crsctl start resource
およびcrsctl stop resource
コマンドを使用して、リソースを起動および停止します。Oracle Clusterwareの外部でリソースを手動で起動または停止すると、リソースのステータスを無効にできます。また、Oracle Clusterwareによって、手動で停止操作を実行したリソースの再起動が試行される場合もあります。
Oracle Clusterwareに登録されているアプリケーション・リソースを起動するには、crsctl start resource
コマンドを使用します。次に例を示します。
$ crsctl start resource myApache
関連項目:
CRSCTLコマンド出力の使用方法の詳細と例は、「Oracle Clusterware制御(CRSCTL)ユーティリティ・リファレンス」を参照してください。
このコマンドは、アクション・プログラムがコールされるたびにそのアクション・プログラムから成功または失敗の通知を受け取るために待機します。Oracle Clusterwareでは、障害しきい値を超えたために停止したアプリケーション・リソースを起動できます。起動する前に、crsctl add resource
を使用してリソースを登録する必要があります。
crsctl start resource
コマンドをリソースで実行すると、リソースのTARGET
値がONLINE
に設定されます。Oracle Clusterwareは、start
アクションを指定してアクション・プログラムを実行し、TARGET
と一致するように状態の変更を試行します。
クラスタ・サーバーでリソースを起動中にそのサーバーで障害が発生した場合、crsctl status resource
コマンドを使用して、クラスタ上のリソースの状態をチェックします。