セクション検索を使用可能にするには、セクション・グループを定義します。システム定義のセクション・グループのいずれかを使用して、セクション・グループのインスタンスを作成します。ドキュメント・コレクションに適したセクション・グループを選択します。
セクション・グループを使用して、所有しているドキュメント・セットのタイプを指定し、タグ構造を明示的に示します。たとえば、HTMLタグ付きのドキュメントを索引付けするには、HTML_SECTION_GROUP
を使用します。同様に、XMLタグ付きのドキュメントを索引付けするには、XML_SECTION_GROUP
を使用します。
表8-1は、使用可能な各種のセクション・グループを示しています。
表8-1 セクション・グループのタイプ
セクション・グループ・プリファレンス | 説明 |
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これはデフォルトです。どのセクションも定義しないか、または |
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このグループ・タイプを使用して、開始および終了タグが 注意: このグループ・タイプでは、対になっていないカッコ、コメント・タグおよび属性などの入力はサポートされません。これらを入力するには、 |
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このグループ・タイプを使用して、HTMLドキュメントを索引付けし、HTMLドキュメントのセクションを定義します。 |
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このグループ・タイプを使用して、XMLドキュメントを索引付けし、XMLドキュメントのセクションを定義します。 |
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このグループ・タイプを使用して、XMLドキュメントの開始タグ/終了タグに対して自動的にゾーン・セクションを作成します。XMLタグから導出されるセクション名は、XML内と同様に大/小文字が区別されます。 属性セクションは、属性を持つXMLタグに対して自動的に作成されます。属性セクションは、tag@attributeという形式でネーミングされます。 停止セクション、空のタグ、処理命令およびコメントは、索引付けされません。 自動セクション・グループには次の制限事項が適用されます。
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このグループ・タイプを使用して、XMLドキュメントを索引付けします。このタイプは、 相違点は、このセクション・グループを使用すると、 |
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このグループ・タイプを使用して、RFC 1036に従ったニュース・グループ形式のドキュメントのセクションを定義します。 |
注意:
HTML
、XML
、AUTO
およびPATH
セクショナに送られるドキュメントは、\s*<
で始まる必要があります(\s*
は0文字以上の空白文字を表します)。それ以外のドキュメントはプレーンテキスト・ドキュメントとして処理され、いずれのセクションも認識されません。
CTX_DDL
パッケージを使用してセクション・グループを作成し、セクション・グループの構成要素としてセクションを定義します。たとえば、HTMLドキュメントを索引付けするには、HTML_SECTION_GROUP
を使用してセクション・グループを作成します。
begin ctx_ddl.create_section_group('htmgroup', 'HTML_SECTION_GROUP'); end;