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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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tfactl print

tfactl printコマンドを使用して、Berkeleyデータベースから情報を表示します。

構文

tfactl print [status | config | directories | hosts | actions | repository | cookie

パラメータ

表J-12 tfactl printコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
status

クラスタ内のすべてのノードにわたってTFAの状態を表示します。また、TFAのバージョンおよび実行中のポートも表示します。

config

現在のTFA構成設定を表示します。

directories

TFAがトレース・ファイルまたはログ・ファイル・データをスキャンするすべてのディレクトリを表示し、データベース、Oracle ASMおよびインスタンスに割り当てられているトレース・ディレクトリの場所を表示します。

hosts

TFAクラスタの一部で、クラスタ全体のコマンドを受信できるホストを表示します。

actions

TFAに送信される、診断の収集などのすべてのアクションを表示します。デフォルトでは、tfactl print actionsは、最近1時間に実行中または完了したアクションのみを表示します。

repository

リポジトリ・ディレクトリの現在の場所および使用済領域の量を表示します。最初、リポジトリ・ディレクトリの最大サイズは、10GBまたは使用可能なファイルシステム領域の50%のいずれか小さい方になります。最大サイズを超えた場合またはファイルシステム領域が1GB以下になった場合、TFAは操作を一時停止し、リポジトリがクローズされます。tfactl purgeコマンドを使用して、リポジトリからコレクションを消去します。

cookie

tfactl setコマンドで使用する識別コードを生成および表示します。

tfactl print configコマンドでは次のような出力が戻されます。

Configuration parameter                                Value
------------------------------------------------------------
TFA Version                                          2.5.1.5
Automatic diagnostic collection                          OFF
Trimming of files during diagcollection                   ON
Repository current size (MB) in node1                    526
Repository maximum size (MB) in node1                  10240
Trace Level                                                1

前述の出力例では、次のとおりです。