クラスタ全体にOracle ASMインスタンスに関するレコードを追加します。このコマンドはOracle Grid Infrastructureホームから1回だけ実行される必要があります。
注意:
説明されているこのコマンドとパラメータは、Oracle Clusterwareでのみ使用できます。
Oracle Database 12cインストールでOracle ASMを管理するには、クラスタのOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)にあるSRVCTLバイナリを使用します。Oracle RACまたはOracle Databaseがすでにインストールされている場合、データベース・ホームでSRVCTLバイナリを使用してOracle ASMを管理することはできません。
関連項目:
Oracle Restartで使用できるその他のコマンド・パラメータは、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
srvctl add asm
コマンドは、次の構文で使用します。
srvctl add asm [-listener listener_name] [-pwfile password_file_path [-remote [-count {number_of_instances | ALL}] | -proxy]
表F-24 srvctl add asmのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-listener listener_name
|
リスナーの名前を入力します。このパラメータを指定しない場合、リスナー名はデフォルトで |
-pwfile password_file_path
|
Oracle ASMのパスワード・ファイルの場所へのフルパスを入力します。 |
-remote [-count {number_of_instances |ALL}] | -proxy] |
Oracle ASMインスタンスがOracle Flex ASMインスタンスとして構成されていることを示します。必要に応じて、作成するOracle ASMインスタンスの数を指定したり、すべてのノードにOracle ASMインスタンスを作成するよう指定できます。さらに、 |