cluvfy
コマンドには、入力されたコマンドライン引数に基づいて使用方法を表示する状況依存ヘルプがあります。たとえば、cluvfy
と入力すると、ステージおよびコンポーネントの構文について説明する、一般的な使用方法を示す高水準のテキストがCVUにより表示されます。状況依存ヘルプのコマンドのリストを次に示します。
cluvfy -help
: CVUは、CVUコマンドの詳細情報を表示します。
cluvfy -version
: CVUは、Oracle Clusterwareのバージョンを表示します。
cluvfy comp -list
: CVUは、チェック可能なコンポーネントのリストと、ユーティリティが各コンポーネントをチェックする方法についての簡単な説明を表示します。
cluvfy comp -help
: CVUは、それぞれの有効なコンポーネントをチェックするための詳細な構文を表示します。
cluvfy stage -list
: CVUは、有効なステージのリストを表示します。
cluvfy stage -help
: CVUは、それぞれの有効なステージをチェックするための詳細な構文を表示します。
また、任意のCVUコマンドに-help
オプションを使用することもできます。たとえば、cluvfy stage -pre nodeadd -help
を実行すると、この特定のコマンドに関する詳細情報が戻されます。
無効なCVUコマンドを入力すると、CVUによって、そのコマンドの正しい使用方法が表示されます。たとえば、cluvfy stage -pre dbinst
と入力すると、dbinst
ステージの事前チェック・コマンドの正しい構文がCVUにより表示されます。CVUコマンドの詳細を表示するには、cluvfy -help
と入力します。