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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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cluvfy comp nodecon

ノード・リストに指定されたノード間の接続性をチェックするには、cluvfy comp nodeconコンポーネント検証コマンドを使用します。インタフェース・リストを指定した場合、CVUは、指定したインタフェースのみを使用して接続性をチェックします。

構文

cluvfy comp nodecon [-n node_list] [-networks network_list] [-verbose]

パラメータ

表A-15 cluvfy comp nodeconコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
-n node_list

検証を行う非ドメイン修飾ノード名のカンマ区切りリストです。

-networks network_list

検証を実行するネットワークのスラッシュ(/)区切りリスト。

-i interface_list

インタフェース名のカンマ区切りリストです。このオプションを指定しない場合、CVUは、使用可能なインタフェースを検出し、いずれかのインタフェースを使用して接続性をチェックします。

-verbose

CVUは詳細な出力を表示します。

使用上の注意

  • このコマンドを冗長モードで実行して、インタフェース、IPアドレスおよびサブネット間のマッピングを識別できます。

  • このコマンドは、Solarisプラットフォームでは、非推奨とマークされているIPアドレスのテストを省略します。

  • CVUを使用して次の操作を実行するには、-networksオプションを指定せず、-nallを設定してnodeconコマンドを使用します。

    • クラスタ・ノード上で使用可能なすべてのネットワーク・インタフェースの検出

    • インタフェースの対応するIPアドレスおよびサブネットの確認

    • VIPとしての使用に適したインタフェースのリストおよびプライベート・インターコネクトのインタフェースのリストの取得

    • これらのインタフェースを介したすべてのノード間の接続性の検証

例1: 特定のネットワーク・インタフェースを介したノード間の接続性の検証

次のコマンドを実行すると、インタフェースeth0を介してnode1およびnode3のノード間の接続性を検証できます。

cluvfy comp nodecon -n node1/node3 –networks eth0 -verbose

例2: 使用可能なすべてのネットワーク・インタフェースの検出およびそれらのネットワーク・インタフェースを介したノード間の接続性の検証

クラスタ・ノード上で使用可能なすべてのネットワーク・インタフェースを検出するには、次のコマンドを使用します。これで、CVUによって、インタフェースの対応するIPアドレスおよびサブネットが確認されます。次に、この情報を使用して、VIPとしての使用に適したインタフェースのリストおよびプライベート・インターコネクトのインタフェースのリストがCVUにより取得されます。最後に、これらのインタフェースを介したクラスタ内のすべてのノード間の接続性がCVUにより検証されます。

cluvfy comp nodecon -n all -verbose