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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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リソース権限の変更

Oracle Clusterwareでは、リソースを追加したユーザーの権限に基づいてリソースが管理されます。最初にリソースを追加したユーザーがリソースを所有し、リソースはリソースの所有者として実行されます。特定のリソースはrootとして管理する必要があります。root以外のユーザーが、rootとして実行する必要があるリソースを追加する場合は、次のように、rootがリソースを管理するように権限をrootとして変更する必要があります。

  1. rootとして次のコマンドを実行して、指定したリソースの権限をrootに変更します。
    # crsctl setperm resource resource_name –o root
    
  2. Oracle ClusterwareをインストールしたユーザーとしてOracle Databaseインストール所有者(次の例ではoracle)を有効にして、次のスクリプトを実行します。
    $ crsctl setperm resource resource_name –u user:oracle:r-x
    
  3. リソースを起動するには、次のスクリプトを実行します。
    $ crsctl start resource resource_name