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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl start crs

ローカル・サーバーでOracle高可用性サービスを起動するには、crsctl start crsコマンドを使用します。

構文

crsctl start crs [-excl [-nocrs] [-cssonly]] | [-wait | -waithas | -nowait] | [-noautostart]

パラメータ

表E-61 crsctl start crsコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-excl

次の2つのオプションを使用してOracle Clusterwareを排他モードで起動します。

  • CRSDを起動せずに排他モードでOracle Clusterwareを起動するには、-nocrsパラメータを指定します。

  • CSSDのみを起動するには-cssonlyパラメータを指定します。

-wait | -waithas | -nowait

次のいずれかを選択します。

  • 起動が完了するまで待機し、すべての進捗状況およびステータス・メッセージを表示するには、-waitを指定します。

  • 起動が完了するまで待機し、OHASDの進捗状況およびステータス・メッセージを表示するには-waithasを指定します。

  • OHASDの起動を待機しない場合は、-nowaitを指定します。

-noautostart

OHASDのみを起動します。

使用上の注意

  • このコマンドは、rootで実行する必要があります

  • このコマンドによって起動されるのは、ローカル・サーバーのOracle高可用性サービスのみです。

ローカル・サーバーのOracle高可用性サービスを起動するには、rootとして次のコマンドを実行します。

# crsctl start crs