

PLS_INTEGER

27


PRE_OPEN_EVENT

PLS_INTEGER

28


POST_OPEN_EVENT

PLS_INTEGER

29


PRE_INCONSISTENT_UPDATE_EVENT

PLS_INTEGER

30


POST_INCONSISTENT_UPDATE_EVENT

PLS_INTEGER

21


POST_CHECKIN_EVENT

PLS_INTEGER

21



サブプログラム・グループ

XDBEventタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBEventタイプと一緒に使用するインタフェースを提供しています。

表190-2 XDBEventのサブプログラム

サブプログラム 説明

GETCURRENTUSERファンクション


イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。

GETEVENTファンクション


トリガーするイベントを識別する値を戻します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBRepositoryEventタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。

表190-3 XDBRepositoryEventのサブプログラム

サブプログラム 説明

GETAPPLICATIONDATAファンクション


起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された<applicationData>要素を戻します。

GETHANDLERLISTファンクション


現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストを含むXDBHandlerListオブジェクトを戻します。

GETINTERFACEファンクション


イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。

GETLINKファンクション


ターゲット・リソースのXDBLinkオブジェクトを戻します。

GETLOCKファンクション


現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻します。

GETOLDRESOURCEファンクション


操作が実行される前の元のXDBResourceオブジェクトを戻します。

GETOPENACCESSMODEファンクション


オープン操作のアクセス・モードを戻します。

GETOPENDENYMODEファンクション


オープン操作の拒否モードを戻します。

GETOUTPUTSTREAMファンクション


表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。

GETPARAMETERファンクション


要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。

GETPARENTファンクション


ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。

GETPATHファンクション


イベントが起動されたリソースのパスを表すXDBPathオブジェクトを戻します。

GETRESOURCEファンクション


ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供するXDBResourceオブジェクトを戻します。

GETUPDATEBYTECOUNTファンクション


現在の操作がバイト範囲書込みの場合、バイト数を戻します。

GETUPDATEBYTEOFFSETファンクション


現在の操作がバイト範囲書込みの場合、ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。

GETXDBEVENTファンクション


XDBRepositoryEventオブジェクトをXDBEventタイプに変換します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。

SETRENDERPATHプロシージャ


表示された内容を含むリソースのパスを指定します。

SETRENDERSTREAMプロシージャ


表示される内容を読み取ることができるBLOBを設定します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

XDBHandlerListタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBHandlerListタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。

表190-4 XDBHandlerListのサブプログラム

サブプログラム 説明

CLEARプロシージャ


ハンドラ・リストをクリアします。

GETFIRSTファンクション


リスト内の最初のハンドラを戻します。

GETNAMEファンクション


リスト内の次のハンドラを戻します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。

REMOVEプロシージャ


指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

XDBHandlerタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBHandlerタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。

表190-5 XDBHandlerタイプのサブプログラム

サブプログラム 説明

GETLANGUAGEファンクション


ハンドラの実装言語を戻します。

GETSCHEMAファンクション


ハンドラのソースのスキーマを戻します。

GETSOURCEファンクション


ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

XDBPathタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBPathタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。

表190-6 XDBPathタイプのサブプログラム

サブプログラム 説明

GETNAMEファンクション


パスの文字列表現を戻します。

GETPARENTPATHファンクション


親のパスを戻します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

XDBLinkタイプのサブプログラム

このサブプログラム・グループでは、XDBLinkタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。

表190-7 XDBLinkタイプのサブプログラム

サブプログラム 説明

GETCHILDOIDファンクション


リンクが指しているリソースのOIDを戻します。

GETPARENTNAMEファンクション


リンクの親フォルダの名前を戻します。

GETPARENTOIDファンクション


リンクの親フォルダのOIDを戻します。

ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。


このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。

DBMS_XEVENTサブプログラムの要約

表190-8 DBMS_XEVENTパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明 グループ

CLEARプロシージャ


ハンドラ・リストをクリアします。

XDBHandlerListタイプのサブプログラム


GETAPPLICATIONDATAファンクション


起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された<applicationData>要素を戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETCHILDOIDファンクション


リンクが指しているリソースのOIDを戻します。

XDBLinkタイプのサブプログラム


GETCURRENTUSERファンクション


イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。

XDBEventタイプのサブプログラム


GETEVENTファンクション


トリガーするイベントを識別する値を戻します。

XDBEventタイプのサブプログラム


GETFIRSTファンクション


リスト内の最初のハンドラを戻します。

XDBHandlerListタイプのサブプログラム


GETHANDLERLISTファンクション


現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストを含むXDBHandlerListオブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETINTERFACEファンクション


イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETLANGUAGEファンクション


ハンドラの実装言語を戻します。

XDBHandlerタイプのサブプログラム


GETLINKファンクション


ターゲット・リソースのXDBLinkオブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETLOCKファンクション


現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETNAMEファンクション


パスの文字列表現を戻します。

XDBPathタイプのサブプログラム


GETNAMEファンクション


リスト内の次のハンドラを戻します。

XDBHandlerListタイプのサブプログラム


GETOLDRESOURCEファンクション


操作が実行される前の元のXDBResourceオブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETOPENACCESSMODEファンクション


オープン操作のアクセス・モードを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETOPENDENYMODEファンクション


オープン操作の拒否モードを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETOUTPUTSTREAMファンクション


表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETPARAMETERファンクション


要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETPARENTファンクション


ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETPARENTNAMEファンクション


リンクの親フォルダの名前を戻します。

XDBLinkタイプのサブプログラム


GETPARENTOIDファンクション


リンクの親フォルダのOIDを戻します。

XDBLinkタイプのサブプログラム


GETPARENTNAMEファンクション


親のパスを戻します。

XDBPathタイプのサブプログラム


GETPATHファンクション


イベントが起動されたリソースのパスを表すXDBPathオブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETRESOURCEファンクション


ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供するXDBResourceオブジェクトを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETSCHEMAファンクション


ハンドラのソースのスキーマを戻します。

XDBHandlerタイプのサブプログラム


GETSOURCEファンクション


ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。

XDBHandlerタイプのサブプログラム


GETUPDATEBYTECOUNTファンクション


現在の操作がバイト範囲書込みの場合、バイト数を戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETUPDATEBYTEOFFSETファンクション


現在の操作がバイト範囲書込みの場合、ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


GETXDBEVENTファンクション


XDBRepositoryEventオブジェクトをXDBEventタイプに変換します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


ISNULLファンクション


入力した引数がNULLの場合にTRUEを戻します。

XDBEventタイプのサブプログラム

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム

XDBHandlerListタイプのサブプログラム

XDBHandlerタイプのサブプログラム

XDBPathタイプのサブプログラム


REMOVEプロシージャ


指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。

XDBHandlerListタイプのサブプログラム


SETRENDERPATHプロシージャ


表示された内容を含むリソースのパスを指定します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム


SETRENDERSTREAMプロシージャ


表示される内容を読み取ることができるBLOBを設定します。

XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム



CLEARプロシージャ

このプロシージャは、ハンドラ・リストをクリアします。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.CLEAR (
    hl       IN OUT   XDBHandlerList);

パラメータ

表190-9 CLEARプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

hl

ハンドラのリスト。


GETAPPLICATIONDATAファンクション

このファンクションは、起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された<applicationData>要素を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETAPPLICATIONDATA (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XMLType;

パラメータ

表190-10 GETAPPLICATIONDATAファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETCHILDOIDファンクション

このファンクションは、リンクが指しているリソースのOIDを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETCHILDOID (
    link   IN   XDBLink) 
  RETURN RAW;

パラメータ

表190-11 GETCHILDOIDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

link

リンク。


GETCURRENTUSERファンクション

このファンクションは、イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETCURRENTUSER (
    ev   IN   XDBEvent) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-12 GETCURRENTUSERファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBEventタイプのイベント。


GETEVENTファンクション

このファンクションは、イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETEVENT (
    ev   IN   XDBEvent) 
  RETURN XDBEventID;

パラメータ

表190-13 GETEVENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBEventタイプのイベント。


GETFIRSTファンクション

このファンクションは、リスト内の最初のハンドラを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETFIRST (
    hl   IN   XDBHandlerList) 
  RETURN XDBHandler;

パラメータ

表190-14 GETFIRSTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

hl

ハンドラのリスト。


GETHANDLERLISTファンクション

このファンクションは、現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストが含まれているXDBHandlerListオブジェクトを戻します。その後、現在のハンドラはセキュリティ・チェックに従い、必要に応じて後続の一部のハンドラを除外できます。リスト内のハンドラに関連するリソース構成のいずれかに対して必要なアクセス権限が実行ユーザーにない場合、不十分な権限例外が発生します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETHANDLERLIST (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBHandlerList;

パラメータ

表190-15 GETHANDLERLISTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETINTERFACEファンクション

このファンクションは、イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。これは、HTTP、FTPまたはSQLです。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETINTERFACE (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-16 GETINTERFACEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETLANGUAGEファンクション

このファンクションは、ハンドラの実装言語を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETLANGUAGE (
    handler   IN   XDBHandler) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-17 GETLANGUAGEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

handler

ハンドラ。


GETLINKファンクション

このファンクションは、ターゲット・リソースのXDBLinkオブジェクトを戻します。リンク*またはリンク解除*イベントの場合、これは操作に関連するリンクとなります。その他のイベントの場合は、エラーが戻されます。このオブジェクトを使用して、ハンドラは、ParentNameParentOIDChildOIDLinkNameなどのリンク・プロパティにアクセスできます。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETLINK (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBLink;

パラメータ

表190-18 GETLINKファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETLINKNAMEファンクション

このファンクションは、リンクの名前を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETLINKNAME (
    link   IN   XDBLink) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-19 GETLINKNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

link

リンク。


GETLOCKファンクション

このファンクションは、現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻し、ロック・イベントおよびロック解除イベントに対してのみ有効となります。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETLOCK  (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBLock;

パラメータ

表190-20 GETLOCKファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETLANGUAGEファンクション

このファンクションは、ハンドラの実装言語を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETLANGUAGE (
    handler   IN   XDBHandler) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-21 GETLANGUAGEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

handler

ハンドラ。


GETNAMEファンクション

このファンクションは、パスの文字列表現を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBPathタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETNAME (
    path   IN   XDBPath) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-22 GETNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

path

パス。


GETNEXTファンクション

このファンクションは、リスト内の次のハンドラを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETNEXT (
    hl   IN   XDBHandlerList) 
  RETURN XDBHandler;

パラメータ

表190-23 GETNEXTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

hl

ハンドラのリスト。


GETOLDRESOURCEファンクション

このファンクションは、操作が実行される前の元のXDBResourceオブジェクトを戻します。このメソッドは、更新イベントのみに適用されます。その他のイベントの場合は、エラーが戻されます。これは読取り専用オブジェクトであるため、このオブジェクトに対してはいずれの修飾子メソッドも機能しません。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETOLDRESOURCE (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBResource;

パラメータ

表190-24 GETOLDRESOURCEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETOPENACCESSMODEファンクション

このファンクションは、オープン操作のアクセス・モードを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETOPENACCESSMODE (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN PLS_INTEGER;

パラメータ

表190-25 GETOPENACCESSMODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


戻り値

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_ACCESS_READ(値1)

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_ACCESS_WRITE(値2)

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_ACCESS_READ_WRITE(値3)

GETOPENDENYMODEファンクション

このファンクションは、オープン操作の拒否モードを戻します。このファンクションは、オープン・イベントに対してのみ有効です。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETOPENDENYMODE (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN PLS_INTEGER;

パラメータ

表190-26 GETOPENDENYMODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


戻り値

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_DENY_NONE(値0)

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_DENY_READ(値1)

  • XDBRepositoryEvent.OPEN_DENY_READ_WRITE(値2)

GETOUTPUTSTREAMファンクション

このファンクションは、表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。このファンクションは、表示イベントに対してのみ有効です。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETOUTPUTSTREAM (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN BLOB;

パラメータ

表190-27 GETOUTPUTSTREAMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETPARAMETERファンクション

このファンクションは、要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。keyパラメータの定義は、RFC 2616(HTTP/1.1)にあります。この定義は、同等のSQLセッションのパラメータ(ある場合)にマップされます。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPARAMETER (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent,
    key  IN   VARCHAR2) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-28 GETPARAMETERファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。

key

次のパラメータがサポートされています。

  • ACCEPT

  • ACCEPT-LANGUAGE

  • ACCEPT-CHARSET

  • ACCEPT_ENCODING


GETPARENTファンクション

このファンクションは、ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。このリソース・オブジェクトは、ターゲット・リソースへのリンクが含まれている任意のフォルダである可能性があることに注意してください。これは読取り専用オブジェクトであるため、このオブジェクトに対してはいずれの修飾子メソッドも機能しません。リンク*またはリンク解除*イベントでは、このメソッドはリンクの親フォルダを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPARENT (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBResource;

パラメータ

表190-29 GETPARENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETPARENTNAMEファンクション

このファンクションは、リンクの親フォルダの名前を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPARENTNAME (
    link   IN   XDBLink) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-30 GETPARENTNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

link

リンク。


GETPARENTOIDファンクション

このファンクションは、リンクの親フォルダのOIDを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPARENTOID (
    link   IN   XDBLink) 
  RETURN RAW;

パラメータ

表190-31 GETPARENTOIDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

link

リンク。


GETPARENTPATHファンクション

このファンクションは、親のパスを戻します。レベルは、階層までのレベルの数を示します。この値は0(ゼロ)より大きい必要があります。レベル1は直接の親を示します。レベルがツリーの高さを超える場合、NULLが戻されます。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBPathタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPARENTPATH (
    path   IN   XDBPath,
   level   IN   INTEGER) 
  RETURN XDBPath;

パラメータ

表190-32 GETPARENTPATHファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

path

パス。

level

階層までのレベルの数。


GETPATHファンクション

このファンクションは、イベントが起動されたリソースのパスを表すXDBPathオブジェクトを戻します。このオブジェクトから、異なるパス・セグメントの取得にファンクションが使用されます。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETPATH (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBPath;

パラメータ

表190-33 GETPATHファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETRESOURCEファンクション

このファンクションは、ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供するXDBResourceオブジェクトを戻します。このオブジェクトは、以前のハンドラがリソースに対して行ったすべての変更を反映します。

修飾子メソッドは、事前作成イベント・ハンドラおよび事前更新イベント・ハンドラでのみ機能します。リンク*またはリンク解除*イベントでは、このメソッドはリンクが指すリソースを戻します。作成イベントでは、このメソッドは作成するリソースを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETRESOURCE (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBResource;

パラメータ

表190-34 GETRESOURCEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETSCHEMAファンクション

このファンクションは、ハンドラのソースのスキーマを戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETSCHEMA (
    handler   IN   XDBHandler) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-35 GETSCHEMAファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

handler

ハンドラ。


GETSOURCEファンクション

このファンクションは、ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETSOURCE (
    handler   IN   XDBHandler) 
  RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表190-36 GETSOURCEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

handler

ハンドラ。


GETUPDATEBYTECOUNTファンクション

現在の操作がバイト範囲書込みの場合、このファンクションはバイト数を戻します。これは整合性がない更新イベントに対してのみ有効です。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETUPDATEBYTECOUNT (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN NUMBER;

パラメータ

表190-37 GETUPDATEBYTECOUNTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETUPDATEBYTEOFFSETファンクション

現在の操作がバイト範囲書込みの場合、ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。これは整合性がない更新イベントに対してのみ有効です。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETUPDATEBYTEOFFSET (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN NUMBER;

パラメータ

表190-38 GETUPDATEBYTEOFFSETファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


GETXDBEVENTファンクション

このファンクションは、XDBRepositoryEventオブジェクトをXDBEventタイプに変換します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.GETXDBETEVENT (
    ev   IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN XDBEvent;

パラメータ

表190-39 GETXDBEVENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventタイプのイベント。


ISNULLファンクション

このファンクションは、入力した引数がNULLの場合、TRUEを戻します。


関連項目:


構文

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    ev         IN   XDBEvent) 
  RETURN BOOLEAN;

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    ev         IN   XDBRepositoryEvent) 
  RETURN BOOLEAN;

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    hl         IN   XDBHandlerList) 
  RETURN BOOLEAN;

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    handler    IN   XDBHandler) 
  RETURN BOOLEAN;
  RETURN BOOLEAN;

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    path       IN   XDBPath) 
  RETURN BOOLEAN;

DBMS_XEVENT.ISNULL (
    link       IN   XDBLink) 
  RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表190-40 ISNULLファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ev

指定したタイプのイベント。

hl

ハンドラのリスト。

handler

ハンドラ。

path

パス。


REMOVEプロシージャ

このプロシージャは、指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。


関連項目:

このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XEVENT.REMOVE (
    hl       IN OUT   XDBHandlerList, 
    handler  IN       XDBHandler);

パラメータ

表190-41 REMOVEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

hl

ハンドラのリスト。

handler

ハンドラ。


SETRENDERPATHプロシージャ

このプロシージャは、表示された内容を含むリソースのパスを指定します。GETOUTPUTSTREAMファンクションによって戻されたストリームが書き込まれた後、またはSETRENDERSTREAMプロシージャがコールされた後に、このプロシージャをコールするとエラーが発生するので、これは行わないでください。これは表示イベントに対してのみ有効です。

構文

DBMS_XEVENT.SETRENDERPATH (
    ev     IN   XDBRepositoryEvent, 
    path   IN   VARCHAR2);

パラメータ

表190-42 SETRENDERPATHプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBリポジトリ・イベントのオブジェクト。

path

表示された内容を含むリソースのパス。


SETRENDERSTREAMプロシージャ

このプロシージャは、表示される内容を読み取ることができるBLOBを設定します。GETOUTPUTSTREAMによって戻されたストリームが書き込まれた後、またはSETRENDERPATHがコールされた後に、このプロシージャをコールするとエラーが発生するので、これは行わないでください。これは表示イベントに対してのみ有効です。

構文

DBMS_XEVENT.SETRENDERSTREAM (
    ev    IN   XDBRepositoryEvent, 
    istr  IN   BLOB);

パラメータ

表190-43 SETRENDERSTREAMプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

ev

XDBRepositoryEventのオブジェクト。

istr

表示された内容を取得する入力ストリーム。