OCRCHECKユーティリティを実行すると、構成したOCRのブロック形式のバージョン、使用可能な領域の合計、使用済の領域、OCRのIDおよび場所が表示されます。OCRCHECKでは、構成したすべてのOCRにあるすべてのブロックに対して、ブロック単位のchecksum
操作が実行されます。各ファイルごとのステータスと、OCR全体の整合性チェックの結果も返されます。
注意:
Oracleでは、最低でもOracleクラスタ・レディ・サービス・スタックがクラスタ内のすべてのノードでOFFLINEの場合、ocrcheck
の使用がサポートされています。これは、スタックがONLINEの場合でもコマンドは実行されますが、OCRの更新が進行中のときにチェックが実行されると、OCRは破損していると誤って示されることがあるためです。
関連項目:
Oracleクラスタ・レディ・サービス・スタックの詳細は、「Oracle Clusterware技術スタック」を参照してください。