Oracle Textでは、CREATE
INDEX
を使用したパラレル索引付けがサポートされています。
非パーティション表にパラレル索引付け文を入力すると、元表が一時パーティションに分割され、子プロセスが起動し、パーティションに子が割り当てられます。その後、子ごとに、それぞれのパーティションの行が索引付けされます。元表をパーティションに分割する方法はOracleによって判断され、ユーザーが直接制御することはありません。また、実際に起動される子プロセス数もOracleによって判断され、マシンの性能、システム負荷、init.ora
設定およびその他の要因に依存します。これらの変数により、実際の並列度は、要求された並列度に一致しない可能性があります。
索引付けはI/O集中型の操作であるため、分散ディスク・アクセスと複数CPUを使用する場合は、パラレル索引付けが索引付けに要する時間を短縮するための最も効果的な操作となります。パラレル索引付けは、CREATE
INDEX
を使用した初期索引のパフォーマンスにのみ影響します。ALTER
INDEX
を使用したDMLのパフォーマンスには影響せず、問合せパフォーマンスにもほとんど影響しません。
パラレル索引付けは、初期の索引付け時間を短縮するため、次の状況で役立ちます。