ストップワードは、索引付け対象外のワードです。ストップワードは、通常、英語のthisやthatのような下位レベルの情報を提供するワードを指します。
システムには、すべての言語に対してストップリストというストップワードのリストが用意されています。デフォルトでは、索引付け時に使用言語に対して、Oracle Textのデフォルトのストップリストが使用されます。
デフォルトのストップリストCTXSYS.DEFAULT_STOPLIST
を編集するか、次のPL/SQLプロシージャを使用して独自のリストを作成できます。
CTX_DDL.CREATE_STOPLIST
CTX_DDL.ADD_STOPWORD
CTX_DDL.REMOVE_STOPWORD
CREATE INDEX
のPARAMETERS句に、カスタムのストップリストを指定します。
また、索引を作成した後で、ALTER INDEX
文でストップワードを動的に追加することもできます。
独自のストップワードの定義に加えて、ストップテーマ(索引付け対象外のテーマ)も定義できます。この機能が使用できるのは、英語およびフランス語のみです。
数値が索引付け対象外であることも指定できます。索引付け対象外の数値のような英数字のクラスは、ストップクラスと呼ばれます。
独自のストップワード、ストップテーマおよびストップクラスを記録するには、それらを追加するためのストップリストを1つ作成します。そのストップリストをCREATE INDEXのPARAMETERS
句で指定します。