この項に示すコマンドは、Oracle高可用性サービスを制御します。これらのコマンドは、Oracle高可用性サービス・デーモン(ohasd
)、Oracle ASM(インストールされている場合)およびクラスタ同期サービス(Oracle ASMがインストールされている場合)で構成される、Oracle Restart環境のOracle高可用性サービス・スタックを管理します。これらのコマンドは、コマンドを実行するローカル・サーバーにのみ影響します。
注意:
Oracleでは、Oracle Restart環境でのcrs_*
コマンドの使用はサポートされていません。
クラスタ内の各サーバーの状態は、次の2つのいずれかです。
スタック全体が起動している状態。Oracle高可用性サービスがアクティブであることを意味します。
スタック全体が停止している状態。Oracle高可用性サービスが非アクティブであることを意味します。